目次
- 実はブラック校則が増えている?
- ブラック校則とは
- 論理的ではない理由によって作られた校則
- 大人や学校の思い込みによって作られた校則
- 生徒の身体や心理を否定する校則
- ブラック校則一覧
- ポニーテール禁止
- 女子生徒は通学カバンに最低1つぬいぐるみを付ける
- 髪型を登録し卒業時まで変えてはいけない
- 異性と会話する際は会話用紙を提出し許可をもらう
- 下着の色検査・没収
- 日焼け止めやリップクリームの禁止
- 体操服の内側に下着の着用禁止
- 私服でも赤い物を着てはいけない
- ブランド物を持ってはいけない
- ブラック校則が生まれる原因【親のクレーム編】
- 自身の子が見劣りするため髪型や下着を校則で統一させろ
- 子供に日焼け止め等を与えたくないため校則で禁止しろ
- 他人を羨むようになるため持ち物を制限しろ
- 恋愛させたくないため異性との会話を禁止させろ
- リュックやバックを友達に引っ張られ子供が怪我をした
- すぐに慰謝料・裁判と威圧的な対応をとる
- ブラック校則が生まれる原因【生徒側編】
- 地毛だと偽り髪を染める
- 体調不良・トイレと偽りの授業をサボる
- 注意されると「校則にない!」と反論する
- いじめやトラブルが巧妙で見えにくくなっている
- 生徒同士のマウンティング
- 自由を主張するが責任はとれない
- ブラック校則が生まれる原因【教師側編】
- 親や生徒への委縮
- マニュアル人間
- 校則の意味を理解していない
- 多忙
- そもそも校則の存在する意味とは
- 社会のルールに適応するため
- 生徒や教師の安全のため
- 集団生活の秩序を維持するため
- 生徒同士を平等にするため
- 生徒の心の乱れを発見しやすくするため
- 校則によって事件に発展したケース
- 校門圧死事件
- 丸刈り校則事件
- 女子高生黒髪強要事件
- 女子高生妊娠退学事件
- 校則が全く存在しないとどうなるか
- 服装や外見に関する校則
- 時間に関する校則
- 持ち物に関する校則
- 校則に理不尽さを感じた時
- 校則をただ否定しても無意味
- 校則の理由について考える
- 校則は1人では変えられない
- 親から働きかけてもらうのではなく当事者である自分たち生徒が動く
- 教師は校則の意味について理解し生徒に聞かれた時にも答えられるようにする
- 親は子供の教育者は自分であると自覚する
- ブラック校則が作られるのは自分たちが原因
5つ目は「生徒の心の乱れを発見しやすくするため」です。学校は親からすると、子供を預かる場でもあります。
教師は親のように生徒一人一人を気にかける必要があります。勉強を教えるだけでなく、プライベートの悩みの相談に乗ることもあります。
複雑な家庭の子供は身近に相談できる人がおらず、悩んでいることだってあります。それに気づいてあげられるのが学校の教師です。
校則は、生徒の心の乱れを発見しやすくするためにも必要です。
教師は親のように生徒一人一人を気にかける必要があります。勉強を教えるだけでなく、プライベートの悩みの相談に乗ることもあります。
複雑な家庭の子供は身近に相談できる人がおらず、悩んでいることだってあります。それに気づいてあげられるのが学校の教師です。
校則は、生徒の心の乱れを発見しやすくするためにも必要です。
校則によって事件に発展したケース
via pixabay.com
校則について解説してきました。校則は生徒のためにあるものですが、校則によって事件に発展してしまったケースがあります。
校則によって起きた時間を4つ紹介します。
校則によって起きた時間を4つ紹介します。
校門圧死事件
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1つ目は「校門圧死事件」です。この事件は1990年に、兵庫県神戸市の高等学校で起きました。
この高等学校では、遅刻を取り締まるために登校門限時刻というものを設けていました。登校門限時刻を過ぎたら、教師が校門を閉鎖するのです。
ある日、登校門限時刻を過ぎたため教師が校門を閉鎖しようとしたところ、ギリギリで校門を潜ろうとした女子生徒が校門に圧潰され、当時15歳の女子生徒はそのまま死亡しました。
この高等学校では、遅刻を取り締まるために登校門限時刻というものを設けていました。登校門限時刻を過ぎたら、教師が校門を閉鎖するのです。
ある日、登校門限時刻を過ぎたため教師が校門を閉鎖しようとしたところ、ギリギリで校門を潜ろうとした女子生徒が校門に圧潰され、当時15歳の女子生徒はそのまま死亡しました。
丸刈り校則事件
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2つ目は「丸刈り校則事件」です。正確に言いますと丸刈り訴訟と言われています。この事件は1981年に、熊本県の中学校で起きました。
この中学校では髪の長さについての校則があり、長髪禁止とされていました。しかし、この校則を守らずに登校した生徒がいました。この生徒に対し、学校側は全校集会で批判をしました。このことがキッカケでこの生徒は、嫌がらせやいじめを受けるようになってしまいました。
そしてこの生徒の保護者は、髪の長さに対する校則は基本的人権の損害であるとして学校側に校則の無効を求め、町に対しては損害賠償を求め事件になりました。
この中学校では髪の長さについての校則があり、長髪禁止とされていました。しかし、この校則を守らずに登校した生徒がいました。この生徒に対し、学校側は全校集会で批判をしました。このことがキッカケでこの生徒は、嫌がらせやいじめを受けるようになってしまいました。
そしてこの生徒の保護者は、髪の長さに対する校則は基本的人権の損害であるとして学校側に校則の無効を求め、町に対しては損害賠償を求め事件になりました。
女子高生黒髪強要事件
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3つ目は「女子高生黒髪強要事件」です。この事件は大阪府の高等学校で起きました。髪の毛の色や長さに対する校則を設けている高校は、実に多いです。
そして、黒髪でなければならない!染めてはいけない!という校則はほとんどの高校で見られる校則です。この事件は元々茶髪である女子高生が、学校からの指導として黒く染められたというものです。
本人は元々茶髪であるため、好きで茶髪になったわけではありません。学校側はこの生徒に何度も繰り返し黒染めをさせ、生徒の頭皮は荒れ、不登校になってしまいました。
元々の髪の毛を染めさせることは人権侵害だ!と言われ事件になりました。
そして、黒髪でなければならない!染めてはいけない!という校則はほとんどの高校で見られる校則です。この事件は元々茶髪である女子高生が、学校からの指導として黒く染められたというものです。
本人は元々茶髪であるため、好きで茶髪になったわけではありません。学校側はこの生徒に何度も繰り返し黒染めをさせ、生徒の頭皮は荒れ、不登校になってしまいました。
元々の髪の毛を染めさせることは人権侵害だ!と言われ事件になりました。
女子高生妊娠退学事件
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4つ目は「女子高生妊娠退学事件」です。2015年、16年の調査で妊娠した女子高生は学校側から自主退学を勧められ、ほとんどの妊娠した女子高生が退学していたことがわかりました。
現在では、妊娠した学生の学びの場を奪わないようにする動きが広まっています。女子高生は妊娠すると退学させられると思ってしまい、妊娠自体が悪いことだと思い込んでしまいます。
学校側は妊娠した生徒に対して、休学などの措置を取るべきだと言われています。
現在では、妊娠した学生の学びの場を奪わないようにする動きが広まっています。女子高生は妊娠すると退学させられると思ってしまい、妊娠自体が悪いことだと思い込んでしまいます。
学校側は妊娠した生徒に対して、休学などの措置を取るべきだと言われています。
校則が全く存在しないとどうなるか
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校則によって事件に発展したケースを4つ紹介しました。死亡事故や生徒の不登校など、校則は生徒を苦しめます。
仮に校則が生徒を苦しめるだけの決まりであるのなら、校則はいらないだろうと思われてしまうでしょう。しかし、校則が全く存在しなければ学校自体非常に危険な状況に陥ります。
校則が全くない学校が存在したとして、どのような問題が起こるのか?考察していきましょう!
仮に校則が生徒を苦しめるだけの決まりであるのなら、校則はいらないだろうと思われてしまうでしょう。しかし、校則が全く存在しなければ学校自体非常に危険な状況に陥ります。
校則が全くない学校が存在したとして、どのような問題が起こるのか?考察していきましょう!
服装や外見に関する校則
via pixabay.com
まずは、服装や外見に関する校則です。例えば服装や外見に関する校則がなかったら、どのような事態に陥るのでしょうか?
生徒は服装や外見に関する校則がなければ、喜ぶ人が多いでしょう。学校側や保護者側も見た目に偏見がなければ、服装や外見に関する校則は必要ないです。
しかし、見た目の自由を与えてしまうと学生らしさがなくなってしまいます。そして見た目の自由を許すと、持ち物に関しても自由だと思ってしまう生徒が多くなってしまいます。
生徒は服装や外見に関する校則がなければ、喜ぶ人が多いでしょう。学校側や保護者側も見た目に偏見がなければ、服装や外見に関する校則は必要ないです。
しかし、見た目の自由を与えてしまうと学生らしさがなくなってしまいます。そして見た目の自由を許すと、持ち物に関しても自由だと思ってしまう生徒が多くなってしまいます。
時間に関する校則
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続いては、時間に関する校則です。時間を守るということは、当たり前のことです。子供や学生のうちから時間を守るという習慣をつけることで、社会に出てからも会社や仕事場に迷惑をかけずに済みます。
学校に時間に関する校則がなければ、生徒たちは好きな時間に登校していいことになってしまいます。学校に一切来ないような生徒も増えてしまうでしょう。
学校に時間に関する校則がなければ、学校として成り立ちません。
学校に時間に関する校則がなければ、生徒たちは好きな時間に登校していいことになってしまいます。学校に一切来ないような生徒も増えてしまうでしょう。
学校に時間に関する校則がなければ、学校として成り立ちません。
持ち物に関する校則
via pixabay.com
最後に、持ち物に関する校則です。持ち物に関する校則はどこの学校にもあります。「携帯禁止」「飲食物禁止」など、持ち物検査をするような学校もあるほどです。
なぜここまで持ち物に関する校則が厳しいのでしょうか?それは、学校が学びの場であることを生徒たちに理解させる必要があるからです。
持ち物の自由を許してしまうと、学校に必要のないものを持ち込み、勉学に集中できなくなる恐れがあります。また、法に反するものを学校に持ち込んでしまった場合、違法薬物などが学校で出回ってしまうこともあります。
なぜここまで持ち物に関する校則が厳しいのでしょうか?それは、学校が学びの場であることを生徒たちに理解させる必要があるからです。
持ち物の自由を許してしまうと、学校に必要のないものを持ち込み、勉学に集中できなくなる恐れがあります。また、法に反するものを学校に持ち込んでしまった場合、違法薬物などが学校で出回ってしまうこともあります。
校則に理不尽さを感じた時
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