目次
- 自己顕示欲とは
- 自分の存在をアピールしたいという欲求
- 自分の優れた部分を知ってほしいという感情
- 自己顕示欲と承認欲求の違い
- 自分を表現しその姿を知ってほしいと考える事は自己顕示欲
- 自信を持ちたいために他者の評価を欲する事は承認欲求
- 多くの人に自分の素晴らしい部分を知ってほしいのは自己顕示欲
- 承認欲求は多くの人に自分を受け止め理解してほしい
- 自己顕示欲は承認欲求の派生的欲求
- 自己顕示欲は当然の欲求
- 自己顕示欲の強さ診断
- 話に割って入ることがある
- 声は大きいほう
- 写真を撮る時センターを陣取る
- SNSやブログはマメに更新している
- SNSに反応がないと不安になる
- SNSに努力や功績を披露することがある
- 初対面でも自分のプライベートな事柄を話すことがある
- 「空気が読めない」と言われたことがある
- 自己顕示欲が強い原因
- 他者評価を過剰に気にするため
- 自分で自分を認められていないため
- 自分の事ばかり考えているため
- 他者との接点が少ないため
- 寂しさや愛情不足
- 自己顕示欲が強い人のあるある行動と心理
- 私利私欲のためには積極的に行動する
- かまってちゃん発言が多い
- 流行に敏感
- SNSやネットで顔を出すことに抵抗がない
- 会話は常に「私は~」から始まる
- 自己顕示欲が強いことのデメリット
- 他者の評価に振り回される
- 他人の顔色ばかり気になる
- 自己アピールが過激になる
- 周囲から鬱陶しがられる
- 最終的に自分を見失ってしまう
- 自己顕示欲を抑える方法
- 他者評価で満たされないことを知る
- 他者の評価はいい加減であることを知る
- SNSとの付き合い方を見直す
- 自己承認に注力する
- 自己顕示欲をプラスに働かせる
- 自己顕示欲を適切に保っていこう
自己承認欲求はSNSで満たす?自己承認欲求が強くなる原因と改善方法 - POUCHS(ポーチス)
自己承認欲求とは何か、またそれを満たしたい理由、欲求が強くなる理由、満たしたときどう変化するかなどをまとめております。snsを取り扱った例や、様々な要因でこの欲求が引き起こされるかを主に取り上げています。とても興味深い内容なので是非ご覧になってみて下さい!
自己顕示欲は当然の欲求
via pixabay.com
自己顕示欲は、本来人間に備わっている欲求の一つで、ごく自然な欲求です。人間の三大欲求である「食欲・睡眠欲・性欲」の次にくる「生存欲・怠惰欲・歓楽欲・承認欲」の承認欲に含まれる欲求と考えられています。
また自己顕示欲や承認欲求は、現代の日本人において、強く表れやすい欲求だと社会心理学で研究されています。アメリカの心理学者アブラハム・マズローは欲求段階説の中で、段階の低い階層にある「生理的欲求」と「安全の欲求」が満たされるとその上層にある「承認欲求」が自然と高まることを提唱しています。
現代は衣食住に恵まれ比較的安定した生活を送れる環境が整っている人が多いため、自分の地位や承認を実感するための「自分自身の価値を知る」ことに対する欲求が高まっているのです。
また自己顕示欲や承認欲求は、現代の日本人において、強く表れやすい欲求だと社会心理学で研究されています。アメリカの心理学者アブラハム・マズローは欲求段階説の中で、段階の低い階層にある「生理的欲求」と「安全の欲求」が満たされるとその上層にある「承認欲求」が自然と高まることを提唱しています。
現代は衣食住に恵まれ比較的安定した生活を送れる環境が整っている人が多いため、自分の地位や承認を実感するための「自分自身の価値を知る」ことに対する欲求が高まっているのです。
自己顕示欲の強さ診断
via pixabay.com
自己顕示欲が強い人は、どのような行動をとる傾向にあるのか、簡単な例をいくつか挙げています。以下の項目に当てはまる個数の多い人ほど、自己顕示欲が強いといえるでしょう。
自分は自己顕示欲が強いのか自覚のない人もいるかもしれません。自分自身を知ることは大切なことです。以下の項目で診断してみましょう。
自分は自己顕示欲が強いのか自覚のない人もいるかもしれません。自分自身を知ることは大切なことです。以下の項目で診断してみましょう。
話に割って入ることがある
via pixabay.com
特に、自分の得意分野の話だと、その知識や経験を披露せずにいられない人は要注意です。気になる内容が聞こえてくると、自分が参加していない会話の輪にも割り込んでしまうこともあります。自分から会話を提供するのではなく、他人の話題に対して自分の話をかぶせがちであることも特徴的です。
また、他人の話に対しては基本的に否定的であり、「でも」や「いや、それは」といった言い出しから、最終的に「わたしの場合は」と自分の話にすり替えることも頻繁に見受けられます。いわゆる、会話を横取りしてしまう状況です。
さらに、他人の経験や才能、実績の会話においては、素直に相手の能力をほめることができず、「自分もできる」「俺も知っている」と競い合ってしまうでしょう。基本的に「上から目線」であることが多いと考えられます。
また、他人の話に対しては基本的に否定的であり、「でも」や「いや、それは」といった言い出しから、最終的に「わたしの場合は」と自分の話にすり替えることも頻繁に見受けられます。いわゆる、会話を横取りしてしまう状況です。
さらに、他人の経験や才能、実績の会話においては、素直に相手の能力をほめることができず、「自分もできる」「俺も知っている」と競い合ってしまうでしょう。基本的に「上から目線」であることが多いと考えられます。
声は大きいほう
via pixabay.com
自己顕示欲の強い人は、自分の話が聞こえる範囲内にギャラリーが多いほど、大きい声で話す傾向にあります。同時に、自分にとって不利益を被る話題ではボリュームを抑え、それ以外の話題では大きな声で話すなど、ある程度コントロールもできるでしょう。
自慢話などではことさら声が大きくなりがちです。その声によって周りにいる人が自分の方を注目すると、満足感を得ることができます。
また、近年のパワハラで部下を叱責する際に大きな声を出す上司などは、自己顕示欲の表れとして典型的な例といえるでしょう。自分の強さ、立場を周囲に認知させ、その存在を知らしめたいが故の行動と思われます。
自慢話などではことさら声が大きくなりがちです。その声によって周りにいる人が自分の方を注目すると、満足感を得ることができます。
また、近年のパワハラで部下を叱責する際に大きな声を出す上司などは、自己顕示欲の表れとして典型的な例といえるでしょう。自分の強さ、立場を周囲に認知させ、その存在を知らしめたいが故の行動と思われます。
写真を撮る時センターを陣取る
via pixabay.com
友人や会社の同僚たちと写真を撮るとき、常にセンターに写ろうとする人は自己顕示欲が強いといえます。自分から撮ろうと誘う場合も多く、なるべく自分が目立てる状況を確認、把握して、自分を際立たせるような位置に動きます。
自分がセンターに写ることによって、その集団の中心であることを誇示するような写真にしたいのです。美貌の持ち主や個性的な人など存在感のある人はどこにいても目立つものですが、自分はそうではないことを実は知っているため、シチュエーションを利用して目立とうとします。
みんなが同じポーズで撮ろうと話しているときに、シャッター直前で自分だけポーズを変えるタイプの人も自己顕示欲が強いと判断できます。
自分がセンターに写ることによって、その集団の中心であることを誇示するような写真にしたいのです。美貌の持ち主や個性的な人など存在感のある人はどこにいても目立つものですが、自分はそうではないことを実は知っているため、シチュエーションを利用して目立とうとします。
みんなが同じポーズで撮ろうと話しているときに、シャッター直前で自分だけポーズを変えるタイプの人も自己顕示欲が強いと判断できます。
SNSやブログはマメに更新している
via pixabay.com
毎日1回以上新しい記事をアップしている人は要注意範囲といえるでしょう。いわゆるブロガーやインスタグラマーと呼ばれている人は、既に自己顕示欲が強い人と考えられます。
より良い情報を世間に拡散したいという企業や著名人がSNSを利用している場合もありますが、個人のSNSは基本的に「広告」ではなく「自分便り」ですので、自己主張が全面に表れているといえるでしょう。いわゆる「リア充」をアピールしたい欲求はまさに自己顕示欲の象徴です。
より良い情報を世間に拡散したいという企業や著名人がSNSを利用している場合もありますが、個人のSNSは基本的に「広告」ではなく「自分便り」ですので、自己主張が全面に表れているといえるでしょう。いわゆる「リア充」をアピールしたい欲求はまさに自己顕示欲の象徴です。
SNSに反応がないと不安になる
via pixabay.com
自己顕示欲が強い人ほど、自分への注目度や周囲からの反応は気にかかるものです。SNSで自分の情報をアップしたのにリアクションが少ないと、自分に関心のある人が少ないのだと捉えてしまうことは、自己顕示欲が強い証拠です。
「いいね」をされた量が、自分に興味を持ってくれた人の量とイコールと考える傾向があります。また反応が多い場合は、「自分がすごい人間だからこんなに注目されているのだ」と解釈します。
そのため、「いいね」をしてもらえないと「自分はもっとすごいはずなのに、まだわかってもらえていない」と感じ、アップする内容をどんどんエスカレートさせる危険があるでしょう。人に共感、評価されないと自分の価値を見出せないと感じる人は要注意です。
「いいね」をされた量が、自分に興味を持ってくれた人の量とイコールと考える傾向があります。また反応が多い場合は、「自分がすごい人間だからこんなに注目されているのだ」と解釈します。
そのため、「いいね」をしてもらえないと「自分はもっとすごいはずなのに、まだわかってもらえていない」と感じ、アップする内容をどんどんエスカレートさせる危険があるでしょう。人に共感、評価されないと自分の価値を見出せないと感じる人は要注意です。
SNSに努力や功績を披露することがある
via pixabay.com
自己アピールをするのに有効な場としてブログやインスタなどを利用している人は多いのではないでしょうか。SNS上で見受けられる自己顕示欲の表れの代表例は、「ダイエットがんばったから自分にご褒美!」や「自力で〇〇の資格ゲット!」など、自分が努力した結果報告があります。
努力することや、何かの功績を残すことは素晴らしいことですが、他人にわざわざ公表する必要はないものです。あえてSNSという大勢の人が見ることのできるフィールドに披露することで、自分の価値を見せびらかせたい欲求が強いことがわかります。
努力することや、何かの功績を残すことは素晴らしいことですが、他人にわざわざ公表する必要はないものです。あえてSNSという大勢の人が見ることのできるフィールドに披露することで、自分の価値を見せびらかせたい欲求が強いことがわかります。
初対面でも自分のプライベートな事柄を話すことがある
via pixabay.com
初めて会う人は自分のことを知らない分、いくらでも誇張できてしまう相手であり、自分を大きく見せることができるのです。そのため自分の自慢話や、自分の身内の話を大げさに話してしまうのが自己顕示欲の強い人の特徴です。
この場合、話の内容は称賛されるものに限られていません。ネガティブな話題でも「他の人とは違う」状況や経験、身の上であることを得意げに話しがちです。例えば「知人に芸能人がいる」や、「両親が離婚したから自分一人で生きてきた」など、相手がリアクションに困るような内容の場合もあります。
ただしプライベートな事柄でも、体重や住所など、絶対に開示したくないことはいわないでしょう。良くも悪くも、とにかく「他と違う」と感じてもらえるようなパーソナリティーを話したがります。自分は唯一無二であることを知らせたい欲求といえるでしょう。
この場合、話の内容は称賛されるものに限られていません。ネガティブな話題でも「他の人とは違う」状況や経験、身の上であることを得意げに話しがちです。例えば「知人に芸能人がいる」や、「両親が離婚したから自分一人で生きてきた」など、相手がリアクションに困るような内容の場合もあります。
ただしプライベートな事柄でも、体重や住所など、絶対に開示したくないことはいわないでしょう。良くも悪くも、とにかく「他と違う」と感じてもらえるようなパーソナリティーを話したがります。自分は唯一無二であることを知らせたい欲求といえるでしょう。
「空気が読めない」と言われたことがある
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