2019年8月26日 更新

禁后のあらすじは?実話?空き屋の真相は?徹底考察!

禁后は、投稿者の作り話と言われる一方、実話だという考察が根強く残っている怖い話の一つです。発生した場所もある程度絞られた、リアリティを持つ話と言われています。禁后がなぜ、他の怖い話と一線を画しているのか、あらすじから詳しくご紹介し、真相に迫ってみましょう。

目次

中学生たちは、異常事態に混乱し、大人に助けを求めようとします。そこで、パンドラから一番距離が近かった、投稿者の自宅に駆け込むのです。

大声で母親を呼ぶ娘の声に、慌てて母親が現れました。投稿者の女子中学生は、現状を母親に伝えようとしますが、言葉が見つかりません。男子中学生たちも、女性を一人抱えながら走ってきたため、言葉が出ませんでした。

汗だくの男子中学生や、抱えられた女子中学生に目をやり、すぐさま女子中学生の母親は、男子中学生三人を平手打ちにします。

母親はすぐにそれぞれの両親に連絡

Apple Close-Up Electronics - Free photo on Pixabay (571713)

母親は鬼のような形相になり、「あそこへ行ったね」と娘や男子中学生たちを怒鳴ります。女子中学生はまだ、言葉が出なかったため、夢中で首を縦に振り続けました。すると母親は、男子中学生や娘に「奥に行きなさい」「ご両親たちに連絡する」と告げます。

母親に言われるがまま、投稿者と男子中学生三人は奥の部屋へ向かいました。一方、男子中学生に抱えられていた奇怪な行動を続ける女子中学生は、投稿者の母親が抱え、二階に連れていかれます。

「家で何を見た」

Eye Blue Eyelashes - Free photo on Pixabay (571714)

奥の部屋に入ってから、中学生たちは誰一人言葉を発することなく、茫然と座り込み続けます。一時間ほどたった後、それぞれの親たちが集まり始めました。二階に抱え込まれた友人は戻ってくることなく、母親だけが奥の居間に現れます。

そして一言「あの家に行ってしまった」と、親たちに告げるのです。その瞬間、それぞれの親たちは自分の子供に向かって、「何を見た」「あそこで何を見た」と激しく問いただし始めました。まだ混乱していた投稿者は、何も口にすることはできませんでしたが、辛うじて話せる男子中学生二人が、必死に状況を説明します。

「紙を見た」

Smiley Girl Girls The - Free photo on Pixabay (571718)

男子中学生二人は、言葉を途切れさせながら、ガラス戸を割って侵入したこと、鏡台と髪の毛を発見したことを伝えます。「それだけか」と問いただす親に向かって、一人の男子中学生が「紙を見た」と伝えた瞬間、その場の空気が一気に変わりました。

居間の空気が静まり返った時、同時に二階から大きな悲鳴が聞こえます。この悲鳴は、恐らく奇怪な行動をとっていた女子中学生の両親のものでしょう。投稿者の母親は、慌てて二階に駆け上がっていきました。しばらくすると、母親に抱えられながら、奇行を続ける女子中学生の母親が居間に現れます。

男子中学生は、親たちに自分たちは二段目の紙だけ見たと告げました。三段目を見たのは、奇行を続ける女子中学生だけだとも。それを聞いた女子中学生の母親は、子供たちに詰め寄り「なぜ止めなかった」と叫びだしました。

友人とは二度と会えないと告げられる

Shocked Shock Stop - Free photo on Pixabay (571720)

子供たちに詰め寄る母親を、他の両親たちが必死で押さえます。奇行を続ける女子中学生の母親は、荒げていた声を静め、妹を連れ再び二階へ上がっていきました。この場所にとどまり、話を続けることが危険だと判断したのでしょう。場所を、男子中学生の自宅に移し、一人の親が説明を始めます。

男子中学生の親は、紙に「禁后」と書き、見たものはこれかと問いました。男子中学生が頷くと、すぐにその紙を捨て、パンドラと呼ばれていた空き家について説明を始めます。

あの家は、自分たちが子供の頃からあった家であること、置かれた鏡台や髪の毛には本物であり、実際に使われていたこと、そして、あの家には初めから誰も住んでいなかったこと。最後に、奇行を続ける女子中学生には、二度と関われないことを告げられました。

これまで通りの生活を送る

Classroom School Education - Free photo on Pixabay (571721)

男子中学生の親が言うには、女子中学生は二度と元の状態には戻らないという事でした。また、今後一生、女子中学生の親に恨まれ続けることも告げられます。奇行の原因は、自分たちが行った軽率な行動によるものだと、その場にいた中学生全員が理解できました。

その後、男子中学生の父親に言われたように、これまで通りの生活を続けます。親同士はもちろん、子供たちも、事件に関することは一切口にせず生活を続けました。奇行を続けていた女子中学生は、事件の約一か月後、どこかへ引っ越してしまったようです。

禁后【手紙】

Still Life School Retro - Free photo on Pixabay (571722)

禁后という物語は、続きます。奇行を続けた女子中学生が別の町へ引っ越し、投稿者や男子中学生たちは、日常を取り戻しました。パンドラは以前よりも頑丈に補強され、彼ら以外潜入を試みたという話も聞きません。もちろん、彼ら同士で当時の話をすることもありませんでした。

その後、中学生たちは別々の高校に進学し、次第に疎遠になっていきます。禁后や、あの日起こった出来事について思い出すこもなくなった時、一通の手紙が投稿者女性の自宅に届いたのです。

大学卒業後友人の母親から手紙が届く

Graduation Day College - Free photo on Pixabay (571727)

投稿した女性が、大学を卒業した頃、あの日から十数年たった時、一通の手紙が届きます。手紙の差出人は、奇行を続けた、当時女子中学生だった女性の母親です。あて先は、投稿者の女性ではなく、女性の母親でした。

この手紙の内容は、禁后で今もなお議論の的になっている事柄の一つです。この手紙を受け取った投稿者の母親は、投稿女性に意味深な発言を残したことから、非常に深く禁后に関連している内容だったと言われています。

手紙の内容は教えてもらえなかった

Hands Writting Invitation - Free photo on Pixabay (571728)

投稿者の母親は、奇行を続けた女性の母親から送られた手紙の内容について、一切教えてくれませんでした。手紙の内容を聞き出す際、投稿者の女性がどの程度食い下がったのか、また彼女の母親がどのような様子で手紙を読んだのか、詳しい状況は記載されていません。

恐らく、差出人を聞いた段階で、投稿者の女性には当時の罪悪感が芽生え、それ程強く問いたださなかったと考察できます。また、一切内容を教えてくれなかったことから、手紙は母親の手で処分されているか、絶対に見つからない場所に保管されているでしょう。

「母親っていうのは」

Mother Son Mothers Day - Free vector graphic on Pixabay (571729)

手紙の内容を一切教えてくれなかった母親ですが、意味深な言葉を残します。「母親とは子供の為に隠し持っている選択肢がある」「私が彼女の立場であったなら同じ選択をするだろう」と。そして最後に、「それが間違った答えだったとしても」と続けます。

ここまでで、投稿者が実際に経験した体験談のくだりは終了しました。母親の言葉が意味するものが何なのか、母親が残していた選択肢が何なのか、投稿女性は「何もわからなかった」と締めくくっています。

禁后【風習】

Lights Christmas Luminaries Night - Free photo on Pixabay (571731)

4 / 8

関連する記事 こんな記事も人気です♪