2019年8月26日 更新

禁后のあらすじは?実話?空き屋の真相は?徹底考察!

禁后は、投稿者の作り話と言われる一方、実話だという考察が根強く残っている怖い話の一つです。発生した場所もある程度絞られた、リアリティを持つ話と言われています。禁后がなぜ、他の怖い話と一線を画しているのか、あらすじから詳しくご紹介し、真相に迫ってみましょう。

目次

禁后という物語には、明確な謎はもちろん、不可解な特徴を持った事柄も存在します。そこで、ここからは、禁后の謎や不可解な箇所について考察し、真相に迫っていきましょう。

巷で有力、信憑性が高いと言われているものから、新たに発見された考え方、捉え方についてもご紹介していきます。

「禁后」は嫁に出さないという意味

Love Rose 14 - Free photo on Pixabay (571845)

一つ目の考察は、隠し名の意味についてです。物語のタイトルにもなっている「禁后」は、貴子の隠し名として紹介されていました。ちなみに、母親八千代の隠し名は、「紫逅」だと文中で紹介されています。貴子の隠し名である「禁后」は、「禁止」「后」という言葉を合わせた意味だという考察が、一番有力です。

つまり、「嫁に出さない」という意味ではないかと考えられています。それでは、八千代の隠し名「紫逅」は、どおいった意味を持つのでしょうか。「紫」は、古くは高位を表す色とされ、皇族やそれらに関する、位が高い人々にのみ扱いが許された色です。

「逅」は、巡り合うという意味を持っています。良質な意味の考察としては、「より良い人と巡り合う」ようにですが、悪質な考察としては、この世ではないもっと高貴な世界に行くようにという意味だと考えられるでしょう。

爪や髪は生きている限り伸び続ける事から古くから霊的な見方がされていた

Thinking Work Man - Free photo on Pixabay (571833)

禁后では、子供の爪、歯、髪をはぎ取る儀式が用いられています。なぜ、子供のそれらが必要だったのでしょうか。爪や髪は、生きている限り伸び続けます。つまり、「生」の象徴であり、それらを捧げ「生」「死」に囚われない高次元の世界へ行けると考えられたのでしょう。

また、爪や髪は古くから、霊的な見方をされることも少なくありませんでした。こういった事情も、関係している可能性があります。別の考察としては、民間信仰が関係しているというものです。日本では、髪の毛や体毛に霊力が宿ると信じられていました。

家族や恋人の髪の毛、陰毛などをお守りとして戦争に持っていくこともあったのです。また、綺麗な髪の毛を持つ女性は、幸運であり貴族や帝など位の高い人々に見初められるという言い伝えもあります。つまり、こういった強い力を持つために、綺麗な子供の髪の毛を体内に取り込んだとも考えられるでしょう。

被害者の母親は主人公を同じ目に合わせようとした

Siblings Friends Brother - Free photo on Pixabay (571828)

禁后の考察で欠かせないのは、被害者女性の母親が送った手紙の内容です。どのような内容だったのか分かれば、おのずとそれを見た実母の言葉も理解できます。被害者の母親は、恐らく自分の娘と同じめに合わせたいと考えたでしょう。また、大人たちは、引き出しの三段目に過剰に反応していました。

手紙の中身は、「禁后」の正しい読み方だったのではないかと考察できます。親たちは、禁后の正しい読み方を知っていたと考えられるでしょう。なぜ、それを見た投稿者の母親には、異変が起こらなかったのでしょうか。それは恐らく、パンドラを供養していた側の人間だったからです。

八千代や貴子の鏡を移す際、誤って引き出しを開けた人物にも、異変は表れませんでした。実母が告げた「母親が持つ選択肢」とは、相手を呪いかえすという方法だったのかもしれません。

八千代の両親が行った呪いを友人の母親も行おうとした

Crow Raven Bird - Free photo on Pixabay (571849)

被害者女性の母親は、静かに娘を供養したかったとも考えられます。つまり、八千代の両親が行った呪いをかけた可能性があるでしょう。八千代の両親がかけた呪いとは、自宅に踏み込んだ際、その相手に死をもたらすというものです。それには、体の一部が必要だったと考えられます。

このことから、手紙には、被害者女性の体の一部が入っていたとも考えられるでしょう。しかし、八千代の両親は、相手に接触しなくても、呪いをかけた可能性が高いので、この考察は可能性が低いと言えます。

空き家は福井県に存在する

Abandoned House Hut - Free photo on Pixabay (571851)

禁后の文中では、建物の場所に関する情報が一切ありません。そのため、様々な場所が考察されていますが、一番信憑性が高いと言われている場所があります。それが、福井県越前町です。

メディアで、福井県に存在する禁后に似た建物が紹介されたことや、YouTubeで実際に行った動画が公開されたことによって、かなり信憑性の高い場所だと言われています。福井県には「ホワイトハウス」と呼ばれる、踏み入ってはいけない二階建ての建物も存在していますが、禁后とは関係ないでしょう。

実は「禁后」の読み方はパンドラではない

Door Bad Luck 13 - Free photo on Pixabay (571854)

禁后には、いまだに多くの謎が残っています。投稿者の女性や、その周辺人物の現状についても、詳しくわかっていません。また、禁后の正しい読み方も、不明となっています。

恐らく、読み方については、深く考察しない方がいいでしょう。万が一でも、読み方を当ててしまうと、この世ではない別の場所に向かうことになるからです。

数多く存在する怖い話は、そのほとんどが作り話だと言われています。しかし、その中に一つでも本物が隠れていたとするなら、生半可な気持ちで現場に向かったり、面白おかしく考察するのは危険と言えるでしょう。

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