2019年8月26日 更新

禁后のあらすじは?実話?空き屋の真相は?徹底考察!

禁后は、投稿者の作り話と言われる一方、実話だという考察が根強く残っている怖い話の一つです。発生した場所もある程度絞られた、リアリティを持つ話と言われています。禁后がなぜ、他の怖い話と一線を画しているのか、あらすじから詳しくご紹介し、真相に迫ってみましょう。

目次

現在も掲示板で語り継がれる怖い話「禁后」

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日本には、「禁后」に限らず、多くの怖い話や都市伝説が存在します。そのほとんどが、フィクションであり、海外の都市伝説や、言い伝えを取り入れた作り話だとも言われているのです。

その一方、実話や本当の体験談も存在し、面白半分で広めることは非常に危険だと言われる話もあります。実話と作り話を見分けるポイントとして、文中に都合よく「寺」「住職」が出てきたり、友人の一人が霊感を持っている、発生場所に関する特徴が一切出てこない話は、作り話の可能性が高いでしょう。

逆に、子供をかえして広まった出来事や、大人たちだけが真実を知っていた、閉鎖的なコミュニティで発祥したなどのワードが含まれていれば、信憑性は高いとも言われています。禁后という怖い話は、まさにそれなのです。

読み方は「パンドラ」

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「禁后」は、パンドラと読みます。体験者も、文中に「パンドラ」と記載していました。パンドラと聞いて思い浮かぶのは、有名な都市伝説であり宗教的意味合いも強い「パンドラの箱」です。

パンドラの箱には、人々の負の感情や、災いが入れられていました。開けてはいけないと言われていたその箱を、人々は開けてしまい、世界中に悲しみを広げてしまったという物語です。禁后という話も、「開けてはいけない」という共通点から、パンドラと呼ばれていたと考察できます。

2ちゃんねるに体験談が紹介され話題となる

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禁后という話は、匿名掲示板大手2ちゃんねるに体験談が投稿され、話題となりました。投稿されたのは、2011年12月です。体験者の投稿から数年たった今でも、この話が真実なのか、場所に関する情報が検索されています。

2ちゃんねるには、多くの恐怖体験が投稿されるため、投稿から数カ月たつと、話に関する考察は落ち着き終息する傾向がありました。しかし、この禁后という話は、投稿から数年たった現在も、考察やその真相を確かめようとする投稿が見られるのです。

解釈が別れるため今なお議論されている怖い話

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2ちゃんねるには、日々あらゆる体験談が投稿されます。2ちゃんねるの住民と言われる閲覧者は、普段からそれらの話を見慣れているため、投稿された全ての話を考察するわけではありません。深掘りして面白そうな話や、真実味が強い考察に値する話のみを取り上げます。

ある程度の結論が出れば、住民たちは考察を止め、次の話題に移ってくのです。しかし、禁后という話は、考察や解釈が住民同士で別れるため、今なお議論が続く怖い話の一つになります。

禁后【あらすじ】

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禁后やその他の都市伝説、怖い話のほとんどが投稿者の体験談となっています。投稿者は、一般人でありプロの作家ではありません。そのため、投稿文が非常に長く、読んでいてつまらなく感じたり、途中で読むことを断念するケースもあります。

この記事では、はじめに禁后のあらすじについて紹介しましょう。すぐに考察を始めたい人は、あらすじを読んだ後、考察箇所へ移ってみてください。あらすじを読み、より詳しく禁后という話について知りたいと思った人は、そのまま順を追って読み進めてみましょう。

のどかな田舎町に住む少女

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体験談を投稿した女性は、田舎町に住んでいました。投稿された体験談は、女性が幼少期に経験したものです。なぜ、大学を卒業し社会人となった今、体験談を投稿しようと思ったのか、明確な理由は記載されていませんでした。

また、田舎町と記載された場所について、詳しい名前や特徴的な建造物の紹介などは一切ありません。どこまでも田んぼが続く、のどかで静かな町で起こった事件について、実際に女性が体験した出来事を紹介しています。

異質な存在感を放つ1軒の空き家

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特徴的な建物や、目だった遊び場などはありませんでしたが、一つだけ存在感を表す建物が、町に存在していました。それが、「禁后」という話の舞台となる古い空き家です。誰かが住んだ形跡も、住んでいる様子もない、町はずれに佇む古い二階建ての一軒家が、物語の舞台となります。

どのような町であっても、古い空き家の一軒や二軒は存在するでしょう。空き家というだけで、体験者の女性や子供たちが興味をそそられたわけではありません。その空き家には、絶対に近寄ってはいけないという、ルールが存在したからです。

友人3人と友人の妹と空き家へ潜入

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「入ってはいけない」「開けてはいけない」と注意されればされるほど、幼い子供たちは興味を持ち、実行したくなってしまいます。古い空き家の話題は、口にしてはいけないという暗黙のルールも、子供たちの好奇心をかきたてました。

そしてある日、投稿者本人と、その友人たちは、止められていた古い空き家に潜入してしまうのです。潜入した空き家で子供たちは、恐ろしい状況や意味が理解できない光景を目の当たりにしました。

友人の様子がおかしくなる

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古い空き家の内部の様子と、友人の妹の様子がおかしくなったことから恐怖を感じ、子供たちは空き家を飛び出し大人に助けを求めます。子供たちに助けを求められた大人たちは、血相を変え対処に当たるのですが、時すでに遅し。おかしくなった友人の妹及び友人には、それ以来会うことはありませんでした。

子供たちは状況が呑み込めないものの、これまでと同じ生活を続けます。そうするように、大人たちに言われたからです。それからしばらくし、投稿者が大人になった時、一通の手紙が届きます。

その村にあった風習

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