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912万円を遺族に渡したいと伝えるが拒否される
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「市橋達也」が本を出版した理由を先程述べましたが、遺族に対しての償いの気持ちがあったのは事実でした。そこで、本で得た印税の約8割を、リンゼイさんの家族へと伝えたのです。しかし、リンゼイさんの遺族は、それを全面的に拒否しました。
リンゼイさんの遺族は「娘を殺したことをネタに金儲けしている」と、拒否した理由について語りました。公判前には、「裁判の前に、こういう本を書くのは許されることなのか。強い嫌悪感を抱いている。公平な処罰を」と、「市橋達也」が書いた本に対し、拒絶的な態度を示しました、遺族は、印税を受け取らない意志を裁判で示し、それを聞いた裁判所は、そのような場合は公益に代えるよう「市橋達也」に命じました。
リンゼイさんの遺族は「娘を殺したことをネタに金儲けしている」と、拒否した理由について語りました。公判前には、「裁判の前に、こういう本を書くのは許されることなのか。強い嫌悪感を抱いている。公平な処罰を」と、「市橋達也」が書いた本に対し、拒絶的な態度を示しました、遺族は、印税を受け取らない意志を裁判で示し、それを聞いた裁判所は、そのような場合は公益に代えるよう「市橋達也」に命じました。
周囲が語った市橋達也の性格
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「市橋達也」が関わってきた多くの人は、表面上の「市橋達也」しか知りません。「市橋達也」の本質的な部分を知る母親と恩師が語る「市橋達也」は、どのような性格で、どのような人物なのでしょうか。
私たちの知らない「市橋達也」を、ご紹介していきたいと思います。
私たちの知らない「市橋達也」を、ご紹介していきたいと思います。
母親が語る性格
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「市橋達也」には、歯科医の母親がいます。エリートな家族構成で、娘と息子を仕事をしながら育てるのは、とても難しかったことでしょう。「市橋達也」が事件を起こし、ある週刊誌の取材を受けた時、息子が起こした事件に関して胸の内を話たことがあります。
【息子に逃亡資金を渡したことはない。息子は、死を選ぶと思っていた。なぜならば、ご飯も食べれず風呂も入れず、そんな生活状況で生き抜く精神力はないと思っていた】そう答えています。性格面では、神経が細く、とても繊細な子供だった、と母親は話しました。
【息子に逃亡資金を渡したことはない。息子は、死を選ぶと思っていた。なぜならば、ご飯も食べれず風呂も入れず、そんな生活状況で生き抜く精神力はないと思っていた】そう答えています。性格面では、神経が細く、とても繊細な子供だった、と母親は話しました。
恩師が語る性格
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「市橋達也」は千葉大学を卒業しています。大学では、空手部に所属し、持ち前の運動神経で日々練習に励んでいました。「市橋達也」には、千葉大学の空手部顧問に恩師と呼べる人がいます。その顧問は、「市橋達也」が事件後、拘置所まで面会にいくなど「市橋達也」のことを気にかけてくれる存在なのです。
その顧問が語る「市橋達也」は、【とても真面目で、初めは事件を起こしたことを信じられなかった】そう語っています。面会に行った際、なぜこのようなことをしたのか、そう問う顧問に「市橋達也」は、涙ながらに【先生、私がしたことを許してくださいますか】そう言ったそうです。顧問は、≪彼自身、本当の自分がまだわかっていないのかもしれない≫と語っていました。
その顧問が語る「市橋達也」は、【とても真面目で、初めは事件を起こしたことを信じられなかった】そう語っています。面会に行った際、なぜこのようなことをしたのか、そう問う顧問に「市橋達也」は、涙ながらに【先生、私がしたことを許してくださいますか】そう言ったそうです。顧問は、≪彼自身、本当の自分がまだわかっていないのかもしれない≫と語っていました。
市橋達也は現在も服役中
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2019年の現在、無期懲役の判決が言い渡されてから約7年、「市橋達也」は刑務所での生活を送っています。「市橋達也」の最終公判が千葉地方裁判所だったことから、おそらく収容先は千葉刑務所だとされています。刑務所での暮らしは、他の受刑者と同じで、朝から夕方まで刑務所内で軽作業をし日々を送っているそうです。
そして、気になる仮釈放はあるのでしょうか。調べてみると、少し前は15年位で仮釈放される人もいたようですが、現在は厳しくなっていて早くても30年はかかるようです。なので、「市橋達也」が刑務所からでてくるのは早くても60歳になる頃だと考えられます。
そして、気になる仮釈放はあるのでしょうか。調べてみると、少し前は15年位で仮釈放される人もいたようですが、現在は厳しくなっていて早くても30年はかかるようです。なので、「市橋達也」が刑務所からでてくるのは早くても60歳になる頃だと考えられます。
風化してはいけない残酷な事件
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2007年に「市橋達也」が起こした事件の全貌をわかって頂けたでしょうか。本を出版したり、スペックが高い・イケメンなど言われていますが、「市橋達也」は、これから楽しい人生が待っていたであろうリンゼイさんの若い命を奪った殺人犯なのです。
事件というものは、時間が経つにつれ、憶測や勝手なイメージなどが先歩きしてしまうものです。しかし、この記事をきっかけに「市橋達也」が起こした事件をもう一度よく理解して頂き、事件を風化しないでほしいです。日本から、このような凶悪な事件がなくなる日はくるのでしょうか。
事件というものは、時間が経つにつれ、憶測や勝手なイメージなどが先歩きしてしまうものです。しかし、この記事をきっかけに「市橋達也」が起こした事件をもう一度よく理解して頂き、事件を風化しないでほしいです。日本から、このような凶悪な事件がなくなる日はくるのでしょうか。
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