リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件の犯人市橋達也の生い立ちと現在

父親

「市橋達也」の父親は、医者でエリート一家の大黒柱。様々な憶測が飛び交い、外科部長や脳外科医など言われており、どの専門なのかは断定されていません。そして、「市橋達也」が事件を起こした後は、病院を辞めひっそりと暮らしているという話です。「市橋達也」が事件を起こした時、報道陣の前に出たのは父親でした。

報道陣の前で顔を出すことは、息子の事件とは言え勇気のいることだったと思います。そして、顔を公にしたことで様々な批判や嫌がらせなど受けたことでしょう。リンゼイさんの遺族が裁判のために来た際、旅費などを全てを負担し、少しでも償いができれば、と行動していました。

母親

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「市橋達也」の母親も医者をしており、歯科医だったとと噂されています。父親同様、事件後は医者を辞めひっそりと暮らしていると言われています。「市橋達也」が事件を起こしたことにより、家庭のあらゆることが公になり、仕送りをいつまでもして、親の育て方が悪かった、などひどいバッシングを受けました。

その後のバッシングも増す一方で、逃亡資金を援助してたのではないか、と言われましたが、母親は援助などしていないと否定しています。

姉

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「市橋達也」には、姉が一人ます。そして、姉の職業も医者。「市橋達也」以外は全員医者という、エリート中のエリートです。現在は、医者をやっているのかは不明です。「市橋達也」の事件当時、姉は結婚していました。しかし、事件後「市橋達也」の事件があり、離婚されてしまいます。

結婚していた相手の家族から離縁されたりと、一番の被害があったのは姉なのかもしれません。こうして、「市橋達也」が事件を起こしたことにより、家族の人生までも狂わせてしまったのです。

ファンクラブまで作られた「市橋達也」

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「市橋達也」が逮捕されてから、日本には異常なことが起こっていました。「市橋達也」が逮捕されたニュースなどが全国に流れると、途端にネットなどで≪かっこいい≫などと言われネット上でファンクラブが作られるなどされました。

しかし、「市橋達也」は外国人女性を殺害し、逃亡までしていた凶悪犯。事件を起こしたのならば、様々なことを言われるのが普通なはずですが、一体なぜ、ファンクラブができる程人気になったのでしょうか。それには、「市橋達也」が人を引き付けたある理由があったのです。

水嶋ヒロに似ていると話題に

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凶悪な事件を起こしたのにファンクラブまでできた「市橋達也」。ネット上では「いっちー」と呼ばれるなど、もはや芸能人のような存在になりつつありました。その当時人気絶頂だった、水嶋ヒロさんに、顔つきが似てると話題になりました。

しかし、ネット上での人気に反して、批判をしてくる人たちも出てきて、ネット上でのトラブルになったりと何かと問題にもなりました。このように、犯罪者と女性を結び付けてしまう現象は、オウム真理教の時にもあったのです。ネットが普及し、気軽に犯罪者を応援できるような状況がこのようなことになったとされています。

スペックが高いからと人気に

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「市橋達也」は両親共に医者をしていて、本人も千葉大卒の高学歴。身長も１８０㎝もあり、学生時代は役を任されたり、スポーツ万能、頭脳明晰。そして、一番注目を与えた逃亡生活。日本の警察は優秀とされていますが、その日本警察から２年７か月もの間逃げ回る行動力と頭脳が、女性達の心を掴んだのです。

それらを踏まえ、スペックが高いと人気でした。しかし、このスペックの高さを、殺人や逃亡に使わずに勉強を頑張って両親の医者業を継ぐなどしてほしかったですね。

無罪を信じているファン

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殺人を犯し逮捕され、現在も服役している「市橋達也」のファンの中には、今もなお「市橋達也」を【無罪】だと信じている人たちがいます。実は、リンゼイさん殺害当初から「市橋達也」は無罪なのではないかと、ネット上では囁かれていたのです。

その理由は、リンゼイさんの死亡推定時刻がかみ合わず、その際に直腸測定記録を捜査側が隠蔽したとされることや、事件発覚時の「市橋達也」とリンゼイさんがどのような状態だったのか全く証明されていないことなど、捜査報告で不明な点が多々あることから、「市橋達也」のファンは「市橋達也」が無罪なのではないかと信じているのです。

「逮捕されるまで―空白の2年7カ月の記録」を出版

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「逮捕されるまで―空白の2年7カ月の記録」。これは、服役している「市橋達也」が書いた書籍です。人を殺害した容疑者が本を書き、出版するのは異例なことでした。内容のほとんどが、逃亡生活のことを記しています。逃亡生活でこれを食べた、警察が来るとわかってこうした、など日記のような、逃亡生活で感じた様々な気持ちも書かれていました。

しかし、世間が聞きたかった、なぜ殺害したのか、どのような気持ちだったのか、など「市橋達也」がなぜ事件を起こしてしまったのかということは、全くと言っていいほど書かれていませんでした。本を出版した詳細をまとめてみました。

２０１１年１月２６日に幻冬舎から出版

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本を出版したのは２０１１年でした。幻冬舎から出版され、本の売り上げが週間ランキングに入るなど、犯罪者として異例の記録を打ち出しました。２００９年に逮捕されて、約２年後に出版に至ったのですが、「市橋達也」が出版した「逮捕されるまで―空白の2年7カ月の記録」を読んだ人達は、賛否両論でした。

服役中にこのようなものを書くな、公に出すな、そのような意見もあれば、逃亡中はこのような心理状態なのか、凄い、など、「市橋達也」の逃亡生活を称える意見もあったのです。「市橋達也」の本の出版にあたった担当者は「(被告の)観察眼、感受性の豊かさを感じた」と話しています。

２０１１年７月までに印税は１１００万円に

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１月に出版した「逮捕されるまで―空白の2年7カ月の記録」は、記録的にヒットし、あっという間に印税が１１００万になるほどでした。しかし、世間には疑問でした。「市橋達也」は、容疑者で服役しているのに、本を書いてまで何がしたいのだろうと。

「市橋達也」には、自分の逃亡生活を出版する理由があったのです。それは、リンゼイさんの遺族に損害賠償を払うことでした。「市橋達也」本人が捕まってしまった今、請求されるのは、家族になります。両親共に医者で、お金には困らないはずですが、「市橋達也」は親に迷惑はかけたくない、それならば・・と記したものが２０１１年に出版された「逮捕されるまで―空白の2年7カ月の記録」だったのです。

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リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件の犯人市橋達也の生い立ちと現在

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