2019年10月15日 更新

津久井やまゆり園で起きた事件のその後と現在は?犯人の生い立ちも

相模原障害者施設殺傷事件を覚えているでしょうか?戦後最大の事件として大きく取り上げられた事件です。事件によって亡くなった方は19名もいます。今回は相模原障害者施設殺傷事件の概要と事件のその後の建て替え計画や犯人植松の思考回路や生い立ちまでを紹介していきます。

目次

重症を負ったのは施設職員男女各1人を含む男性21人、女性5人でした。入所者24人の負傷内容は全治約9日~約6か月間。胸への切り傷や両手の甲への打撲でした。打撲程度の軽傷で済んだ人もいれば、跡が残る程の傷を負った方もいます。

しかしその場に居合わせた人間として、大きなトラウマも残ったのではないでしょうか。人に包丁を突き付けられる恐怖というのは、普通に生きていればまずありえない経験です。

心の傷が治るまでにもそうとうな時間がかかったことでしょう。

被害者の名前は発表されていない

まろ やん on Instagram: “さてそこでふと思い出したのが#やまゆり園 事件。#植松聖 も今後結果として残念ながら確実に#処刑 される命であるが彼もまた#早急に #結果を求めた 故の#愚者 である#平和 な#平成の#皮肉 さ‥🌝よ#平和ボケ #戦争を知らない大人たち” (709042)

被害者の名前について神奈川県警は26日「施設にはさまざまな障害を抱えた方が入所しており、被害者の家族が公表しないでほしいとの思いを持っている」ということで、公表しませんでした。

しかし被害者の名前に関しては本人が生きた証として名を公表する遺族や、匿名であるため安否が分からず自分なら公表してほしいとする入所者の友人などさまざまな意見があります。

また根底に障害者差別があるという意見もありました。今の時代、被害者の名前だけで細かいプロフィールを調べようとすれば調べられてしまう時代なので、そういった背景もあるのでしょう。

AM3:00に自首出願

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犯人がどのように逮捕されたのか?というと、現行犯ではなく自首でした。犯人は午前3時すぎ、現場所轄の津久井警察署に「私がやりました」と出頭。午前4時半前に死亡した19歳の女性入所者に対する殺人未遂、建造物侵入の各容疑で緊急逮捕となりました。

自首をしてきたということは反省の気持ちがあったのか?というと決して反省の気持ちからの自首ではありません。細かい犯人の人物像や犯行の手口に関しては下記で詳しく解説しますが、犯行に対して、被害者に対しての謝罪の気持ちは感じられません。

犯行の手口

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これほどの大人数の殺人を1人の男性がどのように行ったのか?犯人の犯行の手口に関して解説します。そもそも当直の職員もいる中、犯人はどのようにして施設に入ったのでしょうか?そして当直職員が数名いる中、どのように犯行を行ったのか?

男性とはいっても、犯人はそれほど力持ちというわけではありません。一体どのように職員や入居者を抑えつけることができたのか?

実際に手口を見てみると、残虐性の高い人物だということがわかります。そしてさまざまな道具を使っていたことから、計画性の高い犯行だということもわかりました。

裏口から侵入

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犯人が施設に入ったのは正門からではありませんでした。正門付近には警備員室があるため、警備員質を避け、警備員室を裏口から敷地内に侵入しています。そもそも警備員室の場所を知っていること、裏口の場所を知っていることから、前もって考えていたということになるでしょう。

そして午前2時ごろ、ハンマーで入居者東居住棟1階の窓ガラスを割り、施設に侵入します。もしも裏口からではなく、正門から入っていれば、すぐに警備員に見つかっていたでしょう。

警備員や職員も、裏口までは見ていませんでした。

結束バンドで職員を拘束

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通用口の門扉を開けて敷地内に侵入すると、結束バンドを使って職員らを拘束します。結束バンドはもちろん人を縛るものではありませんが、かなり頑丈にできています。後ろでで結束バンドで縛られてしまうと、まず自分の力で解くことは難しいでしょう。

一部を結束バンドで縛ると、その目の前で入居者を殺害。直接刃物で切り付けられた職員はいませんでした。つまり入居所を狙った犯行ということです。職員には手を出さず、あくまで入居者のみを狙った犯行。

自宅から刃物を持参

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犯人は職員らを拘束したうえで、自宅から持参した包丁やナイフを使用して犯行に及びました。また凶器として自宅から持ち込んだ柳刃包丁5本などを持っており、切れ味が鈍るたびに取り換えながら犯行を繰り返していたのです。

10人以上もの犯行を繰り返せば、血が付着し切れ味も鈍ってきます。そこまで想定した上で、いくつもの包丁を持っていたのでしょう。さらに犯人は侵入時にスポーツバッグを持っており、刃物やハンマー、職員を縛った結束バンドなどをバッグに収納していました。

「障害者を殺しにきた。」

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上記でも直接刃物で切り付けられた職員がいなかったと解説していますが、実際に犯人は事件当時鉢合わせした職員に「障害者を殺しにきた。邪魔をするな」と発言しています。

入居者に声をかけつつ、返事がない入居者を狙って次々と刺していきました。逮捕時の取り調べに対して犯人は「ナイフで刺したことは間違いない」などと容疑を認めています。

また取り調べの最中にも「障害者なんていなくなってしまえ」と確信犯である持論も供述しているのです。なぜ犯人はここまで障害者に対して恨みを募らせていたのでしょうか。

神奈川県立津久井やまゆり園とは

@katsuman5 on Instagram: “上映会無事に終了しました。皆様ありがとうございます。#生きるのに理由はいるの#やまゆり園#ネイキッドロフト” (709057)

事件の概要に関して解説してきましたが、そもそも津久井やまゆり園とはどんな所だったのでしょうか?なぜ津久井やまゆり園の入居者が狙われてしまったのか?津久井やまゆり園に関しても知っておきましょう。

犯人は津久井やまゆり園の知的障害者のみを狙って犯行に及びましたが、なぜ津久井やまゆり園だったのかも気になるところです。また津久井やまゆり園のセキュリティがしっかりしていれば、犯行を止めることができたのではないか?と思う人もいるでしょう。

津久井やまゆり園が当時どんな状態だったのか解説します。

知的障害者施設

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津久井やまゆり園は上記でも解説していますが、知的障害者の施設です。入所していた19歳から75歳の長期入所者149人。全員が障害支援区分6段階のうち重い方の4から6に該当する重度の知的障害者でした。4~6の知的障害者は食事や入浴、排泄などの介助が必要なレベルです。

つまり入居者が自分で自分の身を守るのは難しいと考えられます。犯行は入居者が眠っている時間に行われていますが、目を覚ました際にも、なぜ犯人が目の前にいるのか?なぜ痛い思いをしなければいけないのか?そもそも誰なのか?全くわからない状態だったでしょう。

事件当時の入所者の特徴

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