2019年4月8日 更新

花言葉が怖い花14選!定番な薔薇や紫陽花にも怖い花言葉が!

花を贈るときに、気になるのが花言葉です。薔薇や百合をはじめ、ひまわりや紫陽花などのよく知られている花にも、怖い花言葉は存在しています。また、アネモネやリンドウ、椿には不吉なイメージがあると言われています。そんな怖いイメージを持つ花について詳しくご紹介します。

目次

花言葉が怖い花も

Young Woman Flowers Bouquet - Free photo on Pixabay (158412)

大切な人にプレゼントで花を送るときに気になるのが「花言葉」です。人を幸せにするような花言葉が多いですが中には怖い意味の花言葉もあります。

歌手のあいみょんさんの曲のひとつである「マリーゴールド」は、歌詞を読み解いていくとマリーゴールドの花言葉と関連付けられる部分があります。
Marigold Bloom Nature - Free photo on Pixabay (158433)

そんなマリーゴールドの花には「勇者」「華麗な愛情」といった花言葉のほかに「嫉妬」「絶望」「悲嘆」などといった、あまりよくないイメージの花言葉もあります。

そんな良いイメージと同時に悪いイメージも持ちあわせていることがある花言葉ですが、今回は怖い花言葉を14つご紹介していきます。プレゼントに花を選ぶ際の参考にしていただけたら嬉しいです。

花言葉とは

Notebook Write Notes Writing - Free photo on Pixabay (158457)

花言葉とは1つ1つの花に、それぞれの花の色や香り、形や形質などに基づいて、象徴的な意味をもたせたものです。花言葉がいつどのよう生まれたのかにはさまざまな説がありますが、17世紀ごろのトルコからだと言われています。

トルコでは好きな人や恋人への贈り物として、想いを花に詰め込んで贈る「セラム」と呼ばれる風習がありました。これが広まって各国でその花からイメージした花言葉が出来上がりました。

花言葉はその花のイメージからだけではなく歴史や神話、伝説からも作られたため、同じ花でも沢山の花言葉がついてしまったといわれています。

花言葉は良い意味のものだけではない

Flower Road Dandelion - Free photo on Pixabay (158494)

このようにして花言葉は多くのイメージから生まれたため、花言葉の中には良い意味だけではなく悪い意味の花言葉も多いです。

そして、その悪い意味の花言葉は悲しいギリシャ神話から生まれたものもあります。

色や本数で意味が違うことも

Spring Awakening - Free photo on Pixabay (158541)

花言葉は同じ花の種類でも、色や本数によって花言葉の意味が違ってくる場合が多いです。例えばチューリップの花言葉は「思いやり」ですが、色別にみるとその花言葉の意味は全然変わってきます。

赤色は「真実の愛」「愛の告白」ピンク色は「愛の芽生え」黄色「望みのない恋」白色「失われた愛」紫色「不滅の愛」と赤色と黄色や白色では全く意味が異なるのです。

また、相手に何本贈るのかによっても意味が変わってきます。告白やプロポーズには12本の花を贈ると幸せになれると言われています。なので12本の花はお花屋さんでも人気です。

不穏?怖い意味の花言葉を持つ花

Girl Collects Flowers Nature - Free photo on Pixabay (158566)

最近は怖い花言葉を持つ花と関連付けられる歌詞の曲も多くなってきて、良い意味の花言葉だけではなく怖い意味の花言葉も注目されはじめています。

また、花を贈ろうと考えている方も、怖い意味の花言葉を持つ花は知っておいて損はないです。さっそくそんな怖い意味の花言葉を持つ花を3つご紹介していきます。

クロユリ

Rose Black White And - Free photo on Pixabay (158577)

クロユリとは高山植物で標高2千メートル以上の高山に咲く神秘の花といわれています。そしてユリと姿は似ていますが別属の花になります。そしてクロユリは不吉な花とまで呼ばれていて、その花言葉は「恋」と「呪い」です。

クロユリのこの花言葉は富山の昔話として語り継がれている「黒百合物語」というお話からつけられたといわれています。愛するがゆえにその愛が呪いとなってしまった悲しいお話です。

また、クロユリは独特の匂いを放ち虫をおびき寄せます。その匂いは悪臭と感じる人が多くその匂いでおびき寄せるのはハエです。なので花にはハエが集まります。なので観賞用としても避けられています。
Forest Foggy Misty - Free photo on Pixabay (159048)

映画でもクロユリ関連の映画があります。昭和28年に公開された「君の名は」の主題歌になった「黒百合の歌」の歌詞には「黒百合の花は魔物だよ」という一節があります。

そして最近では「クロユリ団地」という映画も公開されました。これはクロユリという名前が付けられた団地を舞台としたホラー映画です。

クロユリという花がこの作品のモチーフとなったという話は出てきませんでしたが、ホラー映画のタイトルということもあり不吉な印象を抱いた方も多いといえます。

アネモネ

Anemone Flower Blossom - Free photo on Pixabay (159054)

アネモネには多くの色があり、その色によって花言葉は変わってきますが、全体の花言葉は「恋の苦しみ」「見放された」「儚い恋」「辛抱」「無邪気」「期待」「純粋無垢」などが挙げられます。

全体的の花言葉を見ると失恋や悲しい恋のようにとらえられますが、中には期待や純粋無垢のように良い意味も込められている花です。
Old Books Book - Free photo on Pixabay (159093)

なぜ失恋をイメージできる悲しい花言葉が生まれたのかというと、2つのギリシャ神話と深く関わりがあると言われています。

1つ目は「西風の神ゼフェルスの神話」というギリシャ神話で好きな人から見捨てられた女性の悲しいお話です。そして2つ目が「アドニスの神話」です。こちらは愛する人を失ってしまった女性のお話です。

どちらも悲しいお話で、クロユリの怖く悲しい花言葉にもピッタリと当てはまります。

紫陽花

Hydrangea Flowers Flower - Free photo on Pixabay (159101)

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