目次
- 福島女性教員宅便槽内怪死事件とは？
- 事件概要
- 女性教員が遺体に気づく
- 警察が駆け付けた時不審な遺体
- 便槽を破壊しての取り出し
- 遺体を2度も洗浄
- 発見者の女性教員
- 死体発見時の状況
- 男性死亡時は留守だった
- 死亡した菅野直之さんについて
- 福島第2原発作業員
- 菅野直之さんの人柄
- 事件の真相は？
- 男性の死因
- 知人らの意見
- 犯人は？
- 真相究明を求めて4,000人の署名が集まる
- 事件の不可解な点
- どうして便槽内に？
- 犯人は女性教員の不在を知っていた？
- 上半身裸
- 片方の靴
- 便槽の蓋はロックされていた？！
- 発見された車の鍵
- 事件後の関係者の離職
- 菅野直之の事件前の足取り
- 事件4日前に送別会に参加
- 「出かけてくる」と自宅を出る
- 事件4日前から行方不明
- 死亡推定日
- 菅野直之さんと女性教員の関係
- 2人の関係は？
- いたずら電話被害
- 事件の便槽は女性教員の父親が保存している？
- 事件に関係している可能性のある人物や証言
- 菅野直之さんと村長の選挙戦
- 村長
- 女性教員の男性トラブル
- 女性教員の婚約者
- いたずら電話の容疑者
- 青年会会長
- 村の郵便配達員
- 青年会員の農協職員
- 村長の選挙参謀
- 考えられる事件の真相
- ストーカー
- 男女のもつれ
- 警察の隠蔽説
- 福島原発の事故関連説
- 選挙トラブル説
- 事件が早く終息した理由
- 事件がモチーフになった映画「バリゾーゴン」
- あらすじ
- 監督の渡邊文樹
- 世間の反応
- 便槽内の事件は意外と多い！
- 東京公衆便所便槽内遺体事件
- 新潟公園公衆便所便槽内怪死事件
- 秋田公衆便所便槽内覗き目的侵入事件
- 謎が多い不思議な事件！今後詳細が明らかになる日は来るのか？
この事件が未だに語り継がれるのは、やはり警察の捜査があまりにも杜撰であり、発表された事件の結果に対して、どうしても矛盾や疑問を感じざるを得ないからでしょう。
ネットに残されている情報も消されてしまったり、一致していなかったりすることが、余計に不可解さを感じさせる事件なのです。ここまで説明してきた中でも、女性の留守、現場保全や再捜査しなかった警察など、疑わせる理由がちらほら出てくるのです。ここでは、そんな事件の不可解な点に着目していきます。
ネットに残されている情報も消されてしまったり、一致していなかったりすることが、余計に不可解さを感じさせる事件なのです。ここまで説明してきた中でも、女性の留守、現場保全や再捜査しなかった警察など、疑わせる理由がちらほら出てくるのです。ここでは、そんな事件の不可解な点に着目していきます。
どうして便槽内に？
via pixabay.com
世の中には、色々な性癖やフェチズムを持っている人達もたくさんいて、実際「覗き」や「スカトロ趣味（糞尿を食べたり、掛けたり、掛けられたりすることで興奮する人）」というもので、興奮して性欲を満たしたいという人もいます。しかし、菅野さんの人柄を知っている知人たちはこぞって「そんな性癖はなかった」と言っているため、なぜ便槽内で死亡していたのかは分からないままです。
また、便器口の直径は約20cm、汲み取り口も直径約36cmとそれほど広いわけではありません。日本人男性の身長別の肩幅平均を考えると、160cmの男性でも36.9cm、170cmの男性でも39.8cm程度です。当時は今の男性より小柄で細身の人が多かったとはいえ、自力で入るのは非常に困難だと言わざるを得ません。
また、便器口の直径は約20cm、汲み取り口も直径約36cmとそれほど広いわけではありません。日本人男性の身長別の肩幅平均を考えると、160cmの男性でも36.9cm、170cmの男性でも39.8cm程度です。当時は今の男性より小柄で細身の人が多かったとはいえ、自力で入るのは非常に困難だと言わざるを得ません。
犯人は女性教員の不在を知っていた？
via pixabay.com
後ほど詳しく説明しますが、遺体で発見された菅野さんと、女性教員は実は知り合いです。女性は何故か、実家へ里帰りしていましたが、このことを菅野さん、もしくは菅野さんを殺害した犯人は知っていた可能性が高いのです。もし知り合いではなくても、狭い村のため情報は入手しやすいですし、そもそも夜に電気がついていないことを見れば一目瞭然でしょう。
覗き目的で女性教員をターゲットにしていたのであれば、人の気配の無い便槽に、わざわざ入るものでしょうか？すぐ出るつもりが出られなくなり、望まない死を迎えたとしても、覗きが目的であれば、女性教員が家にいる時を狙うはずです。
覗き目的で女性教員をターゲットにしていたのであれば、人の気配の無い便槽に、わざわざ入るものでしょうか？すぐ出るつもりが出られなくなり、望まない死を迎えたとしても、覗きが目的であれば、女性教員が家にいる時を狙うはずです。
上半身裸
via pixabay.com
菅野さんの遺体は、上半身裸だと言われています。先程述べたように、当時の気温は最高でも4.9℃です。例えば汚れを気にしていたのであるなら、全部裸になるか着替えを用意くらいはするでしょう。
ネットでもよく出てくる、遺体発見時の図を見ると、便槽の中は狭く、長さ125cm、高さが約50cm程の中で、菅野さんの身体は仰向けのまま、足を屈むように曲げていました。そして、上半身裸の上にキレイに畳まれた自分の上着を抱えていたと言われています。
果たして脱いで入ったとしても、畳んだ服を崩すことなく持っていられるでしょうか？または、その狭い便槽の中で上着を脱ぎ、キレイに畳むことは出来るのでしょうか？これだけでも、発見された状態は謎が多いのです。
ネットでもよく出てくる、遺体発見時の図を見ると、便槽の中は狭く、長さ125cm、高さが約50cm程の中で、菅野さんの身体は仰向けのまま、足を屈むように曲げていました。そして、上半身裸の上にキレイに畳まれた自分の上着を抱えていたと言われています。
果たして脱いで入ったとしても、畳んだ服を崩すことなく持っていられるでしょうか？または、その狭い便槽の中で上着を脱ぎ、キレイに畳むことは出来るのでしょうか？これだけでも、発見された状態は謎が多いのです。
片方の靴
via pixabay.com
遺体が発見された時、菅野さんの顔の上に彼の片方の靴が乗せられていました。女性教員が最初に見えたのは、この靴です。ネットの中で、片足の靴を履いていたという説もありますが、顔の上が正しいのでしょう。でなければ、女性教員が最初に見えるのは、菅野さんの顔なはずです。
汚れを気にするのであれば、両足分の靴を脱ぐべきですし、覗きが目的だったのであれば、顔の上に靴を置いたのでは見えづらいですよね？
後日、菅野さんのもう片方の靴は、現場から離れた土手で見つかりました。事件当時、雪も20cm程積もっていたと言われており、そのような中で、片足分の靴を忘れたまま歩く可能性は限りなく低いでしょう。
汚れを気にするのであれば、両足分の靴を脱ぐべきですし、覗きが目的だったのであれば、顔の上に靴を置いたのでは見えづらいですよね？
後日、菅野さんのもう片方の靴は、現場から離れた土手で見つかりました。事件当時、雪も20cm程積もっていたと言われており、そのような中で、片足分の靴を忘れたまま歩く可能性は限りなく低いでしょう。
便槽の蓋はロックされていた？！
via pixabay.com
本当か否か、今となっては全く確認出来ませんが、実は便槽の蓋はロックされていたと言われています。もし、これが真実であれば、菅野さんはやはり誰かに入れられたのかもしれません。
ロックされていたかはともかくとしても、現場保全もせず、便槽を破壊してしまった警察の捜査法などから、何か隠したいことがあったのではないか？という疑惑が湧いてくるのも仕方がありません。
菅野さんが便槽に入っていたか否かを知っているのは、実は第一発見者の教員達だけという可能性もあります。
ロックされていたかはともかくとしても、現場保全もせず、便槽を破壊してしまった警察の捜査法などから、何か隠したいことがあったのではないか？という疑惑が湧いてくるのも仕方がありません。
菅野さんが便槽に入っていたか否かを知っているのは、実は第一発見者の教員達だけという可能性もあります。
発見された車の鍵
via pixabay.com
菅野さんの遺体が発見される前日、農協の駐車場で菅野さんの車が見つけられています。何故かその車には、鍵が挿しっぱなしのままでした。田舎とは言っても、鍵を挿しっぱなしということは、短時間で戻る予定だったことが考えられます。
更に、先程述べたことと同じように、車で来ていたとするなら、やはり便槽に入る時に汚れを気にしなかったのでしょうか？当然、車内には着替えなども発見されていません。万が一、スカトロ系の性癖があったとしても、自分の車を汚してまでとは考えられません。
まして菅野さんは実家暮らしで、両親も一緒に住んでいたのです。このようなことも、不可解な点に上げられます。
更に、先程述べたことと同じように、車で来ていたとするなら、やはり便槽に入る時に汚れを気にしなかったのでしょうか？当然、車内には着替えなども発見されていません。万が一、スカトロ系の性癖があったとしても、自分の車を汚してまでとは考えられません。
まして菅野さんは実家暮らしで、両親も一緒に住んでいたのです。このようなことも、不可解な点に上げられます。
事件後の関係者の離職
via pixabay.com
この事件の不思議なことは、事件に係わった関係者が仕事を辞めたり、急な異動になったりしていることです。検死を担当した女性監察医は、事件後30年以上勤めていた職場を突然辞めてしまいます。
そして、事件を担当した駐在者の署員、三春署の刑事などは事件後すぐに異動してしまい、この事件を知る者がいなくなってしまったのです。どうしても、触れられたくない何かがあったのでしょうか？それとも、単なる退職や異動の時期だったのでしょうか？今となっては、知る由もありません。
そして、事件を担当した駐在者の署員、三春署の刑事などは事件後すぐに異動してしまい、この事件を知る者がいなくなってしまったのです。どうしても、触れられたくない何かがあったのでしょうか？それとも、単なる退職や異動の時期だったのでしょうか？今となっては、知る由もありません。
菅野直之の事件前の足取り
via pixabay.com
不可解な点を含めながら、更に事件を掘り下げていきましょう。菅野さんが便槽から発見されるまで、一体どのような経緯があったのか？ということを知る為にも、事件前の状況を知る必要があります。
しかし、菅野さんが亡くなる直前の行動は、未だ何をしていたのか分かっていません。空白の時間があるのです。このような事件前の菅野さんの足取りからも、知人達は他殺を疑っているのです。ここでは、菅野直之の事件前の足取りを紹介していきます。
しかし、菅野さんが亡くなる直前の行動は、未だ何をしていたのか分かっていません。空白の時間があるのです。このような事件前の菅野さんの足取りからも、知人達は他殺を疑っているのです。ここでは、菅野直之の事件前の足取りを紹介していきます。
事件4日前に送別会に参加
via pixabay.com
菅野さんは、事件の4日前、1989年（平成元年）2月23日木曜日の夜、先輩の送別会へ参加しています。少なくとも、この時点では確実に彼は生きていたのです。
飲み会は盛り上がったようで、深夜1時頃にようやく解散となりました。ここで、農協に残されていた菅野さん車の話が出てくるのですが、のちにその場にいた友人、仮にY、H、Fという3人の友人達は、菅野さんは飲酒運転のまま自分の車で帰ったと証言しています。
しかし、他の友人の証言では、菅野さんは酔い過ぎて他の人の車で帰ったと言われています。この時、車を置いていったのだとしたら、鍵を挿しっぱなしな状況が不自然に感じられますね。
飲み会は盛り上がったようで、深夜1時頃にようやく解散となりました。ここで、農協に残されていた菅野さん車の話が出てくるのですが、のちにその場にいた友人、仮にY、H、Fという3人の友人達は、菅野さんは飲酒運転のまま自分の車で帰ったと証言しています。
しかし、他の友人の証言では、菅野さんは酔い過ぎて他の人の車で帰ったと言われています。この時、車を置いていったのだとしたら、鍵を挿しっぱなしな状況が不自然に感じられますね。
「出かけてくる」と自宅を出る
via pixabay.com
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