目次
- 附属池田小事件とは
- 附属池田小事件の詳細
- 凶器をもった犯人が侵入
- 犯行詳細
- 事件の被害者について
- 教師らに取り押さえられる
- 当初は精神障害者を装っていた
- 宅間守の裁判の様子
- 2003年に死刑判決
- 宅間守の裁判での様子
- 傍聴には特別措置が施される
- 宅間守の現在
- 死刑確定後は処刑を望んでいた
- 死刑廃止運動家と獄中結婚
- 2004年死刑執行
- 加害者宅間守の生い立ちや人物像
- いじめっ子・いじめられっ子の幼少期
- 動物虐待
- 女子生徒の弁当に精液
- 将来の夢は自衛隊員
- 高校中退後に航空自衛隊へ
- 転職を繰り返す
- 非行を行い精神科へ入院
- 実は強姦事件を起こしていた
- 出所後も問題行動を繰り返す
- 宅間守の家庭環境や家族について
- 厳格な父親
- 父親の激しい暴力
- 母親はネグレクト状態
- 兄の自殺
- 事件後の両親は?
- 学校側の対応不足も指摘される
- 不審者への対応が出来ていなかった
- 取り押さえてからの対応が出来ていなかった
- 救急車に教員が付き添わなかった
- 逃げた教師と言われた岩崎真季
- 教師の声でトイレに逃げ込み助かった生徒も
- 被害者遺族への対応
- 死亡した生徒には卒業証書
- 文部科学省からの慰謝料や賠償金
- この事件が与えた世間への影響
- 学校の安全対策
- 触法精神障害者への対応
- 大きな衝撃と影響を与えた悲しい事件
この事件ではその後、心神喪失と認められ、無罪あるいは不起訴処分となった者に対する処遇のあり方についても議論されました。それまでは、精神障害者に対して司法機関が関与して処遇が行われることは、極めて抵抗感が強かったが、この事件以降に『心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律』が制定されました。
また、保護観察所に社会復帰調整官(精神保健福祉士)が置かれ、社会復帰調整官が中心となって医療観察が実施されることにもなりました。この措置には賛否様々な意見が出ています。
また、保護観察所に社会復帰調整官(精神保健福祉士)が置かれ、社会復帰調整官が中心となって医療観察が実施されることにもなりました。この措置には賛否様々な意見が出ています。
大きな衝撃と影響を与えた悲しい事件
一人の男が起こした世にも凶悪な犯罪となった附属池田小事件。ただの凶行という言葉で片づけることの出来ない、その後に大きな影響を与える事件となりました。亡くなった人だけでなく、関係者の心にも大きな傷を残しました。私たちはこの大事件から多くの事を学び、学校教育や家族関係、子供たちを取り巻く環境について大いに考える必要があるという事に向き合っていかなくてはなりません。
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