目次
- 附属池田小事件とは
- 附属池田小事件の詳細
- 凶器をもった犯人が侵入
- 犯行詳細
- 事件の被害者について
- 教師らに取り押さえられる
- 当初は精神障害者を装っていた
- 宅間守の裁判の様子
- 2003年に死刑判決
- 宅間守の裁判での様子
- 傍聴には特別措置が施される
- 宅間守の現在
- 死刑確定後は処刑を望んでいた
- 死刑廃止運動家と獄中結婚
- 2004年死刑執行
- 加害者宅間守の生い立ちや人物像
- いじめっ子・いじめられっ子の幼少期
- 動物虐待
- 女子生徒の弁当に精液
- 将来の夢は自衛隊員
- 高校中退後に航空自衛隊へ
- 転職を繰り返す
- 非行を行い精神科へ入院
- 実は強姦事件を起こしていた
- 出所後も問題行動を繰り返す
- 宅間守の家庭環境や家族について
- 厳格な父親
- 父親の激しい暴力
- 母親はネグレクト状態
- 兄の自殺
- 事件後の両親は？
- 学校側の対応不足も指摘される
- 不審者への対応が出来ていなかった
- 取り押さえてからの対応が出来ていなかった
- 救急車に教員が付き添わなかった
- 逃げた教師と言われた岩崎真季
- 教師の声でトイレに逃げ込み助かった生徒も
- 被害者遺族への対応
- 死亡した生徒には卒業証書
- 文部科学省からの慰謝料や賠償金
- この事件が与えた世間への影響
- 学校の安全対策
- 触法精神障害者への対応
- 大きな衝撃と影響を与えた悲しい事件
宅間は1963年11月23日生まれ。幼少時代から問題行動が多かったと言われています。小学校では自分より強い児童にはいじめられていたが、自分より弱い児童に対しては徹底的にいじめるなど、いじめられっ子であると同時にいじめっ子でもありました。
動物虐待
小学校低学年の頃、宅間は燃やしたドラム缶に生きたままの猫を入れたり、布団で巻き川に流すなどの虐待行為を行いました。その行為は中学に進学してからも続き、猫の虐待は複数回に及び、教室の金魚の尾にハサミを入れてストーブで燃やす事もありました。
周囲の人にきちんと挨拶を行い活発に振る舞うなど、一見良い印象も多かった宅間ですが、些細なことで級友や母親に殴りかかるなどの凶暴性も証言に残されています。
周囲の人にきちんと挨拶を行い活発に振る舞うなど、一見良い印象も多かった宅間ですが、些細なことで級友や母親に殴りかかるなどの凶暴性も証言に残されています。
女子生徒の弁当に精液
宅間が事件後の精神鑑定医に語ったとされる記録によると、「好意を抱いていた女子生徒の弁当に唾液や精液をかけた」こともあるそうです。何とも理解しがたい、異常な行為を行っていた事が記録されています。
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将来の夢は自衛隊員
小学生の頃から自衛隊に強い関心を持っていました。将来は自衛隊に入ると大声で叫んだり、一人で軍歌を大声で歌っていたこともあり、高校生になっても周囲の同級生に「俺は自衛隊入るからお前等とは少しの付き合いや」と発言していたこともあったそうです。
高校中退後に航空自衛隊へ
高校２年生の時、教師を殴り停学処分を受けた際、反省文に「自衛隊は内申書一切関係無しの一発勝負」等と綴っていました。結局尼崎市内の工業高校を2年で中退した後、定時制高校に編入学しますがそこも退学、アルバイトを経て18歳の時航空自衛隊に入隊しました。
航空自衛隊入隊時、宅間の希望はパイロットでした。山口県防府市にある航空自衛隊第一航空教育隊にて教育を受けた後、愛知県小牧市の第一輸送航空隊に配属され航空機整備を担当、その後浜松基地へ移りました。しかし、1983年1月に除隊させられています。
除隊理由は家出少女 に対する強姦未遂。後に少女は保護され愛知県青少年保護条例違反で宅間は事情聴取を受けます。これが問題となり自衛隊を辞めることになったと鑑定書に記されています。
航空自衛隊入隊時、宅間の希望はパイロットでした。山口県防府市にある航空自衛隊第一航空教育隊にて教育を受けた後、愛知県小牧市の第一輸送航空隊に配属され航空機整備を担当、その後浜松基地へ移りました。しかし、1983年1月に除隊させられています。
除隊理由は家出少女 に対する強姦未遂。後に少女は保護され愛知県青少年保護条例違反で宅間は事情聴取を受けます。これが問題となり自衛隊を辞めることになったと鑑定書に記されています。
転職を繰り返す
除隊後、宅間が家でごろごろしているのを見かねて父親が資金をだし、運送業(引っ越し屋）を始めますが、約１ヶ月後にとん挫、その後不動産会社に就職します。
運送会社・トラック運転手・引越し業者等、十数社転職を繰り返しましたがいずれも数週間から半年以内で辞職しており、精神的に荒れ、家族への暴力、傷害、暴行などに走り、また高速道路を逆走するなどの非行を行うようになりました。
運送会社・トラック運転手・引越し業者等、十数社転職を繰り返しましたがいずれも数週間から半年以内で辞職しており、精神的に荒れ、家族への暴力、傷害、暴行などに走り、また高速道路を逆走するなどの非行を行うようになりました。
仕事の人間関係がストレスで辛い！割り切る方法と辞めたい時の対処法 - POUCHS仕事でもやはり人間関係が難しいのですが、上手に割り切ることが大切です。辛いと感じた場合に悩みとなり、辞めたい気持ちが膨れやすいのですが、上手にストレス発散をする必要があります。仕事がうまくいかない時に役立つ考え方やおすすめのストレス解消法をご紹介します。
非行を行い精神科へ入院
宅間の非行はエスカレートします。
1984年、マンション管理会社に勤務していた時には家賃の集金と称して女性の部屋に上がり込みます。事件後に宅間は母親をともない精神科を受診し入院しますが、入院中に5階から飛び降り重傷を負います。この出来事のあと、統合失調症の診断を下されました。
その後も、「車のライトが眩しいと言いがかりをつけ、相手の車を破壊」「実兄の愛車を角材でボコボコにする」「検問を突破し高速道路の逆走」 「結婚した相手への暴行」「小学校教諭のお茶に精神安定剤を混入」等多くの事件を起こしています。
1984年、マンション管理会社に勤務していた時には家賃の集金と称して女性の部屋に上がり込みます。事件後に宅間は母親をともない精神科を受診し入院しますが、入院中に5階から飛び降り重傷を負います。この出来事のあと、統合失調症の診断を下されました。
その後も、「車のライトが眩しいと言いがかりをつけ、相手の車を破壊」「実兄の愛車を角材でボコボコにする」「検問を突破し高速道路の逆走」 「結婚した相手への暴行」「小学校教諭のお茶に精神安定剤を混入」等多くの事件を起こしています。
実は強姦事件を起こしていた
1984年のマンション侵入の際、強姦事件を起こしています。この初犯の強姦事件では1985年に懲役3年の実刑判決が確定し、奈良少年刑務所に服役しました。
事件後精神科に入院したことについて、のちに母親に宛てた手紙によれば、入院したのは警察から強姦事件で追及されるのを回避するためで、5階から飛び降りたのは「親に嫌がらせをするため」であったといわれています。
記録によると強姦事件を複数回起こしており、精神科では「人格障害」と診断されるなど、記録に残っている多くの行動は常軌を逸したものだったと言えます。
事件後精神科に入院したことについて、のちに母親に宛てた手紙によれば、入院したのは警察から強姦事件で追及されるのを回避するためで、5階から飛び降りたのは「親に嫌がらせをするため」であったといわれています。
記録によると強姦事件を複数回起こしており、精神科では「人格障害」と診断されるなど、記録に残っている多くの行動は常軌を逸したものだったと言えます。
出所後も問題行動を繰り返す
1989年に奈良少年刑務所を出所しますが、その後も宅間は問題行動を繰り返します。母親の精神状態もおかしくなり、父親は宅間の私物を下取りに出しその金を本人に手渡しして宅間を勘当します。
1993年には非常勤の地方公務員になり市営バスの運転手やゴミ収集、小学校の用務員等を勤めます。この間も市バスの運転を務めている最中、乗客の女性に「香水の匂いがきつい」ことを理由に言いがかりをつけてトラブルを起こし懲戒処分を受けています。
1993年には非常勤の地方公務員になり市営バスの運転手やゴミ収集、小学校の用務員等を勤めます。この間も市バスの運転を務めている最中、乗客の女性に「香水の匂いがきつい」ことを理由に言いがかりをつけてトラブルを起こし懲戒処分を受けています。
1999年には学校教員が飲む茶に精神安定剤を混入させる行為をしたとして免職されたものの、刑事処分は「責任能力なし」として受けませんでした。その後も職を転々としますが、その度に暴行事件等を起こした為長続きせず、最終的に池田小事件で逮捕された当時は無職でした。
最終的に、15回逮捕されており、池田小事件の前にも数えきれないほどの罪を犯しました。また、私生活では4回の結婚、離婚を繰り返し、自分より40歳以上年の離れた女性と養子縁組も結ぶなどの記録も残されています。
最終的に、15回逮捕されており、池田小事件の前にも数えきれないほどの罪を犯しました。また、私生活では4回の結婚、離婚を繰り返し、自分より40歳以上年の離れた女性と養子縁組も結ぶなどの記録も残されています。
宅間守の家庭環境や家族について
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