名古屋アベック殺人事件の詳細！犯人たちと被害者遺族のその後も

少女E子

無職だった少女E子は当時18歳でした。名古屋市に昭和46年1月20日に長女として誕生しました。

小学生の頃に両親が離婚し、父親に引き取られました。父親の彼女が妊娠したことにより共に暮らし始めますが自分と4.5歳しか違わない女性と折り合いが悪く親戚に預けられます。

中学を卒業してからは美容師として働き始めますが、仲の良い同僚の退職に伴いE子も退職し、その後スナックでホステスとして働き始めます。

このスナックに客として来ていたCと交際するようになり、Cについて暴力団事務所に出入りするようになりA・Bと知り合います。

少女F子

無職だった少女F子は当時18歳でした。愛知県出身です。

昭和61年に母親と口論になり家を飛び出します。その直後にDと出会い、Dとは別の暴力団組員と同棲していました。

少女F子については詳しい情報があまりありませんが、他の5人と同様に家庭環境がよろしくなく、その後の生活も光の見えない生活だったそうです。

暴力団員との関りから、事件を起こし非道な虐殺を行った少年少女たちは現在この事件をどのように考えているのでしょうか。

名古屋アベック殺人事件詳細

世の中にはたくさんの事件がありま、その中には加害者があまりにも非道な事件もあります。今でもたくさんの人の記憶の中に残っている事件のひとつが名古屋アベック殺人事件です。

残忍な事件として後世に語り継がれる事件となってしまった、名古屋アベック殺人事件ですが、事件はどのようにして発生したのでしょうか。

将来有望な2人の若者の命が無残にも奪われてしまい法律を改正するきっかけとなった事件でもある、名古屋アベック殺人事件を順を追って迫ってみます。

被害者カップルがドライブデートへ

1988年2月22日10時ごろ、理容師の女性Y子は仕事場から自宅へ一旦帰宅し、父親の車トヨタ・チェイサーで外出します。

当初女性Y子は、女の友達のところへ行くかもしれない。と家族に言い残し外出しています。

1988年2月23日未明に、事件の被害者となる理容師の男性Xとその彼女で前出の理容師の女性Y子が、愛知県の大高緑地公園へドライブにでかけました。

ドライブの途中で大高緑地公園へ到着し、車を駐車していたところに2台の車が現れました。

男女6人グループが車を襲撃

2月23日午前4時30分頃、金品を強奪する目的で男女6人がXとY子の車を襲撃します。

6人はAが所有する日産・グロリアと、Dが暴力団組員から借りていた日産・グロリアの計2台で駐車中のチェイサーを挟み込むように停車させました。

車外からチェイサーの窓を割ろうと木刀で殴るなどしていたところ、逃げようとしたチェイサーがバックをしたために、Dのグロリアに衝突します。

車をぶつけられた6人は激高して、さらに激しくチェイサーに攻撃をしました。

車外に連れ出し激しい暴行

犯人たちはチェイサーの屋根の上に乗ったりして威嚇し、フロントガラスを割って、中からX・Y子を引きずりだし、現金1万円余りを強奪します。

当初は現金を奪うだけのつもりでしたが、行動はエスカレートし、Xを鉄パイプや木刀で気絶するまで何度も何度も暴行を加えました。

Y子は素っ裸にされ少年たちに集団レイプされてしまいます。さらに陰部にシンナーをかけ火をつけられる、少女たちにタバコの火を押し付けられる言った暴行を受けます。

2人を拉致監禁

X・Y子が激しいリンチを受けてぐったりと倒れこんでしまい、また、夜が明け明るくなったこともあり放置すれば犯行がバレてしまうと恐れた6人は2台のグロリアに2人を連れ込みます。

被害者2人をグロリアに監禁した状態で名古屋市内を丸一日走り回りました。その中で被害者2人に顔をみられたことにより、顔を見られているためこのまま逃がせば通報されて逮捕されるから殺してしまおうと相談しました。

Aらは再び暗くなるのを待つために、名古屋市内のカーホテルに2人を再び監禁しました。

男性被害者の殺害

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