名古屋アベック殺人事件の詳細！犯人たちと被害者遺族のその後も

また、被害者遺族Y子の父親と特別発信許可を得て文通を始め、Y子の父親から「頑張りなさいよ」と書かれた手紙を受け取ったこともあるとされています。

仮釈放の目的として、被害者Y子の父親が高齢なこともあり役立てることがしたい。社会に役立つ人間になれるようになりたい。と発していると取材で述べていたとのことです。

少年B

事件後逮捕され、準主犯格とされた徳丸茂久は、今回の事件の悪質さは小島に勝るとも劣らないとされました。

しかし、事件当時17歳だったことが考慮され、18歳未満の判決では最高刑とされる無期懲役を求刑されました。

その後の判決で、裁判官の言葉にも「本来ならば死刑を選択すべき」とあるように徳丸の犯行は悪質極まりなかったということで求刑通りの無期懲役が確定しました。

その後の徳丸については主犯格の小島茂夫と同様に無期懲役を受け現在服役しています。

成人男性C

犯人グループの中で唯一の成人であった高志健一は、第一審の初公判の際に、「Xの殺害時の相談には加わっておらず、現場にも行っていない」と、起訴事実の一部を否認しました。

無期懲役の求刑を受け、懲役17年の判決を受けたのち服役し、2003年8月までに出所しました。

逮捕後には反省の弁を述べていましたが、出所後に遺族のもとを訪れ謝罪することはありませんでした。

高倉は出所後に結婚して2児の父親になり、愛知県知多市に住んでいると言われています

少年D

少年Dこと近藤浩之も高志健一と同様に、「殺害行為の実行には加わっていないが、冷酷な性格は顕著である」とされました。

近藤は犯行時未成年だったために高志健一と違い、懲役5年以上10年以下の不定期刑が求刑されました。しかし、判決を受けた際に成年していたため、懲役13年の判決が下ることとなりました。

2003年8月以前に出所した後は高志同様に反省の色は全くなく、結婚し妻子をもって大阪の岸和田で暮らしていると週刊誌で報じられています。

少女E子

E子こと筒井良枝は、「同性の被害者に対しても言葉に絶する犯行を加え、また反省の色もない」として、懲役5年以上10年以下の不定期刑を求刑されました。

求刑通り懲役5年以上10年以下の不定期刑の判決が下された後「遺族に土下座して謝罪したい」と反省の色をのぞかせました。

筒井は、1996年の出所後、2000年に知り合った男性と結婚し、一人の子供を授かっていますが、2001年には離婚して、2003年時には水商売をして生活しているそうです。

少女F子

F子こと龍造寺リエは筒井同様に、「同性の被害者に対しても言葉に絶する犯行を加え、また反省の色もない」として、懲役5年以上10年以下の不定期刑を求刑され服役しました。

龍造寺は逮捕時に反省の色はなく、遺族に対しての謝罪の言葉は一度もありませんでした。

出所後に結婚し一人の子供を授かっていますが、結婚離婚を繰り返し、現在は3人目の夫と現場近くの名古屋市港区に一戸建てを建てて雪丸リエとして生活しているようです。

被害者家族のその後と現在

事件当時ともに美容師と働いており、将来は一緒に美容室を経営することを夢見ていた若いアベックの命が無残な形で失われた事件。

いきなり家族を失ってしまった遺族の悲しみは計り知れません。世の流れに取り残されてしまうこともあったとしてもしかたがありません。

大切な家族が凄惨な事件に巻き込まれてしまった被害者家族は、事件後どのように行動し、現在どうしているのでしょうか。

被害者家族の判決確定後について、述べていきます。

男性の父親

被害者男性の遺族に関してですが、男性の父親は1993年に名古屋市中村区内にあるマンションで死亡しています。孤独死だったようで、誰かに看取られることもなく、机に突っ伏した状態で息を引き取っていたとされています。

被害者男性の両親は、事件前から不仲で離婚していた。とも、事件後から不仲になったとも言われていますが、息子を失い5年しかたっていないことを考えると、心労やストレスが死亡する原因となった可能性は否定できません。

女性の母親

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