2019年7月12日 更新

不可解な事件15選!それぞれの事件の概要と不可解な点とは

不可解な事件は世界中で発生しています。事件が不可解なほど犯人が捕まっていないものや真相が不明なものが多いです。世界や日本ではどのような事件が起きているのかご紹介していきます。事件の概要を知り、同じような事件に巻き込まれないようにしましょう。

目次

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初めに起きたのは1984年3月18日に起きた江崎グリコ社長誘拐事件です。当時の社長が入浴中に銃を持った男2人組が押し入り、社長を全裸のまま誘拐して身代金を要求しました。身代金を準備しましたが犯人は現れず、社長は3日後に自力で脱出したところを保護されています。

1984年4月2日には社長宅、4月23日と5月31日には江崎グリコに脅迫状が届きます。いずれも現金を用意しろという内容でした。同年の4月10日には江崎グリコの本社が放火される被害が発生しました。

その後も丸大食品や森永製菓が脅迫の被害に遭っています。スーパーに青酸ソーダ入りの菓子を置く事件も発生しており様々な会社やスーパーが影響を受けました。

この事件の不可解な点

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犯人はマスコミ宛にも挑戦状を送るなど社会全体を巻き込む事件を起こしました。しかし何度も現金を要求したにも関わらず一度も姿を見せていないことや、青酸ソーダを入れたお菓子にわざわざ毒入りを知らせるシールを貼るなど不可解点が多く見られました。

警察は犯人を追い詰めても度々取り逃がしていたため、犯人が誰かわかっていてわざと逃がしているのではないかとも言われています。

滋賀県警本部長が退職日に自殺したことで犯人から事件の終息宣言が送り付けられます。滋賀県警本部長の自殺は犯人を取り逃がしたことへの責任だとする説や事件を背負わされたことへの抵抗だとする説など様々な憶測を呼ぶことになりました。

名古屋ホストクラブ経営者拉致殺害事件

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2001年に名古屋で発生した名古屋ホストクラブ経営者拉致殺害事件についてご紹介します。

事件の概要

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2001年9月1日に名古屋市中区富士見町で発生した事件です。帰宅途中の風俗店経営者が10人ほどの集団に銃撃された後に暴行されて車のトランクに押し込められました。

トランクに押し込まれた男性に対して至近距離で2~3発を発砲をした犯人グループは車2台で逃走しました。現場近くのマンションに住んでいた知人女性が事件に気づき助けを求めた際には、犯人は女性にも銃撃を加えています。

風俗店経営者は至近距離で撃たれた時に死亡したと見られ女性は重傷を負いました。

犯人について

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主犯格は元山口組系暴力団員の男33歳で、他にも暴力団組員の男39歳と妻28歳、人材派遣業の男43歳、無職の女30歳が逮捕されました。実行役は人材派遣業で働いていたとみられる日系ブラジル人の男たちです。

2017年2月に日系ブラジル人のうち37歳のマルセロ・ヨコヤマ容疑者と39歳のアレシャンドレ・ミウラ容疑者が逮捕されました。2人は事件の20日後にブラジルへ逃亡していました。

他にも4人のブラジル人が関わっているとされていて現在も警察が行方を追っています。逮捕された日本人にはすでに判決が下されてそれぞれに懲役5年~無期懲役が言い渡されました。

被害者について

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風俗店経営者は54歳の男性で犯人のうちの1人と金銭トラブルがあったと言います。事件前の5月にもマンションのエレベーター内で襲われて警察沙汰になる被害を受けていました。

男性はトランク内で死亡し、身に着けていた貴金属類や所持していた現金100万円を奪われた後に犯人によって遺体を損壊された上でドラム缶にコンクリート詰めの状態で滋賀県の川に沈められました。

事件に気づき助けを求めた知人の女性は風俗店経営者と交際していたと見られ、銃撃された際の一発が首を貫通して負傷しています。

この事件の不可解な点

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襲撃時に犯人たちは作業着とヘルメットを着用して工事作業員に変装しており、男性が通りかかるまで工事をするふりをしていました。

現場は大通りに面している場所で人や車の通りが多く事件の目撃者が多数いました。第三者がホームビデオで撮影していたため事件の様子は当時テレビでも放映されています。

犯人グループは当初殺害する予定はありませんでしたが、被害者が激しく抵抗したため暴力団組員の男39歳がトランクに押し込んだ際に発砲したと言います。知人女性に発砲したのも同じ人物です。

売春島失踪事件

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1998年に三重県で発生した売春島失踪事件についてご紹介します。

事件の概要

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1998年11月24日に三重県伊勢市で記者をしていた24歳の女性が勤務先を出た後に行方不明となりました。翌日に車が市内の損害保険会社の駐車場で発見されましたが車内に私物はありませんでした。

女性はタバコを吸わないはずなのにタバコの吸い殻が残されていたり座席が女性の身長に合わないくらい後ろへスライドされていたりといった不審な点が多く、両親が警察に申し出ます。

しかし警察は当初家出と判断して捜査を行いませんでした。のちに失踪事件として捜査を開始しますが現在も女性の行方はわかっていません。

犯人について

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女性が会社を出た後に一人の男性と接触していたことが判明し、警察は男性を容疑者として調査することにしました。男性は車に女性を乗せて数時間話した後に県道沿いに下ろしたと証言しています。

その後男性に他の女性に対しての監禁疑惑が出たため警察は監禁事件で逮捕をして女性の失踪についても追及しますが、監禁事件は無罪となり逆に男性が国や警察を告訴しました。

告訴は取り消されましたが警察は男性への捜査を打ち切りにしています。

被害者について

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