2019年9月23日 更新

勝田清孝事件の詳細や裁判の様子!史上最悪の連続殺人事件の真相とは

勝田清孝という人物をご存知でしょうか。勝田清孝は、日本でも最悪な連続殺人犯です。ここまでは勝田清孝がどういった犯罪を行って史上最悪と言われいるかなど紹介します。生い立ちや連続殺人事件の詳細や逮捕されてからの裁判の様子なども紹介していきます。

目次

消防副士長となる

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夜は、非道な生活を繰り返していましたが、消防士としては表彰は20回、全国競技大会に2年連続入賞という実力を残していました。非常に優秀な人物であったと思います。この実績を認められて、消防士になってから2年後には、副士長になっていました。

実績が認められても心が満たされる事はなく、また、常にお金を湯水のごとく使っていた習慣から抜け出す事も出来ず、またどんどんお金遣いは荒くなり、借金も増えていきました。

借金を清算するもスグに借金がかさむ

Debt Loan Credit - Free image on Pixabay (634978)

1974年ごろには、消防副士長となったのを機に、父親に賭博で負けたという嘘をつき、200万円の借金を肩代わりしてもらいます。その借りたお金で、今までの借金を返済しました。

しかし、それで借金の清算をしますが、やはり浪費癖を直すことが出来ず、車と酒と愛人の誘惑に勝てず、再び借金が増えていきました。当時は毎晩のように飲み歩き、ゴルフ会員権や高級車も2台も持っていて、さらには趣味の無線に200万円もの多額のお金をかけて愛人まで作るという生活をしていました。

消防士を罷免

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1980年7月31日には、名古屋市のスーパーの男性の店長を脅し、金庫から576万円余りの現金と商品券を合わせて、580万円を奪い、抵抗した店長を射殺しました。

そして、同年11月には、車上荒らしで逮捕されて消防士を免職となります。しかし、逮捕の容疑は車上荒らしだけで、警察は不覚にも勝田の連続殺人を見抜くことが出来ませんでした。そのため、勝田は懲役10ヶ月、執行猶予3年を受けたのみでした。

しかしこの一件で、愛人の関係も露見したこともあり、家庭が崩壊し、妻子も別居してしまいます。

全国競技大会出場の頃に殺人がなかった理由

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勝田が全国競技大会出場のころ、ぱったりと殺人や空き巣もやめていた為、被害がなくなっていました。その殺人などを辞めていた理由は、本職の消防士として責任ある地位についていて、昼の生活が忙しくしていた事が挙げられます。

また、勝田が手に入れたお金を散財していることや、愛人の存在を知ってしまった妻が心労で自殺未遂を起こしてしまい、愛人や車に金の工面するどころではなかったからと捕まったあと、自供しています。

勝田清孝の手記「冥晦に潜みし日々」

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勝田は、生前「冥晦に潜みし日々」という日記を書いていて、犯行を起こした理由や経緯、謝罪の気持ちを記載していました。

犯行の状況などを赤裸々に記した本

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勝田は、生前「冥晦に潜みし日々」という日記を書き、自分の犯してしまった犯罪について、犯行の状況なども含めてこの本に纏めていました。

死刑執行まで約1年間あった訳ですから、色々思い出す時間はあったでしょう。今まで、殺人をすることに対して全く罪悪感を抱いている感じではなかったですが、刑務所では後悔の念に苛まれる日々が続いて、日記をつけていたのかもしれません。

本には、犯行の状況などやその時の自分の考えていた事などが書かれていたそうです。

本の中では偽りなく全てを語っている

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この「冥晦に潜みし日々」は、勝田が引き起こした全ての犯罪が記載されており、偽りなく事件の詳細が書かれているといいます。

勝田が殺害したのは、立証されたのは8名のみとなりますが、勝田が自分でやったと自供した事件でも、立件出来ず未解決事件となってしまった事件は多数あります。

そのことを悔やんで、このような日記を書いていたのでしょうか。実際、わざわざ裁判所にまで提出しているので、懺悔の気持ちは本当にあったのかもしれません。

最悪で残虐なシリアルキラー

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ここまで、勝田清孝について紹介しましたが、勝田は非常に危ない人物だったことが分かります。一番恐ろしい点は、あまり躊躇することなく、人を殺していた事にあります。

至上最悪のシリコンキラーは、すでに亡くなっていますがこのような事件がどこかで起きないことを祈るばかりです。

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