金木犀の花言葉と由来は?怖いイメージがある理由と金木犀のあれこれ

金木犀の香りが漂い始めると秋が来たことを実感しますよね。独特な香りが特徴です。かわいらしい見た目で見ていると癒されるイメージの金木犀ですが実は怖い花言葉もあることをご存知でしたか?花言葉の由来からなぜ怖い花言葉があるのかをひも解いていきます。

金木犀はどんな花?

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金木犀はモクセイ科モクセイ属の常緑小高木です。9月上旬から10月下旬にかけてオレンジ色の小さな花を咲かせます。この時期になると金木犀ならではの甘くて強い香りが街に漂いますよね。

金木犀は中国原産で江戸時代に日本へ伝わりました。雌雄異株ですが、日本には雄株しか入ってこなかったため日本では種がならないようです。

秋に香る花と言えば金木犀ですが金木犀ならではの特徴や種類がいくつかあることをご存知でしたか?金木犀について詳しく見ていきましょう。

金木犀の特徴

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金木犀の特徴と言えば何と言っても独特の香りでしょう。金木犀の花が咲く時期になると甘い香りが漂いますよね。金木犀は3香木の一つでもあります。

香木とは強い香りを放つ木のことを言います。3香木とは沈丁花、梔子、金木犀の3つで、それぞれジンチョウゲ、クチナシ、キンモクセイと読みます。春は沈丁花、夏は梔子、秋は金木犀が季節ごとの風物詩になっています。

それぞれの香りが漂い始めると季節の移り変わりを改めて実感しますよね。それだけ香りというのは人々の記憶に残るものなのでしょう。

金木犀の種類

Cherry Blossoms Branch Pink - Free photo on Pixabay (171993)

金木犀はモクセイ科モクセイ属ですが、同じ種類の木が3つあります。一つ目は銀木犀という金木犀にとても似た名前の木です。銀木犀も9月上旬から10月下旬にかけて花を咲かせます。違うところは花の色が白いところで、香りも金木犀ほどは強くないようです。

二つ目の木は薄黄木犀です。花が咲く時期は金木犀と一緒ですが花の色が少し違います。薄黄木犀はその名の通り花の色が少し黄色がかっています。白い花を咲かせることもあるようですよ。

三つ目は柊木犀です。柊木犀の花が咲くのは金木犀よりも遅く11月から12月にかけてです。花の色が白いところも金木犀とは違いますね。香りも金木犀より弱いです。
Floral Flowers Abstract - Free vector graphic on Pixabay (172117)

同じ種類でも咲く時期が違ったり花の色が違ったりしていて面白いですよね。どの木もそれぞれ魅力的なので金木犀が咲き始めてから柊木犀が咲き終わるまで9月から12月までの約4か月間はモクセイ科ならではの香りを楽しむことができます。

花の名前の由来

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金木犀という名前には由来があります。「金」は花の色がオレンジ色なことから、「犀」は樹皮の模様が動物のサイの皮に似ていることに由来しているそうですよ。確かに金木犀の樹皮は皮目が多くてザラザラしています。

オレンジ色の花をつけるサイの皮のような樹木という意味ですね。面白い由来です。同じ種類の銀木犀と薄黄木犀も同じように咲かす花の色から名前がきています。「銀」は白色を指し、薄黄はそのまま薄い黄色のことを指しています。

柊木犀だけは花の色ではなく葉の形が名前の由来です。柊木犀は葉の形が特徴的で柊に似ていてギザギザしています。

金木犀の花言葉

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多くの花には花言葉があります。花によって色々な意味がありそれぞれの言葉にきちんと由来もあるのです。日本の花言葉の多くはイギリスからきたものだそうですよ。

金木犀にもいくつかの花言葉があります。知っている花言葉はありますか?

謙遜・謙虚

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金木犀の花言葉には謙遜、謙虚があります。金木犀の花言葉と言えば謙遜を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

金木犀の花はとても強い香りがありますが花自体は小さいです。花は小さく目立ちませんが強い香りを放って人々に秋の訪れを知らせていることから、自己主張せずに人々に癒しを与えている謙虚さがあるという由来に繋がります。

金木犀の花はどれくらい小さいかというと直径1cmにも満たないのです。それなのにあれだけの香りを放つことができるのはすごいですよね。謙遜、謙虚という花言葉になった理由にも納得できます。

気高い人

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金木犀は9月上旬から10月下旬が花の咲く時期になりますが、花を咲かせているのはたったの3~4日だけなのです。短い開花期間ですがその間に強くて甘い香りを放つことで人々を癒しています。

また金木犀は散った後も美しいですよね。オレンジ色の花が散ると一面オレンジ色になるので地面にオレンジ色の絨毯がひかれ手いるように見えます。短い開花期間に目一杯人々を楽しませ、散った後にも美しさで魅了するその姿から気高いと言われています。

そして金木犀は雌雄異株です。雌雄異株とは雄花だけを咲かせる株と雌花だけを咲かせる株があるということ。多くの他の花は虫に花粉を運んでもらうことで受粉します。なので花も虫が来やすいような香りや見た目を持ちます。
Ladybug Spring Grass - Free photo on Pixabay (172214)

しかし金木犀は雌雄異株なので虫に頼らなくても交配できるのです。さらに金木犀は虫を寄せつけない忌避効果があります。

虫を寄せつけず自分の力で交配するというところにも気高さを感じますね。昔の位の高い女性が金木犀を香料として使用し香りをまとっていたため気高いという花言葉になったという由来もあるようです。

真実

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真実という花言葉もあります。金木犀の花は強い香りを放ちますが花の大きさはとても小さいです。この香りの強さと花の小ささというギャップが真実という言葉の由来です。

強い香りに惹かれて香りの元をたどると、樹皮はサイの皮のようにゴツゴツしていているのに咲いている花はとても小さくて可愛らしいというギャップに驚くはずです。香りの強さと花の小ささ、花の小ささと樹皮のゴツゴツさでそれぞれ見た目にギャップがあるけれどこれこそが真実の姿なのだという意味のようですね。

このギャップも金木犀の魅力の一つです。

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