2019年9月10日 更新

ワラビ採り事件の概要とその真相は?メモの内容や後日談についても

ワラビ採り事件と呼ばれる事件をご存知でしょうか。この事件は怨恨や売春のトラブルに巻き込まれたなど様々な憶測がされています。また真相に迫るため、最終バスで霊視が行われたり、事件で発見されたメモの解説が行われたりしています。今回は後日談も含め紹介していきます。

目次

京都長岡ワラビ採り事件の真相

Detective Searching Man - Free vector graphic on Pixabay (605967)

さきほどは、京都長岡ワラビ採り事件の事前の概要を紹介してきました。次は、今回の事件で捜査した結果、判明し状況証拠としてあるものを紹介していきます。

さらにこの事件の真相に迫っていきましょう。

金品が奪われた形跡はなかった

Wallet Credit Card Cash - Free photo on Pixabay (605978)

京都長岡ワラビ採り事件の概要でも簡単に紹介しましたが、今回の事件では遺体のそばに、所持金2千円が入ったナップサックが放置されていたこともあり、お金に手をつけていないことを考えると物取り目的の犯行ではないことが推察されていました。

金銭を奪う目的ではないとなると、知人などによる怨恨での殺害なのか、知人などでは全くなく、殺人に興味があり人を殺害してしまう異常者か、レイプ目的で襲ったけれど、予想以上に暴れられてしまい、殺してしまったなど、様々な憶測ができます。

死因は刺殺と絞殺

People Knife Stabbing - Free photo on Pixabay (606010)

Aさんの死因は、両手で首を絞められたことによる窒息死でしたが、あばら骨は9本折られ、肝臓が破裂していました。

一方のMさんの死因は刃物で刺されたことによる失血死でした。また、遺体の発見者が彼女の体を起こすと、左胸に包丁が突き刺さったままになっていたそうです。

左胸部に刺さったままの包丁は、左第四肋骨を切断し、心臓から肺にまで到達しており、シャツ越しではなく、素肌に刺さっていました。確実に殺そうと思っての行動でしょうか。

主婦の遺体には多くの殴打跡があった

Fear Woman Stop Violence Against - Free photo on Pixabay (606038)

今回の殺害された主婦2名の死因は、絞殺と刺殺でしたがそれ以外にも、Aさんだと手で殴打されたか、蹴り上げられたような皮下出血の痕が30カ所にも及びました。

また、Mさんの遺体にも、手で首を絞められた痕があり、Aさん同様、手で殴られたような跡や蹴りなどによる皮下出血の痕が50カ所もありました。

今回の事件では、執拗に殴る・蹴るなどの暴行をしており、殺害後に殴打を繰り返したのか、生きている時にしたのかは不明ですが、犯人の異常性を感じる行動だと言えます。

主婦らのアキレス腱が切られていた

Legs Window Car Dirt - Free photo on Pixabay (606042)

今回見つかった遺体で、主婦2名どちらともアキレス腱が切られていたことが分かっています。逃げられない為に、犯人が切ったものなのだと思われます。

また、アキレス腱を切り逃げられなくすることによって、犯行をしやすくしようと思ったのでしょうか。たしかにアキレス腱を切ってしまえば、切られた方は思う様に動けなくなりますし、逃げるスピードも遅くなりますので、ある程度動きを止める点では、よくあるパターンだと言えます。

主婦らは性的暴行を受けていた

Desperate Sad Depressed - Free photo on Pixabay (606070)

また、今回痛ましい殺され方をした主婦2名は、性的暴行を受けていたようです。

Aさんは発見当時、服装はスポーツシャツにジーパンで、シャツのボタンは一部がちぎれ、靴も脱げていた状況でみつかりました。ジーパンはきちんとはいていましたが、Aさんの体内からは、犯人のものと思われる精液が検出されています。

一方、Mさんは発見されたときの服装は、下半身は裸で、パンストと下着が脚に絡まりついていたそうです。おそらく犯人に襲われた際激しい抵抗をしたと考えれますが、性的暴行がなかったとは断言できないです。ちなみにMさんの体内からは、精液は検出されませんでした。

遺体を確認したところ、Aさんの体内から発見された精液から、犯人は、血液型からA型またはO型で、Mさんの方は犯人のものと思われる体毛が付着しており、鑑定した結果、その血液型はO型と判明しています。

遺留品は包丁とメモが書かれたレシートのみ

Shopping Receipt Business - Free photo on Pixabay (606107)

犯人の手がかりや大きな証拠となりうるものとして、主婦の2人が残したもの・残ったものとして挙げられているのは、包丁とメモが書かれたレシートしかありませんでした。

包丁は種類でいうと文化包丁で、岐阜県で製造された約7万本のうちの1本であることが判明しています。また、事件で使用された包丁は、数年前に製造中止になっていた型で、メーカーなどの手がかりになりそうな刻印はなく、無銘のままアウトレット品として流通させられたものとされています。

特徴は、全長30センチで刃渡り18センチ、最大幅4.5センチのステンレス製で柄は茶色の木製です。指紋は、手袋などをして犯行に及んだのか発見されませんでした。

レシートについては、Aさんの着用していたジーパンの右ポケットの底から、しわくちゃになった状態で発見されました。

ワラビ採りに訪れる地元民が多く居た

Tiger Series Edible Wild Plants - Free photo on Pixabay (606120)

AさんとMさんが殺害された雑木林については、知る人ぞ知る隠れた場所というものではなく、割と山菜採りをしに、地元の住民の方は結構足を踏み入れるところでした。

ワラビ採りですと、ワラビが採れる時期は限られていますし日が暮れるもの早かったりしますので、AさんとMさんと同じように割と朝早めに採りにいき、早めに採って下山するのが一般的です。

また、ワラビが採れる場所、採れない場所もありますので、犯人はある程度山を知っている人物なのではないかと1つの可能性として推察できます。

竹林ではレイプ事件が発生していた

Woman Desperate Sad - Free photo on Pixabay (606136)

事件現場の雑木林は、この事件が起こる前からレイプ被害がもともと何件か起こっていました。このレイプ犯が2名の主婦を誤って殺害してしまったのでしょうか。また、こういう事件が度々起こっていたもの考えると結構入り組んでいて、隠れる場所も箇所かったのではないかと推察できます。

また主婦2名は、自分1名ではなく複数人だから大丈夫だと思ったのでしょうか。そういった危険な場所だと事前に分かっているなら、男性かもしくは夫などと一緒に行ったほうが良かったかもしれません。

事件現場には革靴の跡が発見されていた

Shoe Print Sole Reprint - Free photo on Pixabay (606145)

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