目次
- 90年代にブームとなったコギャルとは?
- コギャルの語源や由来は?
- 90年代はどんな時代?
- コギャルのカリスマ「安室奈美恵」
- コギャルの定番アイテム!ファッションの特徴
- ミニスカート
- 厚底ブーツ
- ルーズソックス
- コギャルの見た目の特徴
- 日サロで小麦色に焼いた肌
- 明るめの茶髪
- エクステ
- コギャルの定番メイクはコレ!
- アイメイク重視
- 細い眉
- つけまつげ
- ラインストーン
- 切開ライン
- 白ライン
- つけ爪
- コギャルのライフスタイルや必需品
- プリクラ大好き
- プリ帳
- たまごっち
- ポケベル
- 制服+ブランドのマフラー
- 卒業しても制服を着る
- スクールバッグで個性を出す
- コギャルの愛読書?!「egg」
- eggとは?
- eggの人気モデル①ブリテリ
- eggの人気モデル②まさめぐ
- eggの人気モデル③エンヒロ
- 次世代コギャルが強烈すぎる!
- ガングロギャル
- ヤマンバ
- コギャル特有のギャル語
- チョベリバ
- MK5
- チョコンバ
- コギャル文化は世界でも注目されるほどだった!
90年代にブームとなったコギャルとは?
via pixabay.com
みなさん「コギャル」という言葉はご存知でしょうか?40代前後の女性の方々には懐かしい言葉かもしれません。「私もコギャルだった~」という方も少なくないでしょう。今では懐かしさすら感じる「コギャル」という言葉ですが、1990年代に社会現象を引き起こしたほど世の中でブームになったものなのです。
「そもそもコギャルって何?」という方も今では多いでしょう。「コギャル」とは、1990年代に流行した特徴的なファッションや文化を持つ中学生~高校生の若い女性のことを基本的には指します。
簡単な特徴では、茶髪に日焼けサロンで焼いた肌、制服はミニスカートにルーズソックスといったような格好で、当時の女子高生を中心に爆発的にブームとなり雑誌やテレビでそのファッションや文化が大きく取り上げられていました。
「そもそもコギャルって何?」という方も今では多いでしょう。「コギャル」とは、1990年代に流行した特徴的なファッションや文化を持つ中学生~高校生の若い女性のことを基本的には指します。
簡単な特徴では、茶髪に日焼けサロンで焼いた肌、制服はミニスカートにルーズソックスといったような格好で、当時の女子高生を中心に爆発的にブームとなり雑誌やテレビでそのファッションや文化が大きく取り上げられていました。
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コギャルの語源や由来は?
via pixabay.com
「ギャルは知っているけど、コギャルはギャルとは違うの?」と疑問に思う方もいることでしょう。「ギャル」とは、英語において若い女性を指す言葉 girl(ガール)の、アメリカ英語における俗語gal(ギャル)に由来する外来語だそうです。
日本語でも英語と同様の意味として使われる場合がありますが、日本では特にファッションやライフスタイルが特出して認識されており、それが同世代の文化を共有している若い女性たちを指す場合に用いられています。
日本において「ギャル」が認識され始めたのは、1970年代に派手な最先端のファッションをする女性たちが現れてからです。当時は女子大学生~OLの年代を指して「ギャル」と呼ばれていました。それから約20年を経て「コギャル」と呼ばれる女性たちが現れました。
日本語でも英語と同様の意味として使われる場合がありますが、日本では特にファッションやライフスタイルが特出して認識されており、それが同世代の文化を共有している若い女性たちを指す場合に用いられています。
日本において「ギャル」が認識され始めたのは、1970年代に派手な最先端のファッションをする女性たちが現れてからです。当時は女子大学生~OLの年代を指して「ギャル」と呼ばれていました。それから約20年を経て「コギャル」と呼ばれる女性たちが現れました。
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「コギャル」という語源には諸説あります。今回は3つ紹介しましょう。1つ目は、ディスコやクラブなどにおいてエントランスチェックをする際に、本来は深夜入場が不可能な女子高校生を成人女性と区別するための隠語として「格好はギャルだが、未だ本物のギャルではない格好だけのギャル」の意味から「カッコ(格好)・ギャル」と呼ぶようになり、それが縮まり「コギャル」となったものがあります。
また2つ目は、女子高生を中心に流行ったファッション・文化のため「高校生ギャル」を略して「コギャル」。そして3つ目は「ギャルデビューする前の子」を意味する「子or小ギャル」としての「コギャル」があり、そこから派生して中学生の場合は「マゴギャル」という言葉も生まれました。最も有名なのは2つ目の説でしょう。
また2つ目は、女子高生を中心に流行ったファッション・文化のため「高校生ギャル」を略して「コギャル」。そして3つ目は「ギャルデビューする前の子」を意味する「子or小ギャル」としての「コギャル」があり、そこから派生して中学生の場合は「マゴギャル」という言葉も生まれました。最も有名なのは2つ目の説でしょう。
90年代はどんな時代?
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「コギャル」がブームとなった1990年代ですが、当時はどのような時代だったのでしょうか。1980年代のバブル経済が崩壊後、長い不況が続きました。その中で1995年には阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件が発生し、社会に閉塞感が蔓延していたのです。
その一方で、情報通信技術が飛躍的発展を遂げ、コミュニケーションや情報関連での人々の生活は劇的に変化しました。1996年にはポケットベルが契約数649万でピークを迎え、携帯電話は1997年に1,500万もの契約数を超しました。
こうした中で「コギャル」と言われる若い女性たちは独自の文化を築いていったのです。
その一方で、情報通信技術が飛躍的発展を遂げ、コミュニケーションや情報関連での人々の生活は劇的に変化しました。1996年にはポケットベルが契約数649万でピークを迎え、携帯電話は1997年に1,500万もの契約数を超しました。
こうした中で「コギャル」と言われる若い女性たちは独自の文化を築いていったのです。
コギャルのカリスマ「安室奈美恵」
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のコギャルブームの発端とも噂されるカリスマが、昨年2018年9月に引退された人気アーティストの安室奈美恵さんです。彼女は今なおカリスマ的存在ですが、特に1990年代の女性たちにとっては「初代ギャルのカリスマ」だったのです。
彼女は158cmと平均的な身長ながら、驚異的な小顔とスタイルの良さで全国の女性の憧れでした。何よりも当時としては最先端のカジュアルなファッションに身を包み、世の女性たちにとって非常に魅力的だったため、安室奈美恵さんと同じファッションをする「アムラー」と呼ばれる信者が大量に発生しました。
渋谷を歩けばそこかしこに「アムラー」が見受けられるほど、雑誌やテレビなどマスメディアでも大きく取り上げられていました。ここまで流行した理由は、そのファッションの真似しやすさにあります。
彼女は158cmと平均的な身長ながら、驚異的な小顔とスタイルの良さで全国の女性の憧れでした。何よりも当時としては最先端のカジュアルなファッションに身を包み、世の女性たちにとって非常に魅力的だったため、安室奈美恵さんと同じファッションをする「アムラー」と呼ばれる信者が大量に発生しました。
渋谷を歩けばそこかしこに「アムラー」が見受けられるほど、雑誌やテレビなどマスメディアでも大きく取り上げられていました。ここまで流行した理由は、そのファッションの真似しやすさにあります。
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一番シンプルな組み合わせで言えば、厚底ブーツにミニスカだけで「アムラー」となれるのです。加えて、諸外国と比較すると体系的に短足になりがちな日本人女性にとって、厚底ブーツとミニスカはスタイルが良く見えるファッションだったため、「私も同じ恰好をすればスタイルが少し良く見えて、あむろちゃんみたいにカワイクなれるかも…!?」と感じた若い女性たちの間で爆発的にヒットしました。
ただ、意図して安室奈美恵さんが自身のファッションを流行らせようとしたのではなく、それを見た渋谷のコギャルたちが自分から真似したことでコギャルを中心に爆発的人気が出ていき、結果的に安室奈美恵さんがコギャルたちのカリスマ的存在となりました。
ただ、意図して安室奈美恵さんが自身のファッションを流行らせようとしたのではなく、それを見た渋谷のコギャルたちが自分から真似したことでコギャルを中心に爆発的人気が出ていき、結果的に安室奈美恵さんがコギャルたちのカリスマ的存在となりました。
コギャルの定番アイテム!ファッションの特徴
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ここまで「コギャルとは?」という部分に焦点を当てて見てきましたが、次からはコギャルのファッションの特徴を紹介していきます。昔コギャルだった人にとっては懐かしいファッションでしょう。
逆に初めて耳にする人でも、このコギャルの定番アイテム3つを全部持っていた人はきっと「コギャル」としての素質があるかもしれません。さっそく見ていきましょう。
逆に初めて耳にする人でも、このコギャルの定番アイテム3つを全部持っていた人はきっと「コギャル」としての素質があるかもしれません。さっそく見ていきましょう。
ミニスカート
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コギャルの特徴として、スカート丈を短くする所謂「ミニスカート」は欠かせません。
その丈の長さは膝上どころか股下で表した方が早いくらい、非常に短いスカートをはくコギャルが多く、制服のスカートを短くするために端を数十cm切ったり、何重にも腰の部分から折ったりしていました。
また、脚の太さや細さは関係なく、加えて寒い真冬であっても関係ありません。たとえ寒くても膝を出し、短いスカートを履いていることが当時のコギャルたちにとってイケている証だったのです。
その丈の長さは膝上どころか股下で表した方が早いくらい、非常に短いスカートをはくコギャルが多く、制服のスカートを短くするために端を数十cm切ったり、何重にも腰の部分から折ったりしていました。
また、脚の太さや細さは関係なく、加えて寒い真冬であっても関係ありません。たとえ寒くても膝を出し、短いスカートを履いていることが当時のコギャルたちにとってイケている証だったのです。
厚底ブーツ
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ミニスカに続いて足を長く綺麗に見せるための必需品、厚底ブーツです。傍から見ると「転ぶのではないか?」という程厚さのあるブーツが当時は流行っていました。ブーツを履くのは一般的に冬のイメージがありますが、コギャルにとっては季節は関係ありません。
常日頃履いていることが多かったため、防臭対策は必須だったそうです。加えてかなりの厚底なので、履きなれるまで大変だったでしょう。おしゃれの為には我慢も必要とはまさにこのことと言えます。
常日頃履いていることが多かったため、防臭対策は必須だったそうです。加えてかなりの厚底なので、履きなれるまで大変だったでしょう。おしゃれの為には我慢も必要とはまさにこのことと言えます。
ルーズソックス
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コギャルのマストアイテムとも言える靴下です。靴下と言っても、皆さんが普段履いているようなピッタリしたものではなく、おしゃれ防寒具として使うレッグウォーマーのように、くしゅくしゅとたるませて履く靴下のことです。
コギャルが使うのは白のルーズソックスで、適度なくしゅくしゅを作るためにはひざ下でルーズソックスの上部を固定する必要があり、靴下専用である「ソックタッチ」と呼ばれるのりも同様に流行るようになりました。
ルーズソックスがあまりにも急激に流行ったために、「ルーズソックスの使用禁止」を校則に追加する学校もあったほどです。短いスカートに白のルーズソックスはコギャルたちの基本装備であり、たとえ学校の無い休日に友人と遊ぶ時も制服でミニスカ、ルーズソックスは欠かせなかったのです。
コギャルが使うのは白のルーズソックスで、適度なくしゅくしゅを作るためにはひざ下でルーズソックスの上部を固定する必要があり、靴下専用である「ソックタッチ」と呼ばれるのりも同様に流行るようになりました。
ルーズソックスがあまりにも急激に流行ったために、「ルーズソックスの使用禁止」を校則に追加する学校もあったほどです。短いスカートに白のルーズソックスはコギャルたちの基本装備であり、たとえ学校の無い休日に友人と遊ぶ時も制服でミニスカ、ルーズソックスは欠かせなかったのです。
コギャルの見た目の特徴
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