目次
- 90年代にブームとなったコギャルとは?
- コギャルの語源や由来は?
- 90年代はどんな時代?
- コギャルのカリスマ「安室奈美恵」
- コギャルの定番アイテム!ファッションの特徴
- ミニスカート
- 厚底ブーツ
- ルーズソックス
- コギャルの見た目の特徴
- 日サロで小麦色に焼いた肌
- 明るめの茶髪
- エクステ
- コギャルの定番メイクはコレ!
- アイメイク重視
- 細い眉
- つけまつげ
- ラインストーン
- 切開ライン
- 白ライン
- つけ爪
- コギャルのライフスタイルや必需品
- プリクラ大好き
- プリ帳
- たまごっち
- ポケベル
- 制服+ブランドのマフラー
- 卒業しても制服を着る
- スクールバッグで個性を出す
- コギャルの愛読書?!「egg」
- eggとは?
- eggの人気モデル①ブリテリ
- eggの人気モデル②まさめぐ
- eggの人気モデル③エンヒロ
- 次世代コギャルが強烈すぎる!
- ガングロギャル
- ヤマンバ
- コギャル特有のギャル語
- チョベリバ
- MK5
- チョコンバ
- コギャル文化は世界でも注目されるほどだった!
via pixabay.com
日焼けサロンで肌を小麦色に焼いたコギャルたちの間では、目を大きく見せるため黒のラインだけではなく白のラインを活用したメイクが流行しました。アイメイクに白色のアイライナーを使用することで、小麦色と対照的な色で目の周りが際立ちハッキリとした目元が作れるのです。
また、目元だけでなく、口元にも白色を利用することが多く、リップは白色に近いピンク色のものがコギャルの定番カラーとして使用されていました。
また、目元だけでなく、口元にも白色を利用することが多く、リップは白色に近いピンク色のものがコギャルの定番カラーとして使用されていました。
つけ爪
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ギャルと言えばど派手なネイルがイメージとしてあるでしょう。コギャルも例にもれず、白やネオンカラーなどの奇抜な色味が人気でした。しかし、自分の爪は長さが足りずおしゃれに見えなかったり、普段は学校や仕事があるから自分の爪にネイルができなかったりしたコギャルたちはつけ爪を活用することでおしゃれを保っていました。
同時にこの頃から、スカルプチュアがじわじわと浸透してきました。スカルプチェアとは、つけ爪の一種で、自分の爪の上にアクリル樹脂やジェルなどを直接盛り、爪の延長や補強を行う技術のことを指します。
しかし当時の施術料の相場が、両手指10本につき約3~5万円とかなりの高額であったため、通常のつけ爪ではなくスカルプチェアを利用するのはモデルやファッション関係者など、一部の人にしか受け入れられなかったようです。
同時にこの頃から、スカルプチュアがじわじわと浸透してきました。スカルプチェアとは、つけ爪の一種で、自分の爪の上にアクリル樹脂やジェルなどを直接盛り、爪の延長や補強を行う技術のことを指します。
しかし当時の施術料の相場が、両手指10本につき約3~5万円とかなりの高額であったため、通常のつけ爪ではなくスカルプチェアを利用するのはモデルやファッション関係者など、一部の人にしか受け入れられなかったようです。
コギャルのライフスタイルや必需品
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これでコギャルのファッションはほとんど分かったことでしょう。しかし、コギャルの特徴はファッションだけではありません。彼女たち独特のライフスタイルや彼女たちの必需品などとコギャル文化も特徴があげられます。
「コギャルでは無かったけど、これは私もしてた!」というものも中にはあるでしょう。さっそく見ていきましょう。
「コギャルでは無かったけど、これは私もしてた!」というものも中にはあるでしょう。さっそく見ていきましょう。
プリクラ大好き
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1997年、街中のいたるところに「プリクラ」は設置され、誰もが一度は利用したことがある程の第一次ブームを迎えました。例にもれずにコギャル同士も、遊ぶ時は必ず最低一枚はゲームセンターに撮りに行くほど好まれたプリクラ。彼女たちはプリクラが大好きです。
今のプリクラは、これでもかというくらい「盛れる」のが当たり前のものです。実物よりも目はくるんと大きく、撮影後に画面の加工でメイクを施し、「いかにかわいい顔に仕上がるか」を意識して撮ります。
今のプリクラは、これでもかというくらい「盛れる」のが当たり前のものです。実物よりも目はくるんと大きく、撮影後に画面の加工でメイクを施し、「いかにかわいい顔に仕上がるか」を意識して撮ります。
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しかし、コギャルたちの楽しみ方は違います。「いかにかわいく写るか」ではなく、友人たちと共有した楽しいテンションそのままに思い出する」「馬鹿みたいにハイテンションな顔で写って、ネオンカラーの文字でそれぞれ文字を加える」といった楽しみ方をします。
中には、プリクラのおまけに「つけまつげ」が出てくるプリ機もあるほど、まるでターゲットはコギャルだと言わんばかりにに好まれたものでした。
中には、プリクラのおまけに「つけまつげ」が出てくるプリ機もあるほど、まるでターゲットはコギャルだと言わんばかりにに好まれたものでした。
プリ帳
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コギャルたちの間では、前述したとおりプリクラはその日遊んだ瞬間を思い出として収めたものになります。そのため、日記代わりにプリクラを手帳に貼ることが流行っていました。この「プリクラを貼った手帳」のことを「プリ帳」と言います。
また、プリクラをまるで社会人が使う名刺のようにして、新しく出会った友達と交換し合うなどの習慣もあり、自分を表現するためのメディアとしてプリクラはコギャルたちの間で大活躍していました。
また、プリクラをまるで社会人が使う名刺のようにして、新しく出会った友達と交換し合うなどの習慣もあり、自分を表現するためのメディアとしてプリクラはコギャルたちの間で大活躍していました。
たまごっち
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日本人であれば知らない人はいないのではないか、という程人気を博した携帯型育成ゲーム「たまごっち」。1996年11月23日に発売された「たまごっち」は、2016年には発売から20年を迎えましたが、1996年の発売から約2年半で、全世界累計4,000万個を販売する大ヒット商品となり、社会現象を巻き起こしました。
2004年に、「かえってきた!たまごっちプラス」として復活し、赤外線通信機能による通信遊びが小学生女子を中心に支持され、再び大ブームとなりました。
発売当時は各地で品切れや偽物が出回るほどの人気ぶりだった「たまごっち」ですが、もともとは女子高校生をメインターゲットとして開発されたおもちゃだったのです。狙い通り、女子高生であるコギャル含め全世界で人気となりました。
2004年に、「かえってきた!たまごっちプラス」として復活し、赤外線通信機能による通信遊びが小学生女子を中心に支持され、再び大ブームとなりました。
発売当時は各地で品切れや偽物が出回るほどの人気ぶりだった「たまごっち」ですが、もともとは女子高校生をメインターゲットとして開発されたおもちゃだったのです。狙い通り、女子高生であるコギャル含め全世界で人気となりました。
ポケベル
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女子高生や若者の必需品だった「ポケットベル」略して「ポケベル」。「ポケベル」とは、1968年から日本でサービスが開始されて以来、営業職の社会人などにひそかに使われてきた、いわゆる「無線呼び出し機」です。その後、1990年代に突如、コギャル含め女子高生を中心に人気が爆発して社会現象となりました。
このポケベルの特徴は、液晶の画面に数字列や簡単な文字列が表示できるところにあります。しかし、現在の携帯電話のメールとは違い、ポケベルからは発信できない仕組みになっていました。その後、カナや漢字まで使えるようになりましたが、初期は数字しか送れなかったために数字の羅列で会話するという文化が新しく生まれました。
例を出すと、「0840=おはよう」「0833=おやすみ」などのポケベル用語と言われるものが登場しました。また、女子高生を中心に、「11410649106841=愛してる 至急Tel欲しい」など、数字の語呂合わせによる複雑な会話も可能になったため、友人同士か恋人同士での連絡手段として人気を博しました。
このポケベルの特徴は、液晶の画面に数字列や簡単な文字列が表示できるところにあります。しかし、現在の携帯電話のメールとは違い、ポケベルからは発信できない仕組みになっていました。その後、カナや漢字まで使えるようになりましたが、初期は数字しか送れなかったために数字の羅列で会話するという文化が新しく生まれました。
例を出すと、「0840=おはよう」「0833=おやすみ」などのポケベル用語と言われるものが登場しました。また、女子高生を中心に、「11410649106841=愛してる 至急Tel欲しい」など、数字の語呂合わせによる複雑な会話も可能になったため、友人同士か恋人同士での連絡手段として人気を博しました。
制服+ブランドのマフラー
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「寒い冬であれば、制服にマフラーをするのは普通では?」と思わる方もいるかもしれません。しかし、ここで言うブランドのマフラーには、コギャルならではのこだわりがあるのです。
コギャル文化の中に、この2つのどちらかを持っていないと「コギャル失格」と思われていたブランドマフラーがありました。それは、「バーバリー」もしくは「フェンディ」のマフラーです。当時は制服に「バーバリー」か「フェンディ」のマフラーを組み合わせることはおしゃれの鉄板という認識があったのです。
冬になるとこのマフラーを巻いた女子高生が溢れかえっており、マフラーのため男女共有で使えるということで、貸し借りしていたカップルも多かったとのことです。
コギャル文化の中に、この2つのどちらかを持っていないと「コギャル失格」と思われていたブランドマフラーがありました。それは、「バーバリー」もしくは「フェンディ」のマフラーです。当時は制服に「バーバリー」か「フェンディ」のマフラーを組み合わせることはおしゃれの鉄板という認識があったのです。
冬になるとこのマフラーを巻いた女子高生が溢れかえっており、マフラーのため男女共有で使えるということで、貸し借りしていたカップルも多かったとのことです。
卒業しても制服を着る
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1990年代末期には、卒業しても制服を着る女性が現れてきました。彼女たちは、既に高校を卒業した身分でありながらも、当時のコギャルとなんら変わらない明るい茶髪に派手なメッシュを入れ、高校時代の制服に身を包み、白のルーズソックスにローファーや厚底ブーツを履いて街にくり出していました。
こうした女子高生ではない制服コギャルを俗に「なんちゃってコギャル」と呼称していました。そうした女性も存在し始めたことから、徐々に「コギャル」を指す層が女子高生だけから幅広いものになっていきました。
こうした女子高生ではない制服コギャルを俗に「なんちゃってコギャル」と呼称していました。そうした女性も存在し始めたことから、徐々に「コギャル」を指す層が女子高生だけから幅広いものになっていきました。
スクールバッグで個性を出す
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