2019年8月19日 更新

日本人だけど日本が嫌い?学校や社会で見られる日本の嫌な慣習とは

四方を海に囲まれた島国だからか、200年余り続いた鎖国の影響か、日本の学校や社会には他の国では見られない慣習がたくさんあります。今回は日本人の集団主義的な国民性や、日本で生きづらいと感じている日本人はどうすればいいのかを探っていきたいと思います。

日本人は人に声をかける時にさえ「すみません」という言葉を使います。道を歩いていて肩がぶつかれば「すみません」、約束の時間より早く目的地に着いても相手が先に来ていたら「すみません」、本当によく謝ります。

それに比べ海外では滅多なことでは謝らないのが普通です。それは「謝罪」という行為の後に起こる現象が、日本と海外では大きく違うからです。

日本では謝れば相手を許す、これが一般的です。とりあえず許し、問題が残っていれば処理の方法を双方が考えます。ですが海外では謝った方が問題解決の責任を一方的に負います。謝る側と謝られる側では立場が大きく変わるのです。

Solve Jigsaw Problem - Free image on Pixabay (363852)

日本人同士では謝罪の言葉が潤滑油のような役割を持ち、謝ることで関係性が良い方向へ向かうことがほとんどなので簡単に謝りがちです。

ですが、謝れば済むといった認識で、問題解決のための努力をなかなかしない日本人が少なからずいることが、日本の謝罪文化の痛いところです。

遺体・遺骨へのこだわり

Grave Sky Cross - Free photo on Pixabay (363872)

今の日本では、亡くなった方の遺体は火葬し残った遺骨を骨壺にいれ埋葬することが一般的です。しかし、昔は輪廻転生が信じられていたので、遺体や遺骨に対する執着はそれほどありませんでした。

明治時代以降、戦争などで海外で亡くなる日本人が増えるにつれ、遺体や遺骨は故人を偲ぶ大切な拠り所となり、「故人の魂は遺体や遺骨に宿っている」という考え方に繋がっていきました。

「死んだら魂は天国に行き、またいつか生まれ変わる」と考える人の多い外国人にとって、事故や震災で亡くなった人の遺体探しに心血を注ぐ日本人の姿はとても切なく映るのです。


ピースサイン

Golden Gate Bridge Women Back - Free photo on Pixabay (355306)

日本人が写真を撮られるときに思わずしてしまう「ピースサイン」、元々はアルファベットの「V」をかたどっているといわれ、「勝利(Victory)」を意味するものだったと言われています。

一時期は「写真でピースサインをするのは日本人だけ」と言われていましたが、実際には海外でもピースサインは使われます。ただ、ピースサインが挑発や侮蔑の意味を表す国もありますので、使う国は限られます。

日本人はポーズのバリエーションもなく、老若かかわらずいつでもピースサインをするので目立ちます。カメラを向けられると条件反射のようにピースサインをしてしまう日本人は、個性がなくアドリブの利かない国民と思われてしまいます。

マスク

Doctor Op Medical - Free photo on Pixabay (355316)

海外では医師や清掃員などが仕事上必要な場合か病人が使うものと思われているマスクですが、日本ではここ数年でマスクの着用率が大幅に増えました。風邪でも花粉症でもなく、単に顔を隠すためにマスクを使う人もたくさんいます。

理由はいろいろですが、外でマスクもせずに咳をする人へのバッシングがネット上で蔓延したことに対し、感染症ではなくてもマスクをしていないと非難されると感じた人たちが自己防衛のために着用することが増えたことも一因です。

また、すっぴん隠しや他人と話をしたくないといった日本人独特の発想でマスクを使う人も増えました。特に冬はほとんどの人がマスクをし、うつむきながら足早に歩く日本の光景は、外国人に陰湿な印象を与えてしまいます。

クリスマスの過ごし方

Santa Claus Cocoa Christmas Cookie - Free photo on Pixabay (355321)

ハロウィンと同じく、クリスマスもキリスト教に由来する行事であることは誰もが知っているかと思われますが、人口の約1%しかキリスト教徒のいない日本で、なぜこんなにもクリスマスが盛り上がるのでしょうか?

クリスマスは明治時代からすでに日本人に認知され、大正時代には街をあげて大騒ぎしてもいい日となっていたようです。昔から勤勉な日本人はイベントを口実に、羽目を外して騒ぐ非日常を渇望していたのかもしれません。

その後、家族でケーキを食べる、恋人と過ごす、友達とパーティーを開く、などと形を変えながらもクリスマスはずっと日本で続いています。キリストの降誕を静かに祝う日に大騒ぎする日本人を見たキリスト教徒たちのため息が聞こえそうです。

歯並び

Smile Mouth Teeth - Free photo on Pixabay (355329)

海外では虫歯治療に保険が使えず高額になることが多いので、幼少期から歯並びを整え虫歯のリスクを減らそうと考える人や、歯並びの悪い人は自己管理ができない、歯列矯正のための財力もない人とネガティブに捉える人が多くいます。

反対に日本では虫歯はなった後に治療すればいいと考える人が多く、幼い子に歯列矯正用の器具をつけることに抵抗がある人もいます。また八重歯はかわいいといった独特の美意識もあり、歯並びに関して無頓着な国民といえます。

最近は日本人の歯並びの悪さに対する海外での評価を知り、歯に対する意識は変わってきました。他人の評価を過剰に気にする日本人は、これからは歯列矯正にも積極的になっていくのでしょう。

血液型信仰

Blood Type Health - Free vector graphic on Pixabay (355325)

成人した日本人で自分の血液型を知らない人はいないと思われますが、海外では知らない人がほとんどです。ましてや血液型によって性格に違いがあるといった日本人の血液型の捉え方は、かなりの衝撃のようです。

日本人の分類・分析好きは血液型だけでなく、星座や動物占いなどの認知度の高さからも良くわかります。何かのグループに属することで、同属と共感したり安心感を得たりでき、グループを分析することで、傾向と対策を立てられるからです。

また、日本人は他者を個々で評価することが苦手で、属するグループに対する評価をそのまま個々に当てはめる傾向も強くあります。人間の性格や気質が4種類に分けられるはずがないと思いつつカテゴライズして安心したいのです。

日本が嫌いで生きづらいと感じた時の対処法

Sushi Japanese Asian - Free photo on Pixabay (339771)

日本人の独特で嫌になる慣習をいろいろと見てきましたが、日本に住んでいる以上は日本人との付き合いを避けられません。日本が嫌いでも日本に住まなくてはいけない人はどうすればいいのでしょうか?

例えば日本のことが嫌いでも、日本にいる理由が見つけられれば我慢のしようがあるのではないでしょうか?また、日本の嫌なところをなるべく見ずにいられる工夫ができれば少しは住みやすくなるかもしれません。

そんな日本嫌いが日本で生きていくための対処法を集めてみました。

日本で受けているサービスについて理解する

Business Paperwork Deal - Free photo on Pixabay (355330)

日本の嫌な慣習は様々ありますが、アメリカの調査チームが36カ国、2万人以上にアンケートをおこなった結果「世界で最高の国ランキング」で日本は2位となっています。インフラの整備度・労働者の技術力・人材力などが高評価を受けています。

治安の良さなども世界で評価されていますが、その他にも平等な義務教育が受けられる、社会福祉が充実していることなどは日本が世界に誇れる点でしょう。

日本は国民の平等を重んじるため、公的サービス制度に無駄や矛盾を感じることがあるかもしれませんが、いろんな立場で考えた時に日本の制度のきめ細かさが悪いことではないのではないか、と思えることもあるのです。

他者に迷惑をかけない範囲の自分ルールで生活する

Traffic Sign Road - Free photo on Pixabay (355336)

日本人だけど日本が嫌いだという場合は、無理に日本的なルールに合わせず、自分のルールを決めて生活するとストレスが軽くなるかもしれません。

仕事は定時で終わらせる、会社主催の飲み会には参加しない、旅行にいってもお土産は買わない、など周りに迷惑さえかけないのであれば、自分で判断しルールを決めてしまえばいいのです。

何かあるたびに「どうしよう」と悩むのはかなりのストレスになります。自分のルールに則って、「私定時で帰ります」などと思い切って言ってしまえば、周りの日本人は意外と何も言ってこないものです。

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