2019年9月7日 更新

ストーカーをする人の心理は?加害者の心理考察となりやすい人の特徴

ストーカー被害は放置しておくと、重大な事件に発展しかねません。今は男女問わず、ストーカーになり得る可能性があります。相手に好意があるのにも関わらず、嫌がらせをしてしまう加害者の心理を考察します。あなたは大丈夫でしょうか?

目次

感情のコントロールが下手

Person Human Male - Free photo on Pixabay (361824)

感情のコントロールが苦手な人は、かなり危険なストーカーに変貌してしまう可能性があります。恋人や周囲の人が自分の思い通りにならないと、キレてしまうような人です。

たとえ交際が順調なとき普通だったとしても、別れ話を切り出した瞬間に怒りが爆発し、強引にあなたを繋ぎとめようとするかも知れません。

冷静さを欠いた相手は何をしでかすか分かりませんので、普段からあなたを思い通りにコントロールしようとしてくる人は要注意です。

極端な思考回路を持っている

Business Businessman Male - Free photo on Pixabay (361823)

極端な思考回路で思い込みが激しいのも、ストーカー気質のある人に多く見られる特徴です。相手からすると、見当違いな思い込みなので、迷惑でしかありません。

例えば、彼氏から数分連絡が来ないだけも極端に浮気を疑ってしまうなど、どんどん勝手な妄想が広がってしまうタイプ。最終的には自分の妄想に耐えきれず、相手の後をつけてしまったり、待ち伏せしてしまったり、予想外の行動に出ることも。

他にも、自分がこんなに好きなんだから、相手も自分を好きに違いないと、あり得ない思考回路で根拠のない自信を持ってしまいます。

ストーカー行為を未然に防ぐために

Hands Couple Red X - Free photo on Pixabay (361442)

ここまででかなりストーカーの心理に詳しくなってきたかと思いますが、何よりも、被害に遭わないのが一番です。

では、どうしたらストーカー被害を未然に防げるのでしょうか。ここからは、その対策と、被害が深刻になる前にやるべき、もしくはやらないべき行動をいくつか紹介します。

あなたの身をストーカーから守るのも、あなたの行動次第です。ストーカー被害はいつ起こるか分かりません。万が一の時に備え、ぜひ知っておいてください。

男性であっても被害に遭うことを知る

People Man Guy - Free photo on Pixabay (361840)

一般的にストーカーと言うと、男性のストーカーが女性に対してストーキングすることをイメージされやすいですが、もちろん、女性のストーカーもいます。

女性の方が男性と比べて力も弱く、危険な目には遭わないだろうと油断しがちですが、女性の執着は男性と同等、それ以上と言っても過言ではありません。

問題は、ストーカー行為を行う女性に対して、被害者である男性が強く言えないことや、周囲にモテていることを自慢していると受け取られることが多いことです。さらに事態を深刻化させる要因と言えるでしょう。

同性でもストーカー規制法に該当する

Women Teamwork Team - Free photo on Pixabay (361845)

自分にはストーカーになるような異性の心当たりがないから大丈夫。そんな風に人事のように思っているあなた。注意です。異性間よりは少ないですが、同性間のストーカー事例もあるのです。

ストーカー規制法では、同性のストーカーと異性のストーカーにおいて区別するような定義があるわけではなく、特に違いはありません。

ただし、実際には、同性のストーカーの場合、被害者自身が被害に遭っていると気づきにくく、警察も扱いづらいという問題もあります。同性でもストーカーになり得るということを忘れないでください。

すぐに電話がつながる相手を見つけておく

Phone Old Year Built 1955 - Free photo on Pixabay (361848)

ストーカーの行動は予測できません。油断していていると、思わぬタイミングや場所で遭遇する可能性もあります。そんな危機的状況に備え、いつでもすぐに電話が繋がる相手を探しておきましょう。

まずは友人や家族など、近くにいる相手に相談しましょう。信頼できる相手と話すことで、自分自身の気持ちも落ち着くはずです。

加えて、警察にも事前に相談し、電話をかけたらすぐに駆けつけてくれるような段取りを決めておきましょう。

絶対に個人でストーカーに注意・接触しない

Hands Hand In Wedding - Free photo on Pixabay (361854)

ストーカー被害に遭ったら絶対にしてはいけないこと。それは、ストーカーに対してあなた一人で注意・接触することです。

もし一人で話しかけでもしたら、相手の思う壺。ストーカーの一番の目的は、あなたと2人きりになることなのです。あなたと接触したことは成功体験となり、ストーカー行為が止むどころか悪化する可能性があります。

一人で対処できるほど、ストーカー被害は簡単な問題ではありません。一人で行動に移す前に、周囲の人に助けを求めましょう。

残せる証拠は残しておく

Magnifying Glass Detective - Free photo on Pixabay (361863)

嫌がらせのメールや手紙は保管し、電話や会話は必ず録音するようにしてください。ICレコーダーを常に持ち歩くようにすると良いでしょう。

携帯電話などに入っているアプリも使えますが、すぐに起動できなかったり、肝心な時にバッテリーがなかったりする場合も多いので、専用のレコーダーを購入した方が確実です。

そして、ストーカー被害に遭った詳細な記録をつけましょう。特に日付と時刻は忘れずに留めておいてください。記録が証拠となるので、警察も動きやすくなるかもしれません。

なるべく一人にならないようにする

Little Girl Alone Kid - Free photo on Pixabay (361869)

ストーカーはあなたと2人きりになるチャンスを伺っています。2人きりになってしまうと、相手が何をしてくるか分かりません。危険ですので、絶対に1対1にはならないようにしてください。

外はもちろん、家の中でも同様です。一人暮らしではなく、なるべく家族や友達など、理解してくれる人たちと一緒に生活するのが良いでしょう。

しかし、外でどうしても1人にならざるを得ない状況は生まれてくると思います。そんな時は、誰かに電話をかけながら歩くなど、他人の存在を示すことがストーカーへの抑止力に繋がります。

深刻になる前に警察に報告

Business Lady Woman - Free photo on Pixabay (361872)

ストーカーが、精神的苦痛を負わせたり、プライバシーを侵害するような迷惑行為を何度も繰り返すようになると、かなり危険な状態と言えます。もはや、自分だけで解決することは不可能と言っていいでしょう。

そうなる前に、警察や弁護士など、信頼できて抑止力を持つ第三者に相談することが大切です。ストーカー規制法で、あなたは守られ、ストーカーも処罰や警告されます。

しかし、相談したからと言って、安心してはいけません。過去の事例のように、時に警察さえもストーカーを止められない場合もあります。

一人にならないなど、前述の対処法をしっかり守って、自分の安全を図りましょう。

5 / 6

関連する記事 こんな記事も人気です♪