2019年6月6日 更新

レイシャルハラスメントとは?気づかずしてしまうレイハラの具体例

こちらの記事では、レイシャルハラスメントとはどういったものなのか?をご紹介しております。このレイハラですが非常に根の深い問題として、今現在もそのわだかまりが息づいています。人種的な差別の理解を深めるためにも参考にしてみてはいかがでしょうか?

こちらは、人種・国籍などを蔑んだ呼び方で「出てけ!」といったネットでの書き込みによるレイシャルハラスメントになります。言うまでもなく言われた側は不快になり、発言する側の人間を憎むようになるでしょう。

どんなに落ち着きを払った人間でも、執拗にこのような書き込みを自分の運営しているサイトなどに書き込まれたりしたら、とても不快になります。そして、それが原因で大きな事件に発展してしまうなんてことも大いにあることでしょう。

外国人だという理由で名前を変更させる

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日本国内で生活している韓国人に対して「通名を使うな」「本名を名乗れ」といったように、韓国人であることがいけないような言い方をする例も、レイシャルハラスメントに該当します。

差別を主張する人たちに、通名によって犯罪歴を隠蔽することが出来るといっている人がいますが、これは明らかなる嘘で警察の履歴にもちゃんと残るとされています。通名を名乗る背景には、むしろ日本側による差別を減らすための措置としています。

正当性を主張し物色、プライベートを侵害する

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こちらは中国から日本へ再入国した時に、執拗に荷物などを検査され、その後何事もなかったかのように拘束を解かれたといった話になります。この時期は、北朝鮮関係で睨み合いが続いていたような時期で、そのための検査だったとされています。

確かに必要なことではあると思いますが、このように人権を侵害するような行為はあまりよろしいものとは言い難い、むしろ悪い方向にも発展していく危険性を孕んでいます。

この境界を敷くのは非常に難しい問題ではありますが、少数派を踏みにじるような感情を相手に抱かせるのはいささか問題だと言えます。もう少し相手のことを気遣った配慮が必要なことが伺えます。

日本人と同じような振る舞いを求める

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こちらは先ほど述べた大学講師の「韓国は恥ずかしい国」と発言した問題についての掘り下げ話になります。被害にあっていた韓国人の女子大学生は、幼稚園から高校までの朝鮮学校に通い本名を名乗るようになりました。

そうしたことで、アルバイト先では「日本名の方が綺麗なのに」「同じ日本人でしょ」と、国籍を知ったことで自分たちが正しいに近い言葉を無意識的に投げかけられたとされます。

本人はこれに対して、その発言がよくわかることから、自分を否定された気持ちを払拭することが出来ず、傷つけられるかもしれない…と心を開くのが怖いと、立場的な弱者を蔑ろにした風景が映し出されています。

外国人・ハーフが原因のいじめ

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近年日本では、中国からの観光客が来られることが多くなりました。しかし、中国人のマナーはとてもいいものとは言い難いものであったりと、日本国内では歓迎ムードではないところも多くありました。

この背景には、国柄によるマナーの違いが大きく関与していると言われています。その国では当たり前のことが他の国では問題になるといった、国際的なルールの理解が及んでいないという準備不足によるものと言えます。

こういった背景から、中国人だから虐めてもいいといった事が正当化されてしまい、異なる人種の関係性が悪化してしまうといった事はよくあるとされています。マナーがなっていないからやり返すというのは理解できなくはないですが、それが関係のない人にまで及ぶというのは筋違いというものだと言えます。

「○○人だから…」と決めつける

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相手は理解しないだろうという諦めからも、こういった○○人だからこうだ!といった決めつけは良くあります。レイシャルハラスメントでも「ロシア人は働かない」「韓国人は平気で嘘をつく」といった勝手な国に対するイメージを決めつけるといったことがよくあります。

実際にその国の人間と会った時に、ほとんどはそんなことを感じることはなく、同じ人として生きています。もちろん思いの通じない人もいることもありますが、それでも相手を理解せずに国柄で決めるという行為は許される行いではありません。

「日本から出ていけ」などの誹謗中傷

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自分が直接やられた訳でもない、あるいは相手の本質を理解せずに人種だけで誹謗中傷するといったこともレイシャルハラスメントの具体例としてあがります。どこの国の人間だから暴力的、平和的、楽観的など個を見ないで決めつけるといったこと、その個人を否定する行為のことを言います。

その人個人を見て物事を言わないと余計なトラブルに巻き込まれるなんてことも十分にあり得ます。人が怒るというのには行き過ぎた何かや、何かしらの問題がどこかで根付いて成り立ちます。当たり前のことですが相手を挑発するようなことをしなければ相手は怒らないからです。

今現在は見えないものでも過去に何かあって暴力的な犯行に及ぶなんてことはよくあることです。自分がこうしたらこうなるといったことを予想出来ないと、いらぬ傷害を負わされたり自分にとっても相手にとっても不利益なものしか残らない結果になってしまいます。

誉め言葉にも注意が必要

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人種的な壁があるときは、その人にとって普通のことを褒められたりして不快に感じることがあります。このように褒める際にも、相手が言われたときにどう感じるのかを理解し発言する必要があると言えます。

同じ人種の「まめだね~」といった発言でも言い方によっては悪いように捉えてしまいます。しかし、受け取る側の馬鹿にされているのでは?といった否定的な受け取り方も気を付けた方がいいと言えます。では次に、「○○上手ですね」といった場合についての解説を見ていきましょう。

「○○上手ですね」

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ハーフの人などに「日本語読めるの?すごいね!」など、分かり切っているようなことなのに確かめるといった余計な発言も控えるべきだと言えます。

すごい!、かっこいい!など何に対して褒めているのか分からないような褒め方は、お世辞やおだてとして受け取ってしまい誉め言葉として成り立たない場合があります。

褒めるコツとしては、サッカーしている姿がかっこいい!といったように具体的な内容で褒める方法などがあります。他にも、相手のいないところで褒める、質問形式で褒めるといったような方法もあります。

見下されているような気がする

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日本人じゃないのに日本語読めるの?といったように、相手を見下すような発言にも注意が必要と言えます。そんなこと言ったら何も言えないという気持ちも分かりますが、伝える側も伝えるなりに誠意をもって発言しなければ、相手を不快にさせるだけになってしまいます。

まっすぐ相手の目をみて話すといったことをするだけでも、相手は「真剣に伝えようとしているんだな」といった意思を感じ取ってくれるようになります。もちろん裏がないように相手を気遣い安心させるといったことも大切だと言えます。

レイハラは受け取る側の捉え方次第

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