2019年7月20日 更新

やりがい搾取とは?やりがい搾取されてしまう人の心理やその対策

やりがい搾取という言葉をご存じですか? 今回は、やりがい搾取の例や、やりがい搾取される時のセリフやりがい搾取されてしまう人の心理、やりがい搾取されないための対策、東京五輪オリンピックボランティアや東京ディズニーランドのやりがい搾取について解説していきます。

目次

やりがい搾取とは?

Question Mark Why Problem - Free photo on Pixabay (496534)

あなたは、やりがい搾取という言葉を知っていますか?
ドラマなどでも使われたことのある言葉ですので、知っている方も多いのではないでしょうか?

やりがい搾取というのは、人がやりがいをもって行おうとしている気持ちなどをいいように利用してしまうことをいいます。

また、やりがい搾取というのは、せっかく人がやる気を持っている気持ちをもてあそんだりすることで自分の利益にしてしまうという悪い言葉でもあるのです。

今回は、やりがい搾取の例、やりがい搾取されてしまう時のセリフ、やりがい搾取されてしまう心理、やりがい搾取されないための対策、東京オリンピックボランティアで起きたやりがい搾取、東京ディズニーランドで起きたやりがい搾取について詳しく解説していきます。

やりがい搾取の例

Laptop Office Hand - Free photo on Pixabay (496538)

先ほどはやりがい搾取とは、どんな意味を持つものなのかについて解説していきましたが、やりがい搾取というのは人の「やりたい!」という強い気持ちをいいように利用してしまう人や行為のことをいうのです。

また、そういったことが重なってしまうことによって人は折角起きたやる気を失ってしまうきっかけにもなってしまうためにやりがい搾取というのは絶対にされてはいけないものなのです。

実は、様々な方法でやりがい搾取というのは行われていることが多いのです。
今回は、実際のやりがい搾取とはどんなものなのかその例について詳しく解説していきます。

サービス残業を強いられる

Calculator Calculation Insurance - Free photo on Pixabay (496544)

残業というのは、基本的にはちゃんと残業代というのが出るからこそ残業が成り立っている部分が多いのです。

だからこそ、残業をする人というのは残業代が出ることを目的に快く残業を引き受けたりすることも多いはずなのです。

しかし、やりがい搾取されてしまう場合、その人がとても仕事熱心だったりすると、その熱意を利用する人がいるのです。

そうすると、やる気があるなら残業をしろと上司や先輩が命じるのです。
しかも、それは、お金にならないサービス残業の為にせっかく熱意がある人の仕事の熱意が無くなってしまうということもありえるのです。

有給休暇が取れない

Calendar Wall Days - Free photo on Pixabay (496551)

有給休暇というのは、会社に勤めていれば誰しもが取る権利のある休暇のことをいいます。
休みでありながらも、その日の賃金はちゃんとでるために、とても休みやすくなっている制度でもあるのです。

なので、その限られた有給休暇を何に使おうかと、楽しみにしている人は少なくはないはずなのです。
しかし、やりがい搾取されてしまうと、その有給休暇をなかなかとらせてもらえなくなるという現実があるのです。

仕事のやる気があるなら、休むなと上司などに言われてしまって有給を取ることを許されずに有給が使えないままになってしまう会社員の人も多いのです。

会社が社会保険に加入していない

Business Calculator Calculation - Free photo on Pixabay (496555)

社会保険というのは、会社が保険代を半分出してくれるという働いている人にとってはありがたい制度なのです。

なので、ほとんどの会社が社会保険に加入しているために、会社員の人は会社の名前の付いた保険証を持つことができなおかつ保険代を安く済ませることができるのです。

これは。会社に勤めている人ならほとんどの人が利用している制度なのですが、やりがい搾取をしてしまう会社というのは違ってくるのです。

やる気などだけを会社が求め、後の福利厚生はまったくなく、ただ働かせているだけ、ただ実績を上げらせるだけになってしまっている会社も意外と多いのです。

給料が上がらない

Coins Money Ruble - Free photo on Pixabay (496558)

働いていれば、誰でも給料をいつかは上げてもらいたいと考えている人も多いはずなのです。
そのために仕事で成功したり、実績などを上げることを目標にしている人も少なくはない為に、給料というのは仕事のモチベーションと大きく関係しているものでもあるのです。

しかし、やりがい搾取をしてしまう会社というのはそのモチベーションまでも奪ってしまう場合があるのです。

社員が給料を上げてもらうために頑張っている熱意などを利用するだけ利用して、いろいろな理由をつけて給料を上げずにそのままの給料で働かせてしまうという場合も少なくはないのです。

労災認定してくれない

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労災認定というのは、会社に勤めている中で起きてしまった怪我や病気などについて治療費などを会社もしくは国が保証してくれる制度のことをいいます。

なので、働いている人誰しもが使うことのできる制度なのですが、この労災認定を中々してくれない会社というのは意外と多くなっているのです。

なぜ会社が労災認定をしてくれないのかというと、労災認定をする際は労働基準監督署に申請を出す必要があるのですが、それを面倒だと考えてしまったり、労働基準監督署から何か言われるのではないかということを恐れているのです。

なので、やる気がある社員がけがをしても労災認定してくれずに、そのまま自費でなんとかさせるという酷い現状があるのです。

やりがい搾取されるときのセリフ

Speak Talk Microphone Tin - Free photo on Pixabay (496566)

先ほどは、やりがい搾取の例とはどんなものなのかについて詳しく解説していきましたが、やりがい搾取をされてしまう場合というのはさまざまなのですが例えばせっかく頑張っているのに、そのやる気を利用してサービス残業を強いてみたり、給料をなかなか上げないといった現状があります。

また、会社が社会保険に加入せずに社員に実績だけを求めてしまったり、やる気があるからこそ起きてしまった事故などについて会社が全く責任を取ることがなく労災認定してくれないといった場合もあるのです。

そんなやりがい搾取ですが、どんなセリフを言われることが多いのかについて今回は解説していきます。

「好きでやっているんだもんな?」

Pointing Accusation Accuse - Free image on Pixabay (496569)

仕事をしている人の多くというのは、自分の好きな仕事をしていたり、だんだん仕事に対してやる気をもって行うことができていたりする場合が多いのです。

その結果、今の仕事が好きだと感じてやる気をだして仕事をする場合もとても多いのです。
しかし、そのやる気を利用しようとする先輩や上司がいるのです。

少しでも、その人が残業や休日出勤などをやりたくないという意思を伝えたり態度を示したりした場合には「好きでやっているんだよな?」と言ってその人を追い詰めたりする場合があるのです。

「これも一つの経験だから」

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