2019年7月20日 更新

やりがい搾取とは?やりがい搾取されてしまう人の心理やその対策

やりがい搾取という言葉をご存じですか? 今回は、やりがい搾取の例や、やりがい搾取される時のセリフやりがい搾取されてしまう人の心理、やりがい搾取されないための対策、東京五輪オリンピックボランティアや東京ディズニーランドのやりがい搾取について解説していきます。

目次

Ferris Wheel Entertainment - Free photo on Pixabay (497005)

先ほどは東京五輪オリンピックのボランティアで起きたやりがい搾取について解説していきましたが、オリンピックというのはとても貴重なものと考える為にその気持ちをいいように利用しようとしてしまう場合が多いのです。

そのために、酷い条件でボランティアを募集されることもあり、ボランティアが辞めて大変になる恐れもあるのです。

そんなやりがい搾取ですが、あの夢の国、東京ディズニーランドでも行われていることでも有名です。
今回はそんな東京ディズニーランドで起きたやりがい搾取を詳しく解説していきます。

東京ディズニーランドのキャストは9割がバイトやパート

Exhibition Stand Models Stendistki - Free photo on Pixabay (497019)

東京ディズニーランドで働きたいと願い人は、多いはずなのです。
日本を代表する遊園地の一つですし、東京ディズニーランドに行ったことがある人というのは東京ディズニーランドのスタッフつまりキャストさんに憧れるという人も多いはずです。

しかし、ここで意外と知られていないのがキャストのほとんどがバイとかパートということなのです。
あのサービスなどからは想像できない人が多いはずなのですが、これはまさに東京ディズニーランドで働きたいと願う人のやりがい搾取の可能性があるのです。

時給はコンビニ並みでありながら求められる高いパフォーマンス

Money Finance Business - Free photo on Pixabay (497035)

東京ディズニーランドといえば、キャストさんたちによる高いパフォーマンスだと考える人も多いのではないでしょうか?

東京ディズニーランドのキャストさんというのは、お客様の前では絶対に嫌な顔一つ見せることはりませんし、それに一人一人お客様を楽しませる術というものを持っていることが多いのです。

しかし、この東京ディズニーランドのキャストさんはほとんどがコンビニバイト並みの時給で働かされていて、労働と報酬が合っていないというやりがい搾取で有名なのです。

ついにパワハラで訴えられる

Gavel Wood Courtroom - Free photo on Pixabay (497045)

これは、報道などでも大きく取り上げられることが多かったために知っている方も多いのではないでしょうか?

2018年に、女性キャストが報酬に見合わない労働を強いられたとしてパワハラで東京ディズニーランドの運営をしているオリエンタルランドを訴えました。

またキャストが仕事により方の負傷などをしたとして労災認定を求めましたが、その申請を止めるように強要したというのもこれしゃやりがい搾取ではないかという声が上がっているのです。

改善の兆しはあるが未だにやりがい搾取が続いている

Ferris Wheel Amusement Park Rides - Free photo on Pixabay (497052)

パワハラで訴えられたり、他の被害者の声が上がったりするなどして東京ディズニーランドは徐々に改善をしていくとしています。

しかし、残念ながらすべてを改善できることはできていないのが厳しい現状でもあります。
未だにキャストはパートやバイトがほとんどですし、時給が低いながらも高いパフォーマンスを求められています。

そのため、やりがい搾取というのはまだ続いており、いつまた大きな被害が出るのか分からない現状があるのです。

やりがい搾取されないように気をつけよう

Desk Work Business - Free photo on Pixabay (497057)

今回は、やりがい搾取について詳しく解説していきましたが、やりがい搾取というのは人がせっかく持っているやる気などを失わせるきっかけともなってしまう酷いものなのです。

また、そのやりがいややる気をいいように利用しようとする会社があり、やりがい搾取されないためには注意や対処が必要なのです。

ですので、今回の対処法をきちんと実践して、やりがい搾取されないようにして正しい環境で楽しく仕事ができるように心がけていきましょう。

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