2019年7月20日 更新

やりがい搾取とは?やりがい搾取されてしまう人の心理やその対策

やりがい搾取という言葉をご存じですか? 今回は、やりがい搾取の例や、やりがい搾取される時のセリフやりがい搾取されてしまう人の心理、やりがい搾取されないための対策、東京五輪オリンピックボランティアや東京ディズニーランドのやりがい搾取について解説していきます。

目次

Startup Business People - Free photo on Pixabay (496574)

仕事をしている中で、どうしてもやりがいを求めている人はとても多いはずなのです。
そのために、仕事に熱意が持てたり、仕事で実績を上げたいと強く願っている人も多いはずなのです。

しかし、そのやる気というものをいいように利用してしまう人というのが存在するのです。
例えばやる気がある人に対して、嫌な仕事を押し付けてしまったりして自分は楽な仕事ばかりをするような上司や先輩などがいます。

そういった時に、「これも一つの経験だから」と言ってその人が断れないように追い詰めてしまうのです。

「我慢するのがプロだ」

People Emotion Dramatic - Free photo on Pixabay (496582)

どうしても仕事というのは、やりたくない仕事を任されてしまったりすることも多いはずなのです。
しかし、すべての人がそのやりたくない仕事に承諾するわけではなく、人それぞれ断る権利というのはあるものなのです。

しかし、人よりも熱意がある人がいたり、出世したいと願っている人の場合というのは利用されやすい傾向にあるのです。

そのやる気を利用して理不尽な仕事内容を押し付けられたりしてしまう場合には、それを辛そうに行っている社員に対して「我慢するのもプロだ」と脅したりする場合が多いのです。

「このくらいだったらお金いらないよね?」

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残業や休日出勤などをする場合というのは、それ相当の手当てが出るからこそしている人が多いはずなのです。

手当が出なければ、その仕事をしている意味が見つからないという人もいるでしょうし、少しの残業でもきちんと残業代が欲しいと願っている人もいるはずなのです。

しかし、やりがい搾取をしてしまう人や会社の場合というのは、何かにつけ理由をつけてサービス残業をさせてしまうことが多いのです。

少しの仕事だからいいだろうと考えたり、「このくらいだったらお金いらないよね?」と相手を洗脳する言葉でお金が発生しない残業や休日出勤などを任せてしまうのです。

「自分がやりたい仕事なんだから苦労するのは当たり前」

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仕事をしている中で、やりたいことをしている人も多いはずなのですが、そのやる気などを利用してしまうやりがい搾取というものがあります。

どんなに自分がやりたいと願っていた仕事の場合でも苦労をすることはありますし、時には弱音を吐いてしまったり、この仕事はできないと断りたいと思う人も多いはずなのです。

しかし、やりがい搾取してしまう人や会社というのは、社員がやる気を失ってしまったり、弱音を吐いてしまったりすると「自分がやりたい仕事なんだから苦労するのは当たり前」と言って、社員に何も言わせないようにする場合があるのです。

やりがい搾取されてしまう人の心理

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先ほどは、やりがい搾取されてしまう場合にどんなセリフを言われてしまうのかについて解説していきましたが、やりがい搾取されてしまう場合というのは、その人が何か反論したりする前に、言葉でねじ伏せてしまう場合がとても多いということはお分かりいただけたはずなのです。

また、やりたい仕事である事を強調してしまって、その人のやる気を勝手に利用しようとするからこそそういった言葉を浴びせられてしまう場合があるのです。

そんな、やりがい搾取ですが、それをされてしまう人の心理というのはどんなものなのか今回は解説していきます。

仕事をすること自体を報酬だと感じる

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やりがい搾取されてしまう人というのは、どうしても仕事をさせていただいているという意識が強い傾向にあるのです。

自分なんかを雇ってくれているのだから頑張らなければいけない、もっと会社に貢献しなければいけないという意識が高いためにやりがい搾取されてしまっても仕方がないと思ってしまっているのです。

その結果的、仕事をさせてもらっているのも報酬の一つだから仕方がないという考えになってしまって、サービス残業や報酬の出ない休日出勤などを承諾してしまったりするのです。

やる気のある人間だと思われたい

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やりがい搾取されてしまう人というのは、どうしても人の何倍もやる気を見せている人が多い傾向にあるのです。

そのために、そのやる気をいいように利用する人が近寄ってきてしまったりする場合が多いのです。
そういうやる気がある人というのは、周りにも自分のやる気をアピールしたいと強く願っていた李、上司や先輩に良く思われたいと考えている人が非常に多いのです。

しかし、その人が思ったように評価されるわけではなく、結果的にはそのやる気を理不尽に使われてしまうのです。

周りの人もやっているから

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やりがい搾取されてしまう人というのは、どうしても流されてしまいがちなところがある傾向にあるのです。

周りが頑張っている姿を見てしまって、もっと自分も頑張らなければと考えてしまったり、自分は周りよりも仕事ができていないかもしれないからもっと仕事をしなければいけないと感じてしまう人も少なくはないのです。

その結果、周りと同じようにやらなければと考えてしまって理不尽な仕事もやりたくもないのに引き受けてしまったりすることでやる気をだんだん失ってしまったりすることがあるのです。

やりたい仕事をやれていることが贅沢なこと

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やりたい仕事ができているならそれはとても幸せなことだと感じる人も少なくはないはずなのですが、そのままの考え方でいてしまうとやりがい搾取されてしまう可能性があります。

そう言った人は、自分が本当にやりたいと願っている仕事などをやらせてもらっていることは贅沢だと感じてしまったりしているためになかなかやりたくなことでも断れない傾向にあるのです。

その結果、キャパオーバーな仕事を任されたりなどしてしまって後になって自分は利用されているだけと知ってしまい落胆してしまうこともあるのです。

やりがい搾取されないための対策

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先ほどはやりがい搾取されてしまう人とはどんな心理を持っているのかについて詳しく解説していきましたが、やりがい搾取されてしまう人の場合とても仕事に熱をもって行っていることが多いのです。

そのため、仕事をやりたくないと思うことはダメなことと思い込んでしまっていた李、仕事をさせてもらっているという意識が強くなってしまうばかり無理難題でも答えようとしてしまったりするのです。

そんな、やりがい搾取なのですが実際はされてしまうと自信のやる気を失わせてしまう恐れがあるものです。
今回は、やりがい搾取されない為にはどうしたらいいのか、その対策について詳しく解説していきます。

報酬や給料について事前にしっかり確認する

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