2019年10月20日 更新

ゲップの出し方のコツを大人と赤ちゃん別に解説!ゲップの必要性とは

ゲップがよく出て辛い、胸のムカつきがひどいそんな大人のゲップに関する悩み。また、ゲップを我慢してしまうと胃の不快感やお腹のガスだまりに繋がりかねません。赤ちゃんや新生児に授乳後ゲップを出させるコツなどについてもまとめてみました。

赤ちゃんの気道をしっかりと確保するにはまず赤ちゃんの体が緩く丸みを帯びた垂直方向の態勢である必要があります。気道を確保することで近くにある食道も通りやすい状態となります。稀にこの姿勢より横向きの方があっている子もいますが多くは縦向きの方がゲップが出やすいです。


背中が反っていたり、逆に丸まりすぎていないか確かめるようにして、一度抱きなおしてあげると、楽な姿勢を作ってあげられるかもしれません。

顔の向きが悪い

Baby Girl Cap - Free photo on Pixabay (98985)

顔が横を向いていたり、身体をひねっていたりすると、喉元の空気の出入り口が狭くなってしまい、うまくゲップが出せなくなってしまう子もいます。気道が圧迫されているようでしたら少し顔の向きを変えてみたり上下の角度を変えてみたりしてください。


それだけでいとも簡単にゲップが出てくる子もいるようです。また、あまり下を向かせすぎていると気道が塞がりやすくなるようです。赤ちゃんによってゲップの出やすい顔の角度などもあるようなので我が子の特徴を発見してみるといいかも知れません。

赤ちゃんの喉を圧迫している

Mothers Child Mummy - Free photo on Pixabay (98986)

これも顔の向きに関連していますが、赤ちゃんの姿勢だけでなく、抱えている人の体の一部が赤ちゃんの気道を圧迫していないか確かめてみましょう。腹部への軽い圧迫はゲップを出させてあげるのに有効ですが、場所がずれてしまうと気道が詰まってしまう原因になってしまっているかもしれません。


喉元の通り道が塞がってしまうと呼吸がしずらくなっていて苦しくなってしまう場合もあるのでゲップを出させる際は少し注意が必要かもしれません。一度抱きなおして互いの姿勢を整えましょう。

赤ちゃんのゲップの必要性

Infant Newborn Love - Free photo on Pixabay (98987)

そもそもなぜ、ミルクを飲んだ後にゲップをさせる必要があるのかというと、ミルクを飲む時に母乳をチュパチュパという音を立てながら飲んでる場合や、哺乳瓶などの真空状態になっていない作りの容器からミルクを摂取する場合、ミルクや母乳を飲み込むのと一緒に空気もたくさん飲み込んでしまい、お腹にたくさんの空気がたまってしまいます。


それを吐き出させるために飲ませた後にゲップをさせなければならないということです。

吐き戻しの原因に

Baby Child Hand - Free photo on Pixabay (98988)

ミルクや母乳を飲ませた後、ゲップをさせないままでいると空気による圧によって胃がパンパンになりそれを解消しようと胃が動くことでミルクが胃から腸へいく前に食道を逆流してしまいミルクを吐いてしまいます。空気がお腹にたくさん溜まった状態は赤ちゃんも苦しいため泣きやすくなってしまったりします。


これが毎回続くと吐きグセがついてしまう可能性があります。また、吐き戻しは空気だけでなくミルクの飲ませすぎなどが原因の可能性もあるので注意しましょう。

赤ちゃんがゲップをしない時

Baby Mother Infant - Free photo on Pixabay (98990)

赤ちゃんによっては、ゲップが苦手な子や体質的にあまり出さなくても平気な子もいます。初めて子育てをする時というのは何もかもが不慣れなことで、悩みもつきませんがゲップをしない時は、まず最初にここまで紹介したいくつかの方法を試してみてください。


それでも問題が解決しない場合は、もしかしたら他に原因があるかもしれませんので小児科などを受診するなどしてみましょう。ゲップが出ない時にあり得る可能性についてここからはお話ししていきます。

ゲップが出なくても大丈夫

Adorable Baby Bath - Free photo on Pixabay (98991)

赤ちゃんは首が座ってくる4ヶ月以降になってくるとゲップを出させずとも、自分で空気を飲まないようにミルクを飲めるようになったり、自分でゲップできるようになってきます。また、母乳を飲む際に「ングッングッ」といった音を立てて飲んでいる場合は、真空状態で母乳を吸えている状態なのであまり空気を含まずに飲めているため、ゲップもあまり出ません。


上記のような事項が当てはまる場合はあまり心配しすぎず、赤ちゃんの成長を喜びましょう

噴門弛緩症の可能性も

Child Fun Family - Free photo on Pixabay (98992)

噴門弛緩症とは、胃の中の食べ物や胃液の逆流を防ぐ、筋肉でできた弁の機能が低下してしまい、胃液の逆流などで逆流性食道炎や飲み込みが難しくなるものです。赤ちゃんの場合症状を発見しにくいため悪化しやすいので、吐き戻しの頻度が高い場合などは早めに受診してみた方がいいかもしれません。


また、泣く頻度が増えたりするのも痛みのせいによるものかもしれません。赤ちゃんは自分の体調などを正確に伝えることができないので小さな変化でも注意深くみてあげる必要があります。

赤ちゃんがゲップせず寝落ちしたときの対処法

Family Newborn Baby - Free photo on Pixabay (98993)

赤ちゃんはよく泣きよく寝ることが仕事だと言われているほど、1日の大半をその2つの行動が占めています。また、お腹が満たされると眠くなるのは大人も同じですが、ミルクを飲んですぐウトウトしはじめてしまうこともよくあるでしょう。


そんな時ゲップをまだしていないのに!どうしよう!しかもそれをどうにかゲップさせようとして機嫌を損ねて泣き出してしまうなんてこともあるかもしれません…そんな時の対処法を考えてみました!

寝かせる時は横向きにする

Baby Feet Bed - Free photo on Pixabay (98994)

眠そうにしている時は無理に縦抱きにしてゲップを促すことはせず、横に寝かせてあげましょう。この時上を向かせたまま寝かせてしまうと吐き戻しや、吐き戻したミルクが気管に入ってしまうなどの原因にもなりますので、赤ちゃんの身体ごと横を向くようにして寝かせてあげるといいでしょう。


そうすることで楽な状態で空気を逃がしやすくして横向きの状態でもゲップがしやすくなります。また赤ちゃんは予測不能なため急にゲップしてそれとともに吐き戻しが起こることもあるためタオルなどを敷いておくと安心です。

優しく背中を叩く

Childhood Baby Costume - Free photo on Pixabay (98995)

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