2019年10月20日 更新

ゲップの出し方のコツを大人と赤ちゃん別に解説!ゲップの必要性とは

ゲップがよく出て辛い、胸のムカつきがひどいそんな大人のゲップに関する悩み。また、ゲップを我慢してしまうと胃の不快感やお腹のガスだまりに繋がりかねません。赤ちゃんや新生児に授乳後ゲップを出させるコツなどについてもまとめてみました。

生後間もない赤ちゃんは、自分でゲップをすることができず、また食べ物が食道を通って胃まで到達していても、ゲップをさせていないと飲んだミルクなどを吐き出してしまったり逆流した胃酸によって喉や食道を傷つけてしまったりしてしまう恐れがあります。


そのため自分でゲップができるようになるまでの、大体生後3〜6ヶ月くらいまでは、わざとミルクを飲んだ後などにゲップをさせる必要があります。ここからは、その方法についてご説明いたします。

肩の上でげっぷさせる

Baby Sleeping Girl - Free photo on Pixabay (98975)

肩より上に赤ちゃんの胸が乗るようにし、肩のあたりで軽く赤ちゃんのお腹を圧迫するようにして背中をさすってみてください。腹部を押されることで空気が出やすくなります。この状態でしばらくすると赤ちゃんがゲップします。


また、この時空気と一緒にミルクなどを吐いてしまう可能性もあるので口元がその下にタオルを置いてゲップをさせるとどこも汚さずに上手にゲップを出させることができます。最初は難しいかも知れませんが挑戦してみましょう。

膝の上でげっぷさせる

Baby Child Cute - Free photo on Pixabay (98976)

膝の上に赤ちゃんが座って、抱っこしている人から見た時に赤ちゃんが横を向くような形で少し丸々ような姿勢をとらせて、お腹側の手の方に赤ちゃんが軽く持たれるようにして抱っこします。


少し腹部が圧迫されることでゲップが出やすくなりその反対の手でゲップが出しやすいようにさすってあげましょう。同じ方向を向いたままおこなうと背中をさすりにくかったり様子がわかりにくかったりするため、なるべくだきやすい格好をとりましょう。

ママと向かい合って

Baby Girl Sleeping - Free photo on Pixabay (98977)

赤ちゃんと向かい合うようにして抱っこしてあげて、自分の方に身体を傾けさせましょう。口から出たものが飛びださないようにタオルなどを敷いて背中をさすってあげましょう。さする時は上下でなく下から上へ一方向にさすることで空気も同じ方向へ流れやすくなります。


またこの時背中をトントンしてあげるのも有効ですが力加減が難しくて、ものを吐き出しやすくなる可能性もあるので慣れないうちは、さすってあげるのが良いでしょう。

赤ちゃんが丸くなるように抱っこする

Baby Child Feet - Free photo on Pixabay (99054)

赤ちゃんは基本背中が曲がっている状態の方が気道や食道の通り道が確保しやすく、身体も自然な姿勢になります。抱っこや寝かせた状態で置くときも身体がまるまっている状態の方が安定しやすく泣きにくい状態と言えるでしょう。


ミルクなどを飲んですぐ泣き出してしまうと、呼吸がしにくくなって吐き出そうとしたものが気管に入ってしまったりもしますので赤ちゃんのできるだけ楽な姿勢や好きな姿勢でゲップを出させてあげてください。

赤ちゃんのゲップを上手く出させるコツ

Newborn Kid Newburn - Free photo on Pixabay (98979)

赤ちゃんでもそれぞれに泣きにくい抱っこの状態や、ゲップの出やすい姿勢などがあります。それを把握するためにも色々と最初は試行錯誤が必要ですが、その際に試す価値のある方法をいくつか紹介いたします。


赤ちゃんも毎回同じ姿勢でゲップを出すようにしていると段々とルーティーンと化してきてミルク飲んだ後すぐにゲップが出やすくなるかも知れません。また、それぞれの注意点についてもまとめましたので参考にしてみてください。

トントンと叩く

People Bed Baby - Free photo on Pixabay (98980)

慣れてくると軽く叩いてあげたほうがゲップの出やすい子もいます。この時注意するべき点としては、赤ちゃんは私たち大人よりも身体がまだまだ柔らかく、脆いためあまり強く叩きすぎると怪我をしたり痛みを伴う場合があります。


勢いがつきすぎないようにするためには、叩くときに手首を背中から離さずに叩くことで程よい力加減で背中を叩いてあげられるでしょう。また、叩く速度としては秒数を数えるくらいのスピードくらいがいいようです。

さすってみる

Baby Handle Tiny - Free photo on Pixabay (98981)

ここまで他の項目で何度か、『さする』というワードが出てきましたが方法によっては、うまくゲップさせられなかったり、泣き出してしまう子もいるようです。さする方法を試してダメな時は、先程オススメした叩き方を試してみてください。さする時は下から上へ押し上げるようにしてこすり過ぎないように気をつけてみてください。


背中をさすってゲップを出す方法は大人にも有効ですが同じように赤ちゃんにも有効なため腰辺りから首の方までゆっくりと押し上げるようにしてさすってあげましょう。

赤ちゃんの姿勢を変えてみる

Baby Care Child - Free photo on Pixabay (98982)

いつもの姿勢でゲップがうまく出せないようでしたら、一度ゲップを出させるのを諦め、姿勢を変えてみましょう。顔が横になるようにして寝せて少し待ってから再びチャレンジするなどしてみてください。この時突然ゲップが出てしまう子もいますので、シーツなどが汚れてしまわないよう、タオルを口元に置いておくと安心です。


赤ちゃんでもゲップが出にくい子や苦手な子もたくさんいるようです。出ないときは違う方法をいくつか試してみるようにしましょう。

赤ちゃんがゲップをしない原因

Babe Smile Newborn Small - Free photo on Pixabay (98983)

赤ちゃんがうまくゲップができていない時は何らかの原因がある場合、もしくは稀ですが、元々その子があまりゲップの出ない体質なのかもしれません。他にもいくつかの可能性はあるようですが、この項では姿勢などの原因によってうまくいかない場合の対処法について順にお話をしていきたいと思います。

うまくいかない場合に考えられる原因や試してみて欲しい方法をいくつか考えてみました。どれだけ粘っても難しい時もありますが、まずは試してみて下さい。

縦向きが出来ていない

Baby Child Father - Free photo on Pixabay (98984)

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