2019年8月19日 更新

過大評価や過小評価の意味とは?偏見から抜け出す方法も!

あなたは自分の評価はどのようなものだと感じていますか?今回は日常の生活や仕事などで人と関わる時などに耳にする過大評価と過小評価をする心理やそれぞれのメリット・デメリットなどを紹介していきます。周りの偏見や自分自身への偏見に惑わされないようにしましょう。

目次

過小評価されることのメリットの一つは周りに期待されていないため気が楽になるということです。過大評価された時のデメリットにあったような周りから自分の能力以上の成果を求められるようなことがない分プレッシャーもありませんし気が楽になります。

もし与えられた仕事を失敗したとしても元から過度な期待がされていないため周りの人や仕事を頼んだ側の人を過度に落ち込ませることもありません。失敗にびくびくしながら仕事をできることで精神的にも楽になることもあります。

メリット:平坦な毎日を過ごせる

Woman Kitchen Man Everyday - Free photo on Pixabay (373631)

過小評価されることのメリットのもう一つは平坦な毎日を過ごせることです。平坦な毎日とは人から過剰に評価されていないため大きなチャンスなどは回ってこなかったり、普通にそのまま過ごしていれば評価も大きく上下することもない日常を過ごせるということです。

人によっては特に出世などには興味もなく給料も生活にこまらいくらいであれば良い、上の役職になったら色々と面倒だと考える人も最近は多いです。そういった人には過小評価されることが寧ろプラスに働くこともあります。

デメリット:チャンスがなかなかつかめない

Children Building Block Seize - Free photo on Pixabay (373635)

過小評価されることのデメリットの一つはチャンスがなかなか掴めないということです。過大評価されることのメリットの反対になりますが、過小評価される人というのは過大評価される人に比べ信頼が集まっていないので大きな仕事や出世のチャンスなどが過大評価される人に比べれば機会が少なくなります。

過小評価のメリットで言ったような出世などに興味のない人なら構いませんが、そうでない人は過小評価されたままでは出世の機会が回ってくるチャンスが少なくなることもあるので過小評価からの脱却を目指しましょう。

デメリット:周りからの偏見

Bonding Casual College - Free photo on Pixabay (373643)

過小評価される人のもう一つのデメリットは周りからの偏見というのがあります。1度過小評価されると自分の苦手な分野だけではなく自分にもできることや得意なことまで出来ないと思われ仕事を任せてくれなかったり、前までは出来なかった事を努力してできるようになってもそのチャンスが最初から与えられなかったりなどすることがあります。

やる前から、「あいつにはこの仕事は出来ない、任せられない」と決めつけられやすいなどの偏見があるのです。

過大評価や過小評価を無くす方法

Squad Man Group - Free photo on Pixabay (373644)

これまでに過大評価と過小評価の特徴やメリットデメリットを説明してきました。過大評価されるのにも過小評価されるのにもされやすい人、それが向いている人、向いていない人がいることがわかります。

では自分が過大評価または過小評価されている時にそれを無くすにはそうしたらいいかをこれからご紹介します。人からの評価や見られ方を簡単に変えることは出来ませんが、なにもしなければ今のまま評価が変わることはありません。

過大評価、過小評価から脱却したい人は今出来ることから始めましょう。

紙に書き出すなどして偏見から脱却する

Old Retro Antique - Free photo on Pixabay (373646)

過大評価、過小評価からの脱却に有効な一つ目の方法は紙などに自分の長所や短所などの特徴、周りの人との関係、自分が他人にどう思われているかなどを書き出すことです。大切なのは原因であろうことを目に見えるようにすることでより自分や環境を変わるためにしなくてはいけないことを自分の中で強く意識させることです。

もちろん自分の特徴の中でどうしても変えられないものや難しいものもあると思いますが、まずは簡単に変える事が出来ることから始めて、だんだんと難しいものにも挑戦するのが良いでしょう。

自分に自信をつけるためには小さな成功を

Tie Necktie Adjust - Free photo on Pixabay (373647)

次に有効なのは自分に自信をつけるさせるときにいきなり大きいことや難しいものに挑戦するのではなく、小さなハードルを設けて小さな成功を積み重ねていくことです。自分に自信をつけさせる時にいきなり難しいものに挑戦しても実力が伴わずに途中でくじけそうになってしまいます。

自分の能力の範囲で出来ることをコツコツと積み重ねることによって、周りからも信頼されるようになります。そして周りから信頼されているようになると自分にも自信をつけることにつながります。

過大評価や過小評価があまりにも酷いときに疑われること

Discordance Ambivalence Ambiguity - Free image on Pixabay (373648)

過大評価や過小評価を無くす方法を先ほど紹介しましたが、あまりにも過大評価や過小評価が酷いをきは今までよりももっと精神的な問題の可能性もあります。単なる個人の性格だと決めつけないで、精神的な病気の可能性などを疑いましょう。

もしそのような可能性が疑われる場合は自分ひとりの力だけでなく、周りの人の理解や助けが必要になります。今まで自分の評価と他人の評価とのすれ違いなどがなかったか、またどの程度の違いだったのかなどを正確に客観的に図ることも大切です。

病気の可能性がでてくる

Despair Alone Being - Free photo on Pixabay (373649)

過大評価や過小評価があまりにも酷い場合、精神的な病気の可能性も疑う必要があるときがあります。精神的な病気はデリケートなものですから自分では自覚するのにも時間がかかりますし、それを治すのも自分ひとりでは難しいことも多いです。

周りにそのような人がいないか、また自分は大丈夫かを客観的に判断し、疑われる場合は専門の病院で見てこらう事も必要です。それでは過大評価が酷い時に疑われる病気と過小評価が酷い時に疑われる病気を紹介いたします。

過大評価:自己愛性パーソナリティ障害

Suit Business Man - Free photo on Pixabay (373653)

過大評価が酷い時に疑わしい病気は自己愛性パーソナリティ障害です。この特徴は「自分は他の人とは違う特別な存在である」という誇大な感覚を持っていることです。自分を理解できるのは自分と同じくらいの能力をもつ優秀な人や地位が高い人だけだと信じ、自分以外の周りの人を極端に過小評価するのも特徴です。

またこの症状は女性よりも男性に多い傾向があり、この症状の人は表には出さなくとも心がとても傷つきやすく、人からの拒絶を極度に嫌うため抑うつ傾向があります。治療は簡単ではありませんが、集団療法によって他者と共感することで緩和を図ったり、薬物療法もあります。

過小評価:インポスター症候群

Woman Young Rain - Free photo on Pixabay (373656)

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