2019年7月12日 更新

日本には男性差別が多い?男女の意見や海外の反応と考えられる例

男女平等は当たり前になった最近では、女性差別ではなく男性差別が存在するようになりました。フェミニストや日本は、そして海外の反応とはどんなものなのでしょうか?そして一体、男性差別とは、例としてどんなものがあるのでしょうか?

目次

男性差別の代表例として、真っ先に『女性専用車両』を挙げる男性も多いです。昔の女性の社会参加までの歴史を知らない世代からすればなおさら「なぜ女性だけ?」と感じても不思議ではありません。

「社会は女性の方が生きやすい」と思われて当然です。が、昔は逆でした。当然のように「社会は、女性であるだけで男性より生きにくいもの」と思われていたからです。

昔は、たばこを吸う男性がほとんどの電車に乗り、いつでもどこでもハラスメントに立ち向かっていかなければなりませんでした。

女性専用車両の廃止や男性専用車両の設置を求める声も

Railway Station Cologne Train - Free photo on Pixabay (462587)

「昔の事情がなぜ自分に関係あるの?」という世代から、女性差別などしない男性から、女性専用車両の廃止や男性専用車両の設置を求める声が出て当然です。

例えば、カップルで同じ会社や方向に向かう時に、車両が分かれていると「別々に乗るか?男性ばかりの車両に一緒に乗るか?」の選択を迫られます。兄弟姉妹や親子では、どうすればよいのでしょうか?

性別が違うというだけで、同じ電車に乗ることもできないということで、新たな差別が助長されることも考えられます。

女性専用車両の歴史

Departure Platform Subway Station - Free photo on Pixabay (462588)

女性専用車両の歴史が生まれたことの大きな一因には「ハラスメント」の代表とされる「痴漢」があります。痴漢は、体の構造からもわかるとおり、男性から女性に対して行われることがほとんどです。

今では考えられませんが「痴漢されるような格好をしているからだ」「男性が詰まった電車に乗るのだから当然」などと「痴漢される女性が悪い」とされていました。「触ってほしいから乗る」「そんな格好で誘ってる」など、毎日意味不明なハラスメントと戦っていました。

女性専用車両が男性差別だと言われる理由

Train Transportation System - Free photo on Pixabay (462589)

特に、昔を知らない世代から「痴漢されるから、仕事の行き帰りに電車で座れるのか?」「疲れているのは女性だけではない」という声が上がるのは当然です。まだまだ「女性が自立した社会」とは言いきれない状況だからです。

そして、性別は男女だけのものではなくなり、「ハラスメントは恥ずかしいこと」と認識され、人を見た目や性別で判断することを良しとしない風潮が高まっています。女性専用車両は、ますます意味不明なものの代表となりました。

女性専用車両が男性差別には当たらないと言われる理由

Cologne Central Station Railway - Free photo on Pixabay (462590)

感情の性別ではなく、体の性別という意味で男女はまったく違います。男女ともにお互いの体が持つ特徴からの気持ちなどわかるはずありません。男性に、女性の生理時の気持ちを分かってほしいといっても無理です。痴漢を完全になくすことも無理でしょう。

女性専用車両が男性差別には当たらないと言われる理由は、宗教上の問題にもあります。夫婦ではない男女が一緒にいることを許されない宗教を持つ人は、今では簡単に世界中にいることができます。

男性差別と考えられる例

Man Woman Composing - Free photo on Pixabay (462610)

体の構造から、男性は攻撃的で、女性は受け身だとされます。これは、祈ってどうこうできる問題ではありません。ですが、これだけ時代が『フェミニズム』な方向に流れ、性別は関係ない人が増え、本能をまきちらちかして生きる男性はかなり少なくなり、逆に性欲を持たない人まで出てきました。

ただ、いちいち受け身で心配しなければならない女性の気持ちも、その発言や立場を逆に「ハラスメントだ」と思う男性もおり混在しています。

男性看護師や男性保育士を嫌がる人がいる

Medic Hospital Laboratory - Free photo on Pixabay (462616)

どんなに男女平等の空気になっても、病院や保育の場などで、洋服を着たり脱いだりするときに年齢問わず「男性から見られるのはハラスメントだ」と思う女性がいてもおかしくはありません。

病院で先生に診てもらう時でも、わざわざ女医を選ぶ人がいるのに「看護師や保育士に男性がいるのは考えられない」ということです。

男女問わず「女性は肉体的にも精神的にも受け身」だと感じる人が多いので、どうしても「見せる」ではなく「見られる」と感じてしまいます。

女性から男性へのセクハラは放置されていることも

Ballerina Ballroom Dancers - Free photo on Pixabay (462619)

女性の社会的参加が当たり前になり「上司は女性」も珍しくなくなり、仕事上では特に、女性男性関係なくなってきました。「条件が飲めないなら必要ない」とセクハラされることは女性だけではなくなってきました。

「昇給したいけどセクハラをOKするのは嫌」「退職に追い込まれたくないけどセクハラを受けたくない」などと、セクハラをOKorNGでの昇給や退職は、会社に属する人にとっては「奴隷になるか?ならないか?」を選択させられるように人生を左右されるものです。

離婚時に子供の親権を取るのは母親が有利

Breakup Divorce Separation - Free photo on Pixabay (462622)

法律でも「子供の人生には母親が必要」と、離婚すれば母親の方が親権をとりやすくなっています。「離婚したいけど子供と離れたくない」という男性は「子供のために離婚できずに妻のために働かなければならない」という人もいます。

どんなに妻が悪くても、その妻を選んだのは自分であり、自分の子供の母親は妻なので、我慢して働きなさいということです。妻が勝手に子供を連れて出ていくことは許されますが、夫にその権利はありません。

DV被害者の男性への支援や保護が薄い

Lonely Man Sitting - Free photo on Pixabay (462623)

DV被害者は女性でした。が、今では女性の権利を盾に、男性へのDVをやめられない女性もいます。男性が女性に少しでも身体的暴力を加えると速攻「DVだ」とされますが、女性が男性に対していくら身体的暴力を加えても、「男性の方が力が強いから」という理由で支援や保護も薄いです。

女性にも体の大きな人や力やケンカが強い人もいますし、男性でも体の小さい人や力やケンカが弱い人もいますが、性別だけで「DVだ」「DVではない」と判断されます。

女性から男性への性暴力への理解が少ない

Woman Man Pair - Free photo on Pixabay (462625)

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