目次
- ソーシャルスタイルとは
- 提唱者と目的
- 何によって決まるのか
- ソーシャルスタイルの種類
- ドライバー(行動派)
- エクスプレッシブ(感覚派)
- アナリティカル(思考派)
- エミアブル(協調派)
- ドライバーの特徴
- 表情が乏しく怒っているように見える
- 早口で断定的な話し方をする
- 負けず嫌い
- せっかちで結論を急ぐ
- 他人から指示を受けるのが嫌い
- エクスプレッシブの特徴
- 表情豊かでノリが良い
- 注目されるのが好き
- 友達が多い
- 楽観的でチャレンジ精神旺盛
- 明るく話好き
- アナリティカルの特徴
- 表情が乏しく考えを読み取りにくい
- 口数が少なく考えながらゆっくり話す
- 正確性にこだわり何事も熟考する
- 客観的な見方をする
- コツコツと頑張るのが得意
- エミアブルの特徴
- 聞き上手
- 献身的で人の役に立ちたいという気持ちが強い
- 自分の意見を主張するのは苦手
- 共感力が高く空気を読む
- 穏やかな話し方でいつもニコニコしている
- ソーシャルスタイル診断テスト
- 話を遮って「で、結論は?」と言う
- 「それもいいと思うけどね、私は…」と自分の意見に持っていく
- 話の中に出てきた専門用語やデータを調べて理解しようとする
- ニコニコして頷きながら最後まで話を聞く
- 相性が良いソーシャルスタイルの組み合わせ
- エクスプレッシブとエクスプレッシブ
- エクスプレッシブとエミアブル
- アナリティカルとアナリティカル
- 相性が微妙なソーシャルスタイルの組み合わせ
- エミアブルとアナリティカル
- ドライバーとアナリティカル
- ドライバーとドライバー
- 相手のソーシャルスタイルを知ればコミュニケーションが楽に!
意見は話すよりも聞くタイプ。自分から何かを発言するのは苦手で、周囲から自分がどのように感じられ見られているか気にしてしまいます。また、自分の発言によって起こる周囲の反応やリスクが気になってしまい優柔不断になりがち。穏やかな人が多く、他人との喧嘩や対立を避けたいとも考えています。
また、「エミアブル」同士になってしまうと中々話が前に進まないということも。積極的でなくとも時には、意見を主張していくことが大切です。
また、「エミアブル」同士になってしまうと中々話が前に進まないということも。積極的でなくとも時には、意見を主張していくことが大切です。
共感力が高く空気を読む
via pixabay.com
平和主義で、人・周囲に気をつかい周りの空気を読むのが得意。人・周囲と良い関係を築こうとする傾向があります。また、みんなの気持ちや意見を大切にしたいとも考えていて、協調性がとても高く周囲の観察もしっかり行っています。周囲が良い空気・関係の中でしっかり進んでいけるように、サポートをしていきます。
時に周囲を調整するという役割もありますが、逆に空気を読みすぎてしまい発言できなかったり決断ができなかったりすることも。
時に周囲を調整するという役割もありますが、逆に空気を読みすぎてしまい発言できなかったり決断ができなかったりすることも。
穏やかな話し方でいつもニコニコしている
via pixabay.com
穏やかでいつも笑顔が光っている「エミアブル」は、和やかな雰囲気を作り出すことができ周囲を癒してくれる存在です。感情表現が表に出やすいので、いつもニコニコとしています。ゆっくりとした口調で、相談事に乗ってくれます。
話を聞くときは、優しくうなづいたりニコニコしたりしている傾向があり、相手に話しやすい印象を持たれがちでもあります。また、人や仕事など何事においても相手との関係・信頼を大事に考える傾向も。
話を聞くときは、優しくうなづいたりニコニコしたりしている傾向があり、相手に話しやすい印象を持たれがちでもあります。また、人や仕事など何事においても相手との関係・信頼を大事に考える傾向も。
ソーシャルスタイル診断テスト
via pixabay.com
ソーシャルスタイルについては勿論、4つのタイプそれぞれについても知っていただけたでしょうか。ここでは、自分のタイプは4つのうちどれなのか、簡単な診断テストを行っていき判断をしていきましょう。まずは、設問を見ていきます。
設問:同僚が、ある問題に対しての対応方法をあなたに提案・説明しています。しかし、あなたには同僚の説明してくれた内容がよく理解できません。あなたは同僚に対して、どの様な反応をしますか。
上記の設問に対して、自分ならどう答えるのか下の4つの中で最も近いものを選んでください。
設問:同僚が、ある問題に対しての対応方法をあなたに提案・説明しています。しかし、あなたには同僚の説明してくれた内容がよく理解できません。あなたは同僚に対して、どの様な反応をしますか。
上記の設問に対して、自分ならどう答えるのか下の4つの中で最も近いものを選んでください。
話を遮って「で、結論は?」と言う
via pixabay.com
同僚の話を遮ってまで、結論を聞きたいという方は「ドライバー(行動派)」タイプです。ドライバーは、せっかちであって行動派でもあります。その為、事実を知って自分の意見を提案するために話を途中で遮ってまで、1番大事な結論部分を単刀直入に聞こうとします。
またはっきりとした物言いで、同僚であっても自分の正しいと思った意見を述べます。一見、淡々としていて冷たく見えがちですが仕事を大切にし戦略を考えたり勝利するのが得意なので、困った際に頼もしい存在に。
またはっきりとした物言いで、同僚であっても自分の正しいと思った意見を述べます。一見、淡々としていて冷たく見えがちですが仕事を大切にし戦略を考えたり勝利するのが得意なので、困った際に頼もしい存在に。
「それもいいと思うけどね、私は…」と自分の意見に持っていく
via pixabay.com
相手の意見を気にしつつ、自分の意見を主張するという方は「エクスプレッシブ(感覚派)」タイプです。話を聞くのが苦手で自分の話をすることを好み、感情表現豊かに自分の話・意見をしっかりと話します。ただ、ノリを大事にしていて「なんとかなるだろう」と楽観的な部分も。
注目されたいと考えているので、意見を求められる事に対しては嬉しく感じます。また、真面目で静かな場が苦手なので、気軽にフレンドリーに相談がしやすいということも。
注目されたいと考えているので、意見を求められる事に対しては嬉しく感じます。また、真面目で静かな場が苦手なので、気軽にフレンドリーに相談がしやすいということも。
話の中に出てきた専門用語やデータを調べて理解しようとする
via pixabay.com
会話の中の大事な情報を集めて、分析・理解しようとする方は、「アナリティカル(思考派)」タイプです。自分から意見を話すよりも話を聞くタイプで、話の中の情報を収集しそれに基づいた意見を出します。失敗をしたくないと考えるので事前準備を大切に、最初にリスクを考えてそれを避けようとする傾向も。
あまり感情が表に出ず冷静に見えますが、自分の意見を話したり急に求められたりするのは、苦手と思っている面があります。
あまり感情が表に出ず冷静に見えますが、自分の意見を話したり急に求められたりするのは、苦手と思っている面があります。
ニコニコして頷きながら最後まで話を聞く
via pixabay.com
聞き上手であって笑顔で話を聞くという方は、「エミアブル(協調派)」タイプです。話しやすいと周りから思われていることが多く、相談を聞いたりサポートしたりすることを好み、支えたいとも考えてます。
ニコニコと優しい雰囲気があり空気も読めるので、実際人から相談をよく受けるという方も多いのではないでしょうか。
何かを決めたり決断したりする際は、しっかり時間をかけるという決めるという面も。自分から意見を発するのは、苦手です。
ニコニコと優しい雰囲気があり空気も読めるので、実際人から相談をよく受けるという方も多いのではないでしょうか。
何かを決めたり決断したりする際は、しっかり時間をかけるという決めるという面も。自分から意見を発するのは、苦手です。
相性が良いソーシャルスタイルの組み合わせ
via pixabay.com
ここでは、相性の良いソーシャルスタイルの組み合わせについてご紹介していきます。今までに挙げられた4つのタイプの中でも、相性が良いといわれる組み合わせが存在します。実は、自分の仲の良い友人・親友にも当てはまっているかもしれません。
相性が良い理由だけでなく、コミュニケーションをより上手く進めるポイントについてもお話していきます。早速1つ1つ見ていきましょう。
相性が良い理由だけでなく、コミュニケーションをより上手く進めるポイントについてもお話していきます。早速1つ1つ見ていきましょう。
エクスプレッシブとエクスプレッシブ
via pixabay.com
「エクスプレッシブ(感覚派)」同士は、お互いに明るくノリが良いので初対面でも盛り上がってずっと笑い合っている様な、良い関係を作ることができるでしょう。話しをするのがとても好きなので、楽しく過ごすことができます。チャレンジ精神旺盛な面もあり、すぐに行動に起こすということも。
何事にも楽観的な部分があって細かなことは、あまり気にしないので新しいことを始める時は別のタイプの人も混ぜて行うのが良いでしょう。
何事にも楽観的な部分があって細かなことは、あまり気にしないので新しいことを始める時は別のタイプの人も混ぜて行うのが良いでしょう。
エクスプレッシブとエミアブル
via pixabay.com
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