2019年5月26日 更新

LGBTに生産性はないのか?杉田水脈の発言の問題点と今後への示唆

皆さんは「LGBTは生産性がない」という発言を覚えていますか? 杉田水脈議員の発言で、多くのメディアで取り上げられLGBTの人たちがデモを起こすなど大きな問題になりました。 今回は杉田水脈議員の主張や肯定派、否定派の人の意見を詳しく解説していきます。

目次

LGBTは生産性がないという意見への反響【肯定派】

Smiley Emoticon Anger - Free photo on Pixabay (293258)

今まで解説してきたことを読んでいただいて、杉田水脈議員は今まで過激な発言や主張をしてきました。

しかし、人の意見は様々です。
「生産性がない」という意見に、もちろん肯定する人もいるのです。

それは決して間違ってはおらず、立場が違えば受け取り方も違うのです。
今回は、生産性がないという意見の肯定意見について解説していきます。

言葉は過激だが他に税金を投入すべき問題がある

Calculator Calculation Insurance - Free photo on Pixabay (293271)

税金は皆さんが頑張って働いて払っている、大切なお金なのです。
なので使い道について、それぞれ使ってほしいところというのがあるのです。

確かに、杉田水脈議員の発言は過激だと思っている人は多いようですが、確かにもっと使うところがあるのではないか、もっと有効的に困っている人に使ってほしいという考えから杉田水脈議員の生産性がないという意見に賛成する人もいます。

弱者ばかりに寄り添っていては国の生産性は落ち込む一方

Business Risk Luck - Free image on Pixabay (293365)

最近の日本の傾向は、なるべく困っている人などに税金を使うようにしようという傾向にあります。
しかし、杉田水脈議員は弱者にばかり使っていては、限られた税金が少なくなってしまうという意見です。

確かにもっと生産性がある場所に税金を使うことで、今後その税金が戻ってくる可能性もあります。
そういった意見から、杉田水脈議員の意見を肯定する人も多いようです。

少子化問題によって考えられるリスク回避の方が重要

Child Boy Portrait - Free photo on Pixabay (293394)

少子化問題というのは、今の日本にとってはとても深刻な問題です。
今の子供たちが大人になった時に、増えていくお年寄りを養っていく形で税金を払っていかなければいけない未来がもうすぐそこに来ているのです。

ですので、杉田水脈議員が言うように、できる限り教育にお金をかけて子供が安心して産める日本でなければ、子供を産みたいと願う人が増えないのです。

そのために、杉田水脈議員に賛成をして是非子育てに税金をと考える人が多いです。

誰かが税金の投入先を選択する必要がある

Turn On Off Question Mark - Free photo on Pixabay (293410)

先ほど申した通り、税金というのは国民の血税といっても過言ではありません。
今、間違った方向にお金が使われていたり、もっと他に税金を使うべきだという意見をなかなか他の議員ははっきりと言うことができません。

なので、杉田水脈議員のようにきちんと税金は教育に使うべきだという人が今の日本には必要なのです。
つまり杉田水脈議員は、世の中の人の言葉を自ら悪者になって代弁してくれている部分があるのです。

子供を産まなければ弱者に投入する税金も捻出できない

Woman Pregnant Asian - Free photo on Pixabay (293438)

皆さん、少子化が進んでいくと日本はどうなっていくかご存じですか?
少子化が進んでいくと、その子供が大人になったときに税金を納める人が少ないので、日本のお金は減る一方になっていってしまうのです。

もしかすると将来、今の子供たちが払う税金が莫大になることもありえるのです。
ですので、子供が増えなければ折角、今希望に満ち溢れて生まれてきた子供の将来が過酷なものになってしまうという点から杉田水脈議員の意見に賛同する人も多いようなのです。

LGBTには生産性がないという意見への反響【否定派】

No Negative Cards - Free image on Pixabay (293466)

日本には、沢山の国民がいます。
自分の立場などから、杉田水脈議員の意見に対してあまり良い印象を持っていなかったり、「生産性がない」という発言に落ち込んでしまったりする人もいます。

今回は、そんな杉田水脈議員の言葉にどういう気持ちで否定をしているのかを詳しく解説していきます。
もし今は肯定派という人も、否定派の意見を聞くことで今持っている固定概念が崩れる可能性がありますので、参考にして読んでみてください。

人間を生産性で判断するのはおかしい

Suit Business Man - Free photo on Pixabay (294852)

人というのは、物ではありません。
きちんと意思があり、自分の考えがあり、心が存在するのです。

もちろん杉田水脈議員だってそうです。
「生産性がない」という発言はまるで人を物のように扱っている最低な言葉だという捉え方になってしまう可能性があります。

なので、杉田水脈議員を否定する人が多いのです。

LGBTへの偏見があるのは事実

Alone Sad Depression - Free photo on Pixabay (294855)

杉田水脈議員は「生産性がない」という発言をした後に、「自分はLGBTの人たちを差別していわけではなく、区別しているだけ。」と答えています。

しかし、今まで議員になる前のLGBTの人たちへの発言や今回の「生産性がない」という発言は明らかにLGBTの人たちへの偏見をかんじるものであると考える人も多くいるため否定派が増えています。

あらゆる物事への多様性を認めていくことが正しい

Bonding Casual College - Free photo on Pixabay (294858)

多様性というのは、考え方の違いや、人種の違い、思考の違いといったいろいろな種類があることをいいます。
杉田水脈議員は、自分の考えを押し付けるような形で国会やブログなどで発言を繰り返しています。

しかし、皆が皆、右向け右ではなく、人それぞれきちんと考え方や個性は違ってくるのです。
そのため、国会議員という上に立つ杉田水脈議員は、一方的な考え方を押し付けるのは間違っていると考えて批判する人も多いのです。

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