2019年10月11日 更新

指示待ち人間は何が悪い?適職や直したい人の改善法・対策も

新人にありがちとされる「指示待ち人間」の特徴や適職をご存知ですか。自発性が無く、言われたことしかやらないと批判される一方「何が悪いの?」との声もあります。直したい場合の対策や改善法はあるのでしょうか。指示待ち人間の度合いをチェックする診断テストも用意しました。

指示待ち人間の特徴とされる3つ目のポイントは「状況判断能力がない」ということです。常に指示をあおぐのが「指示待ち人間」の特徴ですが、彼らのもう一つの特徴に「自分で考えたり判断したりするのが怖い」という点があります。

そのため、もし具体的に指示された内容があれば、そのまま受け入れる傾向にあるようです。指示内容を疑ったり、もっといい方法があるのではないかと考えたりはしません。考えたりするのが怖いという側面もありますが、そもそも状況判断能力が無いからではないかという声もあります。

つまり、自分で判断する能力が無いからこそ、人からの指示をあおぎたくなるのではないでしょうか。

空回りしやすい

People Woman Travel - Free photo on Pixabay (380002)

指示待ち人間の特徴とされる4つ目のポイントは「空回りしやすい」ということです。前述の通り、指示待ち人間は人からの指示に安心をする傾向にあると言われています。具体的な指示があれば、自分で考えたり判断したりする必要がないからです。指示された内容を疑うことなく、そのまま受け入れる人もいます。

しかしその反面で「空回りしやすい」との指摘されています。指示された内容をそのまま行うため、もし指示された内容と異なる事態に遭遇した場合、判断が不能になるためです。また、同じ作業でも、人によって指示内容が異なるケースも考えられます。

その結果として何が起きるかと言うと、どう対処をしたら良いのか困ったり、どの指示内容を信じたら良いのかがわからなくなったりするのです。こうした事態が起きた場合、自分で考えるチカラがあれば対処できますが、指示待ち人間には対処ができません。こうして空回りしてしまうのです。

消極的な性格

Dogs Pensive Reluctant - Free photo on Pixabay (380005)

指示待ち人間の特徴とされる5つ目のポイントは「消極的な性格」ということです。すでに繰り返し紹介してきたことですが、指示待ち人間は、あくまでも「待つ」ことを重視するタイプが多いと言われています。

誰かの指示が来るまで、また、誰かの判断が下されるまでは、ひたすら「待ち」の姿勢でいるのです。こうした状態が繰り返されていくと、誰かの判断がなければまったく動けない人間になっていきます。もともと積極的だった人であっても、次第に消極的な人間になってしまうということがあるようです。

自分に自信が持てない

Man Model Young - Free photo on Pixabay (380008)

指示待ち人間の特徴とされる6つ目のポイントは「自分に自信が持てない」ということです。指示待ち人間が常に誰かの指示を待つのは、自分に自信がないからだとされています。

自分に自信がないので、自分の判断や考えにも自信が持てずにいるわけです。「自分は間違っているのではないか」「自分の意見は、きっと誰かにバカにされるに違いない」「こんな考え方をしたら怒られるかもしれない」と、常に自分を責めている状態の人もいるようです。

しかし、そうして常に他人の指示に依存をしていると、いつまでたっても自分で考えるということをしなくなってしまいます。そうしてさらに自信がもてなくなるという悪循環にハマっている人も少なくありません。

指示待ち人間の何が悪いのかわかっていない

Question Mark Help - Free photo on Pixabay (380010)

指示待ち人間の特徴とされる7つ目のポイントは「指示待ち人間の何が悪いのかわかっていない」ということです。もちろん、指示待ち人間の悪い点を自覚している人もいるはずです。そういう人は、指示待ち人間から脱却しようともがいていることでしょう。しかし全体からすれば少数派だと言われています。

ほとんどの指示待ち人間は、指示待ち人間の何が悪いかわかっていないとされています。「人の指示に忠実に従って、いったい何が悪いの?」という思いの人が多いようです。もちろん忠実に守ることが悪いというわけではありません。

しかし彼らの多くは、指示待ち人間を脱することで、いかに素晴らしい世界に出会えるかを知らないという側面もあるようです。だからこそ、今の状況に安住してしまっているわけです。

指示待ち人間が周囲に与える影響

Military Drill Instructor - Free photo on Pixabay (379137)

指示待ち人間の3つの心理と7つの特徴を見てきました。ここまでは指示待ち人間の実態を追いかけてきましたが、今度は周りに対する影響について考えてみます。

指示待ち人間に対する評価には様々なものがありますが、具体的にはどのような影響を周りに与えているのでしょうか。職場だけでなく、プライベートの場面においても様々な影響を与えているはずです。ここでは、指示待ち人間が周囲に与える影響として指摘されがちな4つの影響をご紹介します。

ストレスを溜めさせる

Woman Loss Sadness - Free photo on Pixabay (380013)

指示待ち人間が周囲に与える影響の1つ目は「ストレスを溜めさせる」ということです。指示待ち人間は、誰かの指示が無い限りは動きません。とりわけ忙しい職場においては、必ずしも上司が時間をとって部下を指導できるとは限りません。「指示がなくても、自分で考えて動いてよ!」という局面もあるはずです。

しかし、指示待ち人間は、誰かの指示が無い限りは動けないのです。上司からすれば「指示が無くても、自分で動けよ!」と怒りたくなることもあるでしょう。指示待ち人間は、こうした背景によって、周りの人たちにストレスを溜めさせる結果となるのです。

仕事の効率が悪い

People Portrait Adult - Free photo on Pixabay (380014)

指示待ち人間が周囲に与える影響の2つ目は「仕事の効率が悪い」というものです。前述の通り、指示待ち人間は誰かの指示が無ければ動きません。自分で考えて動くという勇気が無いのです。また、誰かの指示がない限りは、何もしないでいいとすら考えている人もいるようです。

忙しい職場においては、自分で考えて動くということが期待されています。自ら率先して動くことで、職場も活性化していくわけです。しかし指示待ち人間は動きません。

そのため周りの人からすれば「こんな人がいるから、仕事の効率が悪くなるのだ」と感じることもあるようです。迷惑な対象として見られることも少なくないようです。

性格の誤解

Clown Circus Painting - Free photo on Pixabay (380015)

指示待ち人間が周囲に与える影響の3つ目は「性格の誤解」が起きやすいというものです。指示待ち人間は、指示が無い限りは動けません。また、指示が無いのであれば、動かなくてもいいと考えています。

さらに言えば、指示待ち人間は、自分の考えや自分の判断に自信がありません。そのため自分の考えや思いを表に出すことは少ない傾向にあります。こうした状況から何が起きるかと言えば、周りに対して「こいつは、何を考えているかわからない!」という思いを抱かせてしまうのです。

本当は、とても魅力的な発想や思考を備えている人だとしても、周りに対して封印していれば何も伝わりません。表に出さないようにしている分、逆に誤った印象すら与えてしまうのです。こうして「性格の誤解」が生じることになります。

適当な印象

Lazy Bag Beutifull Girl Red - Free photo on Pixabay (380017)

指示待ち人間が周囲に与える影響の4つ目は「適当な印象」を与えてしまうということです。これは3つ目に挙げた「性格の誤解」の延長にあるものです。

誤った印象を与えることがあるため、実際とは異なる印象を与えることになります。真面目な人物であったとしても、適当な人物のように見えてしまう場合もあるのです。

また、常に誰かの指示をあおいでいるという性格は、ともすれば自分を捨てて誰かに迎合しているようにも見られてしまいかねません。こうした背景から「適当な人間だ」という誤った印象を与えることもあるようです。

指示待ち人間の対策法

Ad Announce Announcement - Free photo on Pixabay (379140)

3 / 5

関連する記事 こんな記事も人気です♪