2019年6月1日 更新

「最近の若者は」は老害の証?若者批判はいつから行われてきたのか?

「最近の若者は」という言葉は、昔から使われていたのをご存じですか? 「最近の若者は」という口癖は老害の証かもしれません。 今の若者は承認不安時代であることや、いつからが若者なのか、「最近の若者は」と言われた時の切り返し方について解説していきます。

目次

20代という意見が多い

Girl Smiling Female - Free photo on Pixabay (345188)

「最近の若者」はと聞くと、やはり年を重ねた人にとっても20代くらいの人のことをいう場合が多いようなのです。

20代というと、社会人になったばかりで、何も知らない人が多く、年を重ねた人にとっては自分たちが教えなきゃと思う年齢なのですが、実際に20代に仕事を教えてみたりすると、新しい人種が出てきたかのように驚く点が多いようなのです。

20代は特に流行に敏感で、今まで年を重ねてきた人が行ってきたやり方などを自分のやり方に変えてしまう傾向にあるので「最近の若者は」と20代が言われてしまうケースが多いようです。

30代という意見も

Pretty Girl Smiling - Free photo on Pixabay (345192)

少し前までは「最近の若者」というと、20代のことをいう場合がとても多かったのですが、今では30代の人も「最近の若者」の中に入っている場合がとても多いようなのです。

これは30代にとっては、複雑ですね。
若いといわれることは嬉しいですが、「最近の若者は」という言葉で括られるのも嫌なことです。

実はこれは、今の30代に「ゆとり世代」がいるので、どうしてもまだ30代は未熟者というイメージを持たれやすくなっているようなのです。

また、30代の子供を持つ世代にとっては、自分の子供と同じくらいだから若者だという認識で「最近の若者は」と30代のことをいう場合があるようです。

最近の若者と年齢層がすれ違う理由

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先ほどから若者のことを年を重ねた人がどう思っているかについて解説していきましたが、今の年を重ねた人というのは若者とうまくやって行けていないことに少し悩んでいるようにも見えます。

本当は年を重ねた人も、若者とよりよい関係を築きたいと願っているからこそ悩んでしまうのです。
しかしながら、若者も年を重ねた人も同じ人間なので、本当はうまくやっていける部分もあるはずなのですが、なぜかすれ違ってしまいます。

今回は、その年齢層のすれ違いの理由について解説していきます。

生きてきた時代の違い

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先ほどからお話ししている通り、年を重ねた人が若かった時代と今の若者が生活している時代というのはいろんなものが普及して考え方などが変わってくるのは仕方がない事なのです。

同じ若かった時代でも、上司や先輩の態度や行動も違ってはきますし、その捉え方というものも変わってくるのです。

なので、昔と今を比べてしまうことでどうしても「最近の若者は」という言葉が出てきてしまい、若者とのすれ違いが激しくなってしまう傾向にあるのです。

経験の違い

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若者というのは、年齢が浅い分どうしても経験値というのは年を重ねた人と比べれば少ない傾向にあることは仕方がない事なのです。

できることも少ないですし、経験が浅い分うまくいろんなことに対応できない部分も多いはずです。
しかし、それを年を重ねた人と若者で比べてしまっては、若者だって嫌な思いをしますし、年を重ねた人だってヤキモキしてしまいます。

なので、経験が浅い若者をきちんと見守りつつも、そっとフォローしてあげることで少しはすれ違いが減っていくはずなのです。

責任感の違い

Tie Necktie Adjust - Free photo on Pixabay (345248)

今の若い人というのは、自分の仕事はきちんとするけれど、組織としての責任感というのは、年を重ねた人に比べると衰えている部分があります。

そのために、全体的に責任感がないように見えてしまって、すれ違いが生じてしまうのです。
しかし、それは年を重ねた人が経験を積んで得た責任感でもあるので、今の若者にその責任感を持つように指示をしたところでお互いに嫌な気分になってしまうだけなのです。

まずは年を重ねた人が徐々に責任感を持ってもらうように指導するか、責任感が出てくるまでそっと見守ることがすれ違いが起きない方法です。

お互いを認める力の不足

Purchase House Real - Free photo on Pixabay (345266)

先ほどまでの解説で、ご理解いただけた通り最近の若者と今の年を重ねた人というのは考え方や育ってきた環境というものが全く異なっています。

そのために、考え方も、仕事のやり方も、コミュニケーションの取り方も異なり、お互いを認める力が不足してしまっているためにすれ違いが生じてしまうのです。

しかし、お互いに同じ人間同士なので、分かり合える部分はきっとあるはずなのです。
年を重ねた人は、今の若者の考えを少しでも理解するように努め、若者は年を重ねた人のアドバイスをきちんと聞き入れるようにすればきっとお互いに良い関係が築けるはずです。

「最近の若者は」と言われた時の切り返し方

People Girls Women - Free photo on Pixabay (345278)

「最近の若者は」と言われた若者というのは、いい気分にはならないのが普通なはずです。
まるで若者差別をされているような感覚に陥ってしまい、凹んでしまったり、黙り込んでしまったりする人も多いはずです。

しかし、年を重ねた人というのは「最近の若者は」という言葉をどうしても使ってしまうものなので、若者にとっては悲しいですがこれを言われることは避けては通れない場合が多いのです。

ですので今回は「最近の若者は」と言われた場合、どう切り返せばいいのかを解説していきます。

2000年生まれと1900年生まれは違って当然

Man Child Baby - Free photo on Pixabay (345297)

「最近の若者は」と言われた時というのは、どうしても若者は自分のことを悪く言っていると解釈してしまって、辛い思いをしてしまったり苦しんでいまったりします。

しかし、時代というのは変わっているのです。
2000年生まれの人と1900年生まれでは100年もの時代の違いがあるので、若者が今の年を重ねた人の若いころと違って当然なのです。

ですので「最近の若者は」と言われた場合も凹むことはせずに、仕方がないと開き直ることが大切なのです。
そして、それを「最近の若者は」と言った人にきちんと説明することも大切なのです。

「最近の若者は」と言われたことがありますか?

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