2019年6月1日 更新

「最近の若者は」は老害の証?若者批判はいつから行われてきたのか?

「最近の若者は」という言葉は、昔から使われていたのをご存じですか? 「最近の若者は」という口癖は老害の証かもしれません。 今の若者は承認不安時代であることや、いつからが若者なのか、「最近の若者は」と言われた時の切り返し方について解説していきます。

目次

今の年を重ねた人というのが若かったころというのは、自分から何でも動いたり、どんなに人見知りな人であっても自分は仕事をしていますといったアピールをすることが普通だったのです。

積極的になることが恰好いいとされていた時代でしたし、積極的になることが当たり前と思われていた時代だったのです。

しかし、今の若い人というのはネットなどでコミュニケーションをとり、自分から動くことはあまりなく、仕事をしているのかどうかさえ上司にアピールもしないので何をしているのか分からないといった状況があるのです。

なので今の年を重ねた人にとっては、その若者の消極的な態度に物足りなさを感じているようです。

アドバイスを素直に聞き入れない

Entrepreneur Startup Start-Up - Free photo on Pixabay (345037)

今の年を重ねた人というのは、上司や先輩が仕事についてアドバイスをしてくれたら、それをありがたく聞き入れていたものなのです。

仕事のことだけじゃなく、目上の人のアドバイスというのはとても参考になるものだと思っていた為に、自分からアドバイスを聞きに行くこともあったくらいなのです。

しかし、今の若者というのは自分のやり方や生き方というものを確立しているために、上司や先輩がアドバイスしたとしてもそれを素直に聞き入れることなく自分のやり方などを貫き通すという傾向にあります。

これでは自分たちがやってきたことが引き継がれないために、今の年を重ねた人はとても不安に思っているようです。

若者に言いたいこと

Aged Elderly Macro - Free photo on Pixabay (345053)

今までの解説で、若い人にとってはなんでこんなこと言われなきゃいけないんだという部分もあったはずです。

確かに、若い人には若い人なりの意見というものがありますから、不安要素などを見たときにちょっと嫌だなと思うのも仕方がない事なのです。

しかし、若い人も年を重ねた人の意見を聞く機会というのもあまりないはずです。
今回は今の年を重ねた人はが、若者に言いたいことを解説していきます。

最初から閉鎖的にならずに、こんな意見もあるんだと思って読んでみてください。

天職など存在しない

Electrician Electric Electricity - Free photo on Pixabay (345063)

今の若い人というのは、自分にはこの仕事は向いていない、自分をもっと活かせる場所もっとあるはずだと考えて仕事をどんどん変えていく人が多いのです。

確かに、仕事をしている中で自分には向いていないと思うこともありますし、自分の実力が活かせていないのであれば仕事を変えるのも一つの選択です。
Writing Pen Man - Free photo on Pixabay (345068)

しかし今の年を重ねた人というのは、一つの仕事を極めて定年まで勤めきるという考え方の人がとても多いのです。

それは、家族を守るためであったり、天職なんて存在しないので今の仕事を全うすることが美徳と考えているからなのです。

なので仕事をどんどん変える若者を見ると、天職なんて存在しないから今の場所で頑張ってほしいという気持ちがあるようです。

結婚して一人前は本当

Marriage Bridal Wedding - Free photo on Pixabay (345076)

今の若い人というのは、結婚に希望を持っていないという話は先ほどしましたが、年々、結婚する若者が減ってきているのは事実なのです。

それは、若い人にとってみたら結婚というのは自由を奪われるものに過ぎない苦痛なものというイメージがあったり、今まで結婚してきた人の愚痴などを聞いてきて結婚はどうしてもしなければいけない物とは思えないというのが本音なのです。

しかし、年を重ねた人にとって見れば、仕事などで奥さんを紹介する機会もありますし、家庭を築くということはもう一つ大人になるための大事なものと考えているのです。

ですので、若い人にも結婚をして一人前になってもらいたいと願い人が増えているのです。

先輩の意見に学ぶべきところは多々ある

Laptop Office Hand - Free photo on Pixabay (345090)

今の若い人というのは、先ほども少しお話ししましたが、自分のやり方などを曲げない傾向にあり、それを否定されたりするのも極端に嫌がるのです。

先輩から折角いただいたアドバイスではありますが、それよりも自分の考えの方が新しくて正しいと思っている人も多いようなのです。

しかし、今の年を重ねた人は、先輩や上司の意見を頼りにしながら生きてきた人がとても多いのです。
先輩の意見には、自分には想像がつかないような考え方が沢山あって勉強になると思っているのです。

なので、自分たちの意見もちゃんと参考になるものなので是非それを聞いて学んでほしいというのが若い人への想いなのです。

流行ばかりに踊らされないで

Bonding Casual College - Free photo on Pixabay (345111)

今の若者というのは、どんどん変化していく流行にまるで右向け右のような感覚で乗っかっていく傾向にあります。
自分の意見などはあるにしても、流行にだけは流されていくのが今の若者の特徴なのです。

しかし、今の年を重ねた人は、昔は服装でも流行に流されることなく、「自分」というものをしっかりと確立していました。

それこそが、格好いい大人であるという風に思っている人も多かったのです。
なのでもっと今の若い人には、個性を活かして生活して欲しいと願っている年を重ねた人が多いのです。

自分本位な人ばかりでは社会はまわらない

Restaurant People Eating - Free photo on Pixabay (345139)

今の若い人というのは、自分の考えをしっかり持っていて、周りが何と言おうとも自分の考え方を変えたりはしない穂とがとても多いのです。

これは、自分をきちんと持っているという言い方をすれば良い意味に聞こえてきますが、悪い意味で言えば自分本位すぎるという言い方もあるのです。

ですので、年を重ねた人はその若者の自分本位な部分というのにとても心配をしているのです。
自分本位で仕事などをしていれば、それに振り回される人もでてきます。

それに、まとまるものもまとまらず、社会がうまくまわっていかないと思っている人が多いのです。

いづれ自分たちも「最近の若者は」と口にするようになる

Girl Music Headphones - Free photo on Pixabay (345158)

今どきの若い人というのは、「最近の若者は」と年を重ねた人に言われると極端に嫌な顔をしてみたり、不快に思う人もいます。

若い人にとってみれば「最近の若者は」という言葉は、嫌味そのものにしか聞こえてこないからです。
しかし、そんな若者を年を重ねた人が見ると、そんなに嫌な顔をしなくてもいいのにと感じることが多いようです。

いつか、その若い人たちが年を重ねたときに同じことを言うことになるのだら、今はしっかりそれを受け止めてほしいという気持ちが強いようです。

「最近の若者」とはいつから?

Question Mark Important Sign - Free image on Pixabay (345170)

「最近の若者は」という言葉をよく耳にしますし、言われた若者もとても多いはずなのですが、この「最近の若者」という若者とはいったい、いくつくらいの人のことをいうのかご存じでしょうか?

本来であれば20代の人と考えている人も多いようなのですが、今の時代少し変わってきているようなのです。

実際のところ決まりというものは全くないようなのですが、今回は「最近の若者」がいくつくらいの人のことを指すのか解説していきます。

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