ストレスフルの意味とは?ストレスフルの悪影響とその改善方法

あなたはストレスを抱え込んでいませんか?忙しい毎日、複雑な人間関係…、今の世の中にはストレスフルな状況をもたらす要因があふれています。今回はまずこのストレスフルという言葉の意味や対義語を説明し、その後でストレスフルな環境が与える影響などについて考察します。

目次

ストレスフルの意味

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「ストレスフル」は英語をカタカナ表記にした言葉です。英語の「stressful」は「stress」(ストレス、緊張、圧力)と「ful」(…に満ちた、…の多い)の2音節から成っていて、「ストレスの多い、緊張の多い、精神的に疲れる」といった意味の単語です。

以下で、この言葉の対義語や類義語を紹介し、またどのように使われるのかを見ていきます。

対義語

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ストレスフルの対義語は「ストレスのない」といった意味になりますが、それを1つの言葉で表せと言われると、頭に浮かぶのは次の2つの単語です。

1つは、まさに否定を表すnonを前につけた「non-stressful」(ストレスのない、ストレスのかからない)という単語です。英語の辞書にはこの単語が記載されていて、英語圏では会話でもよく使われている単語ですが、日本ではどうでしょう。残念ながら「ノンストレスフル」などという言葉、あまり耳にすることはありません。

これに対して「stress-free」(ストレスのない)はどうでしょう。和製英語でもなんでもなく、正真正銘の英語で、日本ではそのままカタカナで表記して「ストレスフリー」と言われている言葉です。「ストレスフリーな生活」とか「ストレスフリーな車の仕様」などといったように日常の会話でもよく使われます。
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また、「緊張した、圧力のかかる」といった意味に対して反対の言葉として「リラックス」を上げる意見もあります。英語で書くと「relaxed」になります。

しかし、「ストレスフルな仕事」や「ストレスフルなスケジュール」に対して、「リラックスした(できる)仕事」や「リラックスした(できる)スケジュール」だと、ちょっと意味合いが違ってくるような気がします。この「リラックス」は、対象となるものや、場合によって使いわける必要がありそうです。

類義語

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では、「ストレスフル」と同じような意味をもつ類義語にはどんなものがあるでしょう。「ストレスの多い」という言葉には多くのニュアンスが含まれていますが、まずは「ストレス」という言葉の本来の意味である「緊張、圧力」といった意味に注目して考えてみます。

すると、「ストレスフル」と同じような意味の言葉、つまり類義語として、「プレッシャーを感じる」、「神経が張りつめている」、「抑圧された」、「イライラする」、「精神的に疲れる」、「いろいろなことが気にかかって仕方がない」といったものが上げられます。

使用例

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ここでは、「ストレスフル」が日常の会話にどのように使われているか、具体的にその例を紹介します。

「日本の受験生たちは、学校が終わってからも塾で夜遅くまで勉強しなければならないという、とてもストレスフルな毎日を送っています」→この場合の「ストレスフル」は「精神的に疲れる」とか「抑圧された」といった意味で使われています。

「毎日毎日、お客様からの苦情の対応に明け暮れて、わたしの仕事は非常にストレスフルです」→この場合も、「精神的に疲れる」、あるいは「神経が張り詰めている」といった意味で使われています。

「このコードレスの掃除機に替えてから、あちこちにコードがひっかかってストレスフルだったお掃除が楽になりました」→この場合の「ストレスフル」は「イライラする」といった意味で使われています。

ストレスフルな環境がもたらす影響

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ストレスフルな生活はわたしたちの精神や肉体にどう作用しているのでしょう。ここでは、ストレスフルな環境が人間にどのような影響を与えているのか、解説します。

ストレスは脳が進化するためには必要不可欠な要素

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適度な飲酒は長寿につながる、と言われていますが、実はこのストレスもお酒と同じで、適度だったら脳を活性化させるということがカリフォルニア大学の研究によって明らかにされました。適度なストレスを与えることで、脳の神経細胞が著しく増殖するということがわかったそうなのです。

この研究はマウスを使って行われたもので、迷路を正しく通ってエサにたどりつく、といったストレスを与えたマウスの方が記憶力が向上したという結果を得たというものです。

ストレスを与えられると、脳の中枢神経にダメージを与える「グルココルチコイド」というストレスホルモンが分泌されるらしいのですが、それと同時に、脳の神経系を構成している細胞から、脳の神経細胞を増殖させる、線維芽細胞増殖因子2(FGF2)という化学物質も大量に放出されるとのこと。これが脳の活性化を促すというわけです。
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しかし、これは突発的なストレスを与えた場合のこと、つまり、慢性的なストレスではなく、時々、何らかの、それも適度なストレスを与えられると、注意力も養われ、理解力や判断力、論理的な思考能力などの向上につながるようです。

多すぎるストレスは心身を疲弊させる

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適度という範疇を超えて、ストレスフルになると、つまり、過度なストレス、それも時々ではなく慢性的なストレスを抱えると、人間は体調に変化をきたすようになります。ストレスを受けると、交感神経が活発に働きます。交感神経が活発になると、どういった症状が出るかと言うと、脳は興奮し、心拍数があがり、血圧も上がり、血糖値も高くなります。そして不眠を引き起こします。

こういう状態が一時的なものであれば問題はないのですが、これが日常的に続くと、人間の心身は疲弊しはじめて、疲れが取れない、熟睡できない、腹痛が起こる、頭痛がする、首~背中~腰が痛い、食欲がない、暴飲暴食をする、イライラする、落ち込んでしまう、何もする気が起こらない、といったような症状が表れます。

最近のストレス社会で暮らすわたしたちは、多かれ少なかれいろいろなストレスを抱え込んでいます。それは大人だけでなく子供社会にも浸透してきています。少しでも気がかりな症状があれば、長期休暇をとったり、積極的にリラックスタイムを設けるなどして、メンテナンスをするようにしましょう。

ため込みすぎると心の病を発症

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あまりにも多くのストレスをため込んでしまうと、上述のような身体的な症状だけに収まらず、うつ病や心身症といった心の病にかかってしまうことがあります。

ストレスには、ハードな仕事や人間関係からくる外的なものもあれば、内的なものもあります。例えば、進学や就職に失敗した時の無念さや挫折感、配偶者や大切な人を亡くした時の悲しさ、高齢者などが抱える孤独や死への不安なども大きなストレスです。

こういったストレスを自分の中にずっとためておくとやがてうつ病などの心の病に苦しむようになります。最近では、心療内科という心のケアをしてくれるクリニックが増えています。早い段階でそういったクリニックやサロンを訪れることが大切です。また趣味やスポーツなどでそういった心の状態を一時的にも忘れるということも必要です。

ストレスフルな状況【学生】

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