2019年5月10日 更新

驕りの意味や類語と使い方とは?慢心して驕りがある人の特徴11選

驕りの読み方がわからない人が多いのではないでしょうか。驕りは「おごり」と読みます。読み方がわかれば聞いたことがある言葉ですよね。驕りの意味や類語、使い方の他にも慢心して驕りがある人の特徴を見ていきましょう。改善方法もご紹介するので参考にして下さいね。

目次

「驕り」の意味

Knowledge Book Library - Free photo on Pixabay (257428)

「驕り」は「おごり」と読みます。いい気になったり思い上がったりしている様子を指します。調子に乗ってわがままに振舞うことです。

同じ「おごり」という読み方で意味が似ているものに「傲り」があります。「傲り」は慢心という意味です。また、同じ読み方ですが意味はまったく異なる「奢り」もあります。

「奢り」は贅沢をすることや自分のお金で他人にごちそうすることを言います。

「驕り」の類語

Man Board Drawing - Free photo on Pixabay (257435)

類語には「うぬぼれ」「高慢」「思い上がり」などがあります。「うぬぼれ」は自分が優れていると思い込んで得意になること、「高慢」は自分が人よりも優れていると思い込んで人を見下した態度を取ること、「思い上がり」は自分の優れた能力に得意げになることを言います。

それぞれの言葉には自分の能力が優れていると思い込んで得意げになるという共通点があります。本当に優れている人は自分の能力を自慢したりはしませんが、やたら自分が優秀であることを自慢してくる人はよくいます。

「驕り」の使い方

Daisy Heart Romance Valentine'S - Free photo on Pixabay (257436)

「驕り」の使い方はさまざまですが得意になって調子に乗る様子はどの使い方でも同じです。「彼は仕事で成果を出してから急に驕り出した」は仕事で成果を出した途端、彼が得意げになった様子を表しています。

今までは謙虚だったのに急に同僚を見下し始めたり偉ぶったりし始めたのでしょう。他にも「彼女は驕りがあるからもう成長できない」という使い方ができます。

驕りがある人は自分にうぬぼれて正確な判断能力を見失います。何でもできると思い込むので努力をしなくなってしまうのです。努力をしないと人は成長できないので、驕りがある彼女はもう成長することはできないということです。

「驕り」がある人の特徴

Girl View Behind - Free photo on Pixabay (257440)

驕りがある人には特徴があります。驕りがあることはあまり良くないので当てはまる特徴があれば改善した方が良いでしょう。

特徴を見ていきます。

プライドが高く他者に見下されたくない

Balance Swing Equality - Free image on Pixabay (257443)

驕りがある人はプライドが高いです。そのため他者に見下されることをひどく嫌います。自分の持っているブランドバッグよりも高価なバッグを自慢されるようなことがあれば、はらわたが煮えくり返ります。

自慢した相手は軽い気持ちだったかもしれませんが、驕りがある人は見下されたように感じてすぐに相手が持っていたバッグよりもさらに高価なものを買いに行くでしょう。

プライドを持つことは大事ですが高すぎると対抗意識を燃やしたりして面倒くさいことになります。

感謝の気持ちが欠けている

Hands Received On Light - Free photo on Pixabay (257444)

感謝の気持ちが欠けています。プライドが高いため自分はこれくらいしてもらって当然なのだと考えているのです。例えば友人が好意で野菜を送ってくれた時に普通の人はありがたいと感謝をします。

しかし驕りがある人は友人だから野菜を送ってもらうのは当たり前だと考えて感謝をしません。むしろ野菜が小さいだとか欲しかった野菜が入っていないだとか文句を言います。

好意で送っても感謝をされずに不満ばかり言われては気持ちのいいものではありません。驕りがある人にはプレゼントをしたくなくなります。

他人を見下す癖がある

Portrait Woman One - Free photo on Pixabay (257448)

驕りがある人は他人を見下す癖があります。無意識に自分の方が立場が上だと考えてしまうのです。テストの成績だけで人間性まで判断できるわけではありませんが驕りがある人はすべてにおいて自分の方が優れているのだと勘違いします。

テストで自分よりも成績が悪かった人は人間性も裕福度も自分の方が上だと考えるのです。勘違いも甚だしいですが他人を見下すことが癖になっているので指摘をしても聞かないでしょう。

見下されるのは不快ですが指摘をしても聞く耳を持たないので仕方ありません。

他人のあら探しが得意

Landscape Human Dog - Free photo on Pixabay (257451)

他人のあら探しが得意です。自分の方が優れていると感じたいので他人の欠点や過失が大好物なのです。あら探しをしては自分の方がすごい、あの人はダメだと他人のことを批判します。

欠点や過失をあら探しをされるのは誰でも嫌ですが驕りがある人は自分が優越感に浸りたいので他人の気持ちを考えません。

他人に配慮できない人からは人が離れていきます。驕りがある人は周りに誰もいなくなるまで自分の愚かさに気がつかないでしょう。

視野が狭い

Cat Animal Cat'S Eyes - Free photo on Pixabay (257456)

驕りがある人は視野が狭い特徴があります。自分の知っていることからしか物事を判断しないので未経験のことには批判的な態度を取ります。

数学の問題を解いている時、答えは一つですが解き方がいろいろある場合驕りがある人は自分の選んだ解き方以外を否定します。

自分が一番正しいと考えているので答えが正しくてもこの解き方は要領が悪い、あの解き方は時間がかかるなどと批判をするのです。視野が狭いと大切なことを見逃してしまいます。視野を広く持って色々なことを吸収していきたいものです。

今まで失敗という失敗をしたことがない

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