2019年8月19日 更新

購買意欲を高める色やデザインは?広告作成に役立つ消費者心理とは

人は物を購入する際に何を考えて購入するのか?その基準として考えられているものは価格だけではなく、「色やデザイン」が関係している? 消費者の購買意欲が湧く心理とは何か?購買意欲が湧く基準となる尺度について考えていきましょう!

また、AIDMAモデルは大きく別けて、「認知段階」「感情段階」「行動段階」の3つに区分されます。

例えばですが、認知段階は消費者が商品に対して、「この納豆は栄養価が高い」「有名な俳優さんも毎日取り寄せしている」などを知る段階になります。

感情段階は、「実際にそれが好きか嫌いか」「食べてみたい」などの気持ちを判断する段階です。

次に、行動段階は行動をする段階で、実際に「買う」「食べてみる」と言った段階の3つで区分することが出来るのです。

このようにプロセスを段階に分けることで、その段階ごとにあったマーケティングを考えることが出来、わかりやすく区別できるのでマーケティングの際に利用するのが良いでしょう。

知っておくと便利!カスタマー心理学

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人の購買意欲は、単純に商品やサービスの価格を下がるだけでは上がることはなく、購買意欲を高める為には「心理学」を操ることが重要であることがここまで紹介した内容でわかりました。

その中でも重要となってくる「カスタマー心理学」とは、私たち人間の思考、信念や感情、知覚が購買行動にどのように影響を及ぼすのかの学問のことを言います。

商品やサービスを売りたい個人や会社、それぞれのニーズを満たす為には製品やサービスをどのように選択して使用するのかを考えていくことを「カスタマー心理学」になるのです。

アンカリング効果

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アンカリング効果とは、アンカーと呼ばれる印象的な情報や数値が基準となり、その後の行動に影響を与える効果のことを指します。

わかりやすく紹介しますと、例えば洋服に「お値段半額」というシールが貼ってあるよりも、「商品半額につき5000円お得!」というシールを貼っておく方が、購入して貰える可能性が高まる傾向にあるのです。

これは、お値打ちといったざっくりな情報よりも、数値の入った情報の方が消費者の印象に残りやすく、購買行動に繋がるからなのです。

単純接触効果

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単純接触効果とは、繰り返し接することによって好感度や印象が高まる効果のことを言います。

わかりやすく紹介させて頂きますと、好きな人がいたとして1週間に1回1時間会うよりも、1週間に4回15分会う方が相手に与える印象が大きくなるのです。

これは、商品やサービスに対しても同じことが言えて、繰り返し頻繁に見せることや印象付けることによって相手の記憶の中に残りやすくなります。

この「単純接触効果」を利用することで、消費者が欲しいと感じていなかった商品に対しても印象に残ることとなり、購買行動に至ることがあるのです。

購買意欲を高めるには消費者の心理を理解する

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単純に商品やサービスを売りたいという思いだけでは、限度があるということがわかりました。

商品が流通し、消費者が購買して消費されるまでには売りたい側と求める側の考えが一致しないと人の「購買意欲」は高まらないことが今回証明されました。

そこには、人の「心理」が大きく関係しており、視覚から入る情報や提案の仕方、数値化することなどいろんな情報がありました。

単に売りたいという気持ちでだけではなく、消費者の心理を理解していくことでマーケットが成り立っていくことを今回の記事で理解して頂ければと思います。

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