2019年6月5日 更新

自分を認める考え方と方法は?認められない原因とそのデメリットも

自分を認められないとひねくれやすくなったり全てに悲観的になったりといった多くのデメリットがあります。自分を認めることはとても大切なことなので認めた方が良い理由や考え方、方法を解説していきます。自分に甘いこととは区別して見ていきましょう。

自分を認められない

Crying Girl Young - Free photo on Pixabay (337208)

自分を認められないのには原因があります。まずは原因を知り、次にデメリットを見ていきましょう。デメリットを知ることで自分を認めた方が良いということがわかるからです。

具体的に自分を認めた方が良い理由や認めるための考え方についてもご紹介します。取り入れられそうな方法から試していきましょう。

ただし自分に甘いこととは区別して考える必要があります。混同するとうまく自分を認めることができなくなってしまうからです。自分を認めることと自分に甘いことは何が違うのかについても見ていき、正しく自分を認められるようになりましょう。

自分を認められない原因

Question Mark Why Problem - Free photo on Pixabay (337211)

自分を認められない原因はいくつかあります。人に罵られることが多いことや褒められた経験が少ないことはよくある原因の一つです。自分に自信を持つことができないため自己評価が低くなるのです。

自信が持てない原因を知ることで、自分を認めるためにはどうしたら良いのかを考えることができます。まずは原因を知り、自分自身と向き合いましょう。

多くの場合は小さい頃からのネガティブな考え方が染みついているせいで自己評価が低くなっていることが根底にあります。自分を認められない原因を見ていきます。

自己評価が低い

Worried Girl Woman Waiting - Free photo on Pixabay (337214)

自己評価が低いと自分を認めることができません。自己評価の低さは主に子供の頃の親との関係が影響しています。小さい頃は親から愛情を受けることで自分の存在を認めることができます。

しかし親に話を聞いてもらえなかったり怒られてばっかりだと、自分は親に愛されていないと感じてしまうので自分の存在を認めることができないのです。

満たされない思いを抱きながら大人になると自己評価が低くなります。小さい頃に感じた寂しい気持ちや悲しい気持ちを消化できていないということなので自分の心の声に耳を傾けてあげましょう。自分自身が当時の気持ちを受け入れることで自己評価は変わっていきます。

求めるハードルが高い

Board Business Company - Free photo on Pixabay (337215)

求めるハードルが高いです。自分を認められない人は完璧主義の場合が多いからです。普通の人はある程度できれば満足しますが、完璧主義の人は完璧にやり切らないと満足できません。

小さなミスをした自分が許せないのです。次は今よりも完璧にこなそうとするのでさらにハードルを上げることになります。間違いが許されない時もありますが大抵は完璧にこなす必要はありません。

失敗をしたら受け入れて次はその失敗をしなければ良いだけなのです。自分で自分を追い詰めるのは自分自身が可哀想です。柔軟な考えを持ちましょう。

人から罵られることが多い

Argument Conflict Controversy - Free photo on Pixabay (337218)

人に罵られることが多いと自分を認められません。特に小さい頃から親に怒られる機会の多かった人は自己評価が低いまま大人になります。

大人になると人から怒られる機会は減りますが、自己評価が低いまま育っているので会社で上司に怒られることがあると「やっぱり自分は駄目なのだ」と感じてしまいます。

仕事のことについて怒られたのに自分を否定されたように感じるのは自己評価が低い人ならではの考え方です。誰もあなたを責めるつもりはないことに気づければ自分で自分を責めることはなくなるでしょう。他人からも自分からも責められるのでは自己評価が低くなるのは当たり前です。

人から褒められた経験が少ない

Dog Sad Waiting - Free photo on Pixabay (337219)

人から褒められた経験が少ないことも原因の一つです。小さい頃怒られる機会が多かった人は同時に褒められた経験があまりありません。

褒められると自信が持てるようになりますが、褒められた経験が少ないと自信を持てないまま育ちます。大人になってから褒められると「自分は褒められる価値のない人間なのに褒めるなんて裏があるのだ」とひねくれた考え方をしてしまいます。

自分自身に否定的になっていることが原因なのでひねくれた考え方をしないよう、褒め言葉は素直に受け取りましょう。自分を認めてあげることが大切です。褒め言葉を素直に受け取った方が相手も嬉しいでしょう。

ナルシストは嫌だと思っている

Man Smoking Smoke - Free photo on Pixabay (337221)

自分を認めることとナルシストを混同していることがあります。ナルシストとは自己愛に陶酔している人のことを言います。

ナルシストは自分の欠点に気づくことができずうぬぼれているだけなので自分を認めることとは全く意味合いが異なります。ナルシストを嫌だと感じるのは構いませんが自分を認めることとはしっかり区別しましょう。

自分を認めることとは、欠点に目をつぶるのではなく受け入れることです。そして長所にうぬぼれるのではなく活かしていくことです。全く別物なので自分を認めることは前向きに考えられるようになることだと覚えておきましょう。

自分を認められないことで起こるデメリット

Children Infant Girl - Free photo on Pixabay (337222)

自分を認められないことにはデメリットが生じます。ひねくれやすかったり悲観的になったりなど、ネガティブ思考がマイナスに働いてしまうのです。

あまり自分を否定してしまうと鬱になりやすいので注意が必要です。デメリットを知ることで今の考え方のままだと良くないことが頭で理解できるため考え方を変える方法を受け入れやすくなります。

自分を認められないことで起こるデメリットを見ていきましょう。現状すでに生じているデメリットの数が多いほど自分を認めてあげられていないということになります。

鬱になりやすい

Guy Man People - Free photo on Pixabay (337224)

鬱になりやすくなります。鬱になる原因の一つはストレスですが、自分に否定的だと物事をネガティブに変換してしまうので毎日ストレスを感じることになります。

自分を否定するほどストレスは大きくなるので鬱を発症しやすくなるのです。一度鬱になると治療には長い時間がかかります。カウンセリングで自分を認められるようになれば改善していきますが、それまでには薬代や病院代などの費用がかさみます。

できれば自分で解決できるうちに自分を認めてあげたいですね。その方が回復も早いので将来のためにもなります。鬱以外にもストレスは様々な病気の原因になるので注意しましょう。

ひねくれやすい

1 / 4

関連する記事 こんな記事も人気です♪