2019年7月23日 更新

【60年代~2000年代】懐メロランキング!アニメソングランキングも!

懐メロって聴いたことがありますか?昔流行った曲は、今の流行曲とは違う魅力が盛りだくさん。今回は60年代、70年代、80年代、90年代、2000年代に分けてランキング形式で紹介します。アニメソングも紹介しますので、アニメ好きの人も注目です!

目次

1969年発売の「ブルー・ライト・ヨコハマ」は歌手いしだあゆみさんの代表曲です。累計150万枚を超えるミリオンセラーで、横浜のご当地ソングとして今も地元で愛されています。

60年代の横浜は米軍基地があり米兵たちがお酒を飲みに来る、それに憧れた日本人の若者が集う流行のお店がたくさんありました。現在の上品で観光するところもたくさんある横浜とは違う姿だったのです。

「街の灯りが とてもきれいね ヨコハマ  ブルーライト・ヨコハマ あなたと二人 幸せよ」そんな横浜の風景と、恋物語を歌ったこの曲は、若者の憧れを表現したものでした。

2位 きみといつまでも/加山雄三

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1965年発売、350万枚を超える累計売上を誇る加山雄三さんのヒット曲です。「ふたりの夕やみが つつむ この窓辺に あしたも すばらしい しあわせがくるだろう」という前向きで明るい歌詞はいかにも60年代らしいものです。

この曲のすごいところは、なんといってもセリフでしょう。「しあわせだなぁ」から始まる曲中のセリフは、今の曲では見られません。加山雄三さんが若大将と呼ばれていることなども、今だと考えられないことです。今聴いてみると、逆にすごく新しい表現に感じるのではないでしょうか。

1位 上を向いて歩こう/坂本九

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1961年に発売されたこの曲は知らない日本人がいないのではないかというくらい有名な曲でしょう。坂本九さんの独特な歌唱法は当時かなり個性的で衝撃的だったようです。

「上を向いて 歩こう 涙がこぼれないように 思い出す 春の日  一人ぽっちの夜」という前向きながら切ない歌詞は、坂本九さんの優しい歌声にピッタリです。

1962年にはアメリカビルボード誌で習慣1位を獲得し、イギリスでは「SUKUYAKI」というタイトルで発売されました。日本で初めて世界的大ヒットとなった曲です。そのため日本でカバーしているアーティストは数え切れませんが、外国でカバーしているアーティストも数多くいます。

70年代懐メロランキング

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1970年代、オイルショックをきっかけに高度経済成長期が終わり、安定成長期に入った日本は、エンターテインメントの要が映画からテレビに移行します。この頃一般家庭には、カラーテレビが登場しテレビ業界は黄金期に入りました。「ザ・ベストテン」などの歌番組で、音楽を聴く機会も増えたことでしょう。

この時代はアイドルの先駆けと言われた歌手が、男女ともに登場しました。曲調も演歌ではなくフォーク、さらにニューミュージックと呼ばれるシンガーソングライターが打ち出した新しいポップスが流行しています。

5位 女のブルース/藤圭子

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1970年発売の、藤圭子さんの2枚目のシングルです。ご存知の通り、宇多田ヒカルさんのお母様です。歌唱力はさすが、素晴らしく高く、艶のある歌声は切ない歌詞を完璧に表現しています。発売時、藤圭子さんは未成年でしたがとてもそうは思えないほどの色気です。

「女ですもの 恋をする 女ですもの 夢に酔う 女ですもの ただ一人 女ですもの 生きて行く」という歌詞は、当時の女は結婚するものという概念を覆すものだったでしょう。エレキギターと管楽器、それに藤圭子さんの切ない歌声が見事に調和している一曲です。

4位 わたしの城下町/小柳ルミ子

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1971年、小柳ルミ子さんのデビュー曲として発売されました。現在はサッカーが好きのイメージが強い女優さんとして活躍されている小柳さんですが、デビューが歌手だったことは若い人は知らないかもしれません。

「好きだとも いえずに 歩く川のほとり 行きかう人に なぜか目をふせながら 心は燃えてゆく」という初恋を歌った歌詞は、当時清純なイメージの小柳さんに似合っていたことでしょう。和風な曲調ながらも、どこかロックを感じる新しい歌謡曲といった印象です。

3位 あなた/小坂明子

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1974年発売のこの曲は、当時まだ高校2年生だった小坂明子さんの歌です。ピアノでの弾き語りはそれまでなかったスタイルで、テレビで歌を楽しむのが主流だったこの時代には目を引くものだったに違いありません。女性のシンガーソングライターは、彼女がパイオニアといって良いでしょう。

「そして私はレースを編むのよ わたしの横には わたしの横には あなた あなた あなたがいてほしい」と将来出会うであろう旦那様との結婚生活を夢見る歌詞は、いかにも高校生らしいものです。しかしそのメロディーは類を見ないほど美しく、それを歌い上げる女子高生の歌唱力の高さは見る人を驚かせました。

2位 UFO/ピンク・レディー

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日本人なら誰でも知っている伝説のアイドル、ピンク・レディーの最大のヒット曲「UFO」は1978年にリリースされました。ピンク・レディーといえば露出の多い衣装に、独特な振り付けで一世を風靡した女性デュオです。

宇宙人とのラブストーリーを描いた奇天烈な歌詞は、多くの若者を刺激したことでしょう。「それでもいいわ 近頃少し 地球の男に あきたところよ」もちろん宇宙人は比喩表現でしょうが、プレイガールの印象が強いこの歌詞はピンク・レディーくらい飛んだ存在でなければ歌えなかったのではないでしょうか。

1位 およげ!たいやきくん/子門真人

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1976年に453万枚以上の売り上げを記録したこの曲は、当時の子供番組のオリジナル曲として発売されました。子供はもちろん、大人も夢中になって聴いたのはなぜなのでしょうか。

理由はその歌詞にあります。「まいにち まいにち ぼくらはてっぱんの うえで やかれて いやになっちゃうよ」これは毎日会社に行って歯車として働くサラリーマンを揶揄しており、多くの大人たちに共感されました。歌詞のストーリー性も素晴らしく、哀愁漂うメロディーに乗せて社会の厳しさが表現されています。

80年代懐メロランキング

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80年代は日本の音楽シーンが大変革を遂げた10年です。まずは中森明菜さんや光GENJIなどのアイドル全盛期の到来、そしてシンガーソングライターの台頭、バンドブーム、またロックやポップスなど幅広い音楽ジャンルの確立でJ-POP全盛期と呼ばれています。

時代はバブル景気で湧いており、強力な経済大国となった日本は活力に溢れていました。それに比例して、音楽業界もパワフルな時代を迎えます。洋楽も人気が高まり、若者は邦楽派と洋楽派に分かれていたようです。

5位 守ってあげたい/松任谷由実

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