2019年7月30日 更新

外れたファスナーの直し方とは!外出先での応急処置方法も!

衣服やポーチなど普段は意識してなくても、私たちは毎日ファスナーを開閉していると言われています。今回はそんなファスナーが片方外れた際や両側外れた際の直し方やスライダーやエレメントなど意味、また、外出先でファスナーが壊れた際の応急処置の方法についてもご紹介します。

ファスナーが片方外れたときの直し方についてご紹介しましたが、ここではファスナーが両方外れたときの直し方についてご紹介します。

ファスナーが両方外れてしまった際も、片方外れてしまった時と同じように直すことが出来るのですが、もっと簡単な方法が、「着脱式のスライダーをつかう」方法です。

この着脱式スライダーを買ってバッグの中に2・3個入れておけば、エレメントに噛ませるだけでいいので簡単に修復できます。不器用な方にもおすすめの方法です。

エレメントの故障の直し方

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小さな部品がいくつも並んで、歯車のように噛み合うことでファスナーを開閉してくれる「エレメント」ですが、そのエレメントが故障してしまった場合どのように直せばいいのかご存知でしょうか?

エレメントひとつひとつはとても小さな部品の為、細かな作業になってしまいますが、治すことは可能です。今回はエレメントがかけてしまった場合と曲がってしまった場合に分けて詳しくご紹介していきます。

エレメントに不具合が生じたときの為に、ぜひ参考にして頂けたら嬉しいです。

欠けてしまった場合

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エレメントの故障の直し方としてまず最初にご紹介するのは、「欠けてしまった場合」の直し方です。エレメントがかけてしまった場合、1か所ぐらいであれば、欠けても問題なく開閉することが可能です。

エレメントは、長年使ったことによる劣化や、何かに引っかかることで欠けてしまうと言われています。しかし、沢山欠けてしまうと、治すことは難しくなってしまうので、1つ欠けているのを発見したら早めに買い替えることが大切です。

曲がってしまった場合

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使っているうちに変な方向に力がかかったりしてしまいエレメントが曲がってしまう場合があります。エレメントが曲がってしまうとスライダーがスムーズに動かなくなってしまうので開閉がうまくできなくなってしまいます。

そんな「エレメントが曲がってしまった場合」におすすめの修理方法が「ペンチを使う」修理方法です。スライダーの曲がってしまった部分をペンチでつかみ正しい方向に調節してあげます。

そうすることで、曲がってしまったエレメントをまっすぐに戻すことができます。

スライダーの故障の直し方

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スライダーの故障でよく起こる故障が「部品の歪み」や「広がることでエレメントがうまくかみ合わせなくなる」と言った
故障です。

このような故障が起こった場合には、エレメントの修理と同様にペンチを使うことで修理することが可能です。スライダーの歪んでしまった部分をペンチではさみ、本来の位置に修正していきます。

そうすることで、しっかり開閉できるようになるのですが、閉めすぎると、スムーズに開閉できなくなってしまうこともあるので広げすぎや、閉めすぎには注意が必要です。

テープの故障の直し方

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エレメントが縫い付けてあり、先程もご紹介したようにファスナーの部品の中では縁の下の力持ちとも言われているのが「テープ」です。

そんなテープによく起こるトラブルが生地とテープがほつれてしまったり、切れてしまうといった症状です。手芸が
得意な人であれば、布を足したりして補強し、修理することができます。

また、糸が解けた程度であれば、針糸で縫い合わせることで簡単に修理することができます。しかしひどい場合にはお店に出して修理してもらう必要があります。

生地を噛んでしまったときの直し方

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先ほどもご紹介したように、ファスナーのトラブルで一番多く見られるトラブルが「スライダーが生地を噛んでしまうトラブル」です。

このトラブルが起こったとき、むやみにスライダーを引っ張ったり変な方向に動かしてしまうと、エレメントの故障やテープの故障にも繋がってしまいます。

そうならないためにも、ここでは「生地を噛んでしまったときの直し方」について詳しくご紹介していきます。よく、生地を噛んでしまうというかたは、ぜひ参考にして頂けたら嬉しいです。

柔らかい生地の場合

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スライダーが生地を噛んでしまった時の対処方法は、噛んでしまった生地の厚さによって変わってきます。薄く柔らかい生地の場合は、生地をゆっくりとファスナーと水平方向に左右に伸ばすように引っ張ります。

この時上下に開いてしまうと、さらに生地がスライダーに食い込んでしまうので注意してください。

必ず水平方向に引っ張るようにすることで、ほとんどの生地の場合はスライダーに引っかかった布を取ることができます。

硬い生地の場合

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柔らかい布をスライダーが噛んでしまった時の対処法についてご紹介してきましtが、ここでは反対に硬い生地を噛んでしまった場合の対処法についてご紹介します。

デニムのような硬い生地を噛んでしまった場合、柔らかい生地と同様に水平方向に引っ張っても隙間が小さすぎて手で引き出すのには限界があるので、道具を使って隙間を作りだしていきます。

その時に使う道具がドライヤーです。ドライヤーを当てておくことで、生地が少し柔らかくなり動かしやすくなります。

錆びてる可能性も

Padlock Locked Old - Free photo on Pixabay (519566)

ドライヤーを当ててから水平方向に左右に引っ張ってもスライダーと布の引っかかりがとれない場合は、スライダーが錆びている可能性があります。

ファスナーは古くなることで錆びてしまうこともあります。そのような時は、ミシン油かサラダ油のどちらかを使って対処していきます。

方法は、どちらかの油を2・3滴ファスナーにおとすだけです。そしてもう一度水平方向に生地を引っ張ることで、スライダーと生地が外れる可能性があります。

チャックが滑らなくなった時の直し方

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