2019年3月15日 更新

日本の夏は暑すぎる!暑すぎる時の対処法と東京オリンピックの予想

2018年の日本の夏は「暑い」という印象がありました。夏と言えば、セミの鳴き声涼んでいる方もいるでしょう。近年、異常気象ともいわれる暑い夏を乗り切るために、部屋や布団で工夫できることはあるのでしょうか。今後の東京オリンピックの夏はどうなるのか見ていきましょう。

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そのため、体温が奪われて冷えやすくなってしまいます。睡眠中に汗をかけば、汗が蒸発することでより体温が奪われてしまうのです。そして起きる前には、体温は睡眠中の中で一番低下します。

朝の起きたときには、身体の中心温度と体の表面の温度の差が小さければ小さいほど、スッキリと起きることができます。そのため、朝方にあまりに涼しい状態だと、体の表面の温度が下がってしまい、目覚めが悪くなってしまい、だるさも感じるのです。

高温設定で除湿運転

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寝床内気候という寝具と人との間にある空間の温度や湿度が、快適に眠る際には温度が32~34℃、そして湿度が45%~から55%の間で保つことが重要になります。

寝具やパジャマの素材が良くない状態だと、快眠に必要な体温を下げるための発汗がうまくできなくなり、布団やパジャマの中でで熱がこもってしまい、寝苦しさの原因になってしまいます。
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人は寝るときに発汗することで体温を下げ、睡眠中には200mlの汗をかきます。布団やパジャマのの中が高温多湿状態にならないような、天然素材が多く使われているものを使うことで快眠につながるのです。

快適な寝具やパジャマを使用したうえで、夏に最適な室温は26℃になります。エアコンは使っていると設定温度よりも下がってしまうこともあるため、少し高めの温度に設定して、湿度を取っていくことで、さらによい快眠を得ることができます。

タイマーを使うなら3時間間隔で

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エアコンをつけて寝る場合、節電のためや、寒くなりすぎないように、と1時間でオフになるようにタイマーを設定している方もいるでしょう。実は,快眠のためのタイマーは3時間後にオフにするのが良いのです。

なぜ3時間がよいのかというと、睡眠サイクルは90分単位で深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠でできています。
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睡眠の前半はノンレム睡眠が多くなります。そのため、切タイマーを3時間後に設定することで、最初の深い眠りを2周期分確保ができるので、ノンレム睡眠が安定的に取ることができるのです。

そしてえ、90分単位ならタイマーも90分後に消してもいいのではないか、と思う方もいるでしょう。しかし、90分のタイマーだと、深い眠りに入った途中で暑さを感じて目が覚めてしまうので、おススメできません。

また、朝方に暑さで起きてしまうことがある方は、すっきりした目覚めにするためにも、「切」だけではなく、「入」タイマーもセットしておくことが大切です。入タイマーもセットしておくことで、気持ちい目覚めができます。

扇風機は壁に向ける

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できれば寝苦しい夜は直接風に当たって気持ちよく眠りたくなります。しかし、直接風に当たると、思っている以上に身体が冷えすぎてしまいます。冷えすぎは風邪をひくことにも繋がるので、お勧めできません。

では、どこに風邪を当てれば気持ちよく眠れるのでしょうか。それは、壁に向かって扇風機を回すことなのです。そして、その当てる壁は足元が近い壁にすることが重要です。

足は熱が発生しやすい部分なので、足を冷やすことで効率的に体温を下げることができます。そのため、よく眠れるようになるのです。そして、壁に風を当てることで、跳ね返ってきて足に当たった風は身体に優しいそよ風のような当たり心地になります。

暑すぎるとセミも鳴かない?

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気温が暑すぎると、夏の風物詩であるセミが鳴かなくなる、と言われています。このことは本当なのか、そしてなぜ鳴かなくなるのか、セミが鳴く温度も踏まえてみていきましょう。

セミが鳴く温度

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セミが鳴く条件として、温度や湿度、時間帯が関係してきます。しかし、種類によっては鳴く温度や時間帯が異なっています。東京や関西などでみられるアブラゼミは、気温が25℃~30℃の範囲で鳴きます。。

また、クマゼミは気温が30℃~32℃の範囲で鳴くのです。。そして、ニイニイゼミは23℃~29℃、アブラゼミは25℃~30℃の範囲で鳴くのです。唯一暑さに強いミンミンゼミは35℃の時に鳴くのです。

そして、日が沈むころになると鳴き始めるセミがいます。それがヒグラシというセミで、25℃以下になると鳴き始めるのです。そのため、夕方から鳴き始めるセミはヒグラシとわかります。

暑すぎるとセミは鳴かない

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セミが鳴かなくなるのは、地震の前兆とも言われていますが、暑すぎるときも鳴かなくなります。前項で説明したように、種類によって異なるものの、セミが鳴く温度には範囲があります。

暑さに強いミンミンゼミでも、36℃以上では鳴かなくなります。鳴けない暑さになると、飛ぶこともできなくなります。さらに、40℃を気温が超えたときは、セミは命を落としてしまうのです。セミも人間同様に熱中症になるのです。
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道端でセミがほとんど動かない状態になっているのを見たことがある方がほとんどでしょう。その動かないセミは、暑さによって動けなくなっているか、夏が終わろうとしているかのどちらかになります。

そして、よく鳴いていて元気だったセミが突然泣き止んだ時は、雨が降り出したときや、気温が高いせいで体力を消耗した時などです。つまり、身の安全を守ろうとするときに鳴くのをやめるのです。

暑すぎる日本の夏を乗り切ろう!

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日本の夏は他の国から比べるととても暑いと言われています。これから夏季の東京オリンピックを控えていますが、日本の暑さには不安の声が沢山あります。

そんな日本で生きている私たちですが、対策をとることで暑い日本の夏を乗り越えることができます。年々暑くなってきている夏ですが、工夫をしながら夏を乗り切っていきましょう。

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