2019年7月22日 更新

空の巣症候群はシングルマザーに多い?克服法や父親ができる対策

空の巣症候群に悩む女性は少なくはありません。どのように対策し、克服していけば良いのでしょうか。シングルマザーがなりやすいと言われていますが、治療が必要な症状はどのような症状なのでしょうか。父親ができる対策法と一緒に紹介していきます。

目次

多くの女性を苦しめる空の巣症候群ですが、その原因はなんなのでしょうか。

空の巣症候群になりやすい人の特徴を分析してみると、子どものことを第一に考えているだけではなく子どものことしか考えられない人の方が空の巣症候群になりやすいことが分かるでしょう。いつでも子どもを優先しすぎて自分の趣味を諦めてしまったり、夫との関係が築けていないと子どもがいなくなった時に自分の存在価値がなくなってしまったと思ってしまう可能性が高くなります。

空の巣症候群の原因は、子どもを第一に考えすぎて自分のその他の生活を切り捨ててしまうことにあります。子どもを大切に育てるのは大事なことですが、あくまで自分の人生は自分が主役であることを忘れないようにしましょう。

空の巣症候群を克服する方法

Fruit Fruits Salad - Free photo on Pixabay (493607)

「自分はかかるはずがない」と思っていてもなってしまうのが空の巣症候群です。では、空の巣症候群になってしまった場合にはどのように対処していけば良いのでしょうか。空の巣症候群への対処法を紹介していきますので、自分が空の巣症候群になった女性はもちろん、妻が空の巣症候群かもしれないと感じた男性もチェックしてみてください。

子どもの成長を受け入れ喜ぶ

Sunflower Summer Yellow - Free photo on Pixabay (493608)

空の巣症候群は子どもが成長して親の元から巣立っていくことで抱いてしまう不安な気持ちのことを言います。しかしながら、子どもが成長して進学・就職や結婚で外の世界に旅立つことは本来であれば喜ばしくおめでたいことであると思い出しましょう。

子どもが立派に成長して親元から巣立てたのは、それまでの十数年間のしっかりとした子育ての成果です。不安な気持ちがあっても成長した子どもの姿を嬉しく思えるように気持ちを切り替えていきましょう。

離れていても親であることに変わりはない

Family Parents Mother - Free photo on Pixabay (493609)

子どもが巣立ったことで、家族の中から子どもがいなくなってしまったように感じてしまうことも多いのではないでしょうか。しかしながら、どれだけ距離が離れても子どもは家族の一員です。自分が親であるということは変わらない事実なので忘れないようにしましょう。

子どもが結婚して実の家庭を築くと「家族の一員」という状況は少し変わりますが、それでも親であるという事実は変わりません。付かず離れずの距離で子どものことを大切に見守る関係も良いのではないでしょうか。

子供が巣立った部屋をそのままにせず有効活用する

Towel Textile Fabric - Free photo on Pixabay (493610)

空の巣症候群の人は子どものことを大切に思うあまり「いつでも帰ってこられるように」と子どもの部屋を出て行った時のままにしてしまいがちです。しかしながら、思い出を大切にしすぎてしまうと、いつまでもそこから抜け出すことができなくなってしまいます。

子どもが巣立った後は、部屋を早めに模様替えをして有効活用しましょう。自分の趣味の部屋にしても良いですし、部屋ごとウォークインクローゼットにするのも良いでしょう。子どもが帰省した時には客間を使ってもらうようにして、いつまでも子ども部屋を残しておかないことが大切です。

独身時代や子供がいなかった時代を思い出す

Pink Wine Champagne Celebration - Free photo on Pixabay (493611)

子どもが大学進学と同時に家を出た場合でも、子どもが生まれてから二十年くらい一緒にいる生活を過ごすことになります。そのため、急に子どもがいなくなっても自分の自由な時間をどのように使えば良いか戸惑ってしまうこともあるでしょう。

「何をすれば良いのか分からない」という時は、独身時代の趣味や子どもができる前の新婚時代の過ごし方を思い出してみましょう。当時と同じペースで楽しむことはできなくても、懐かしい気持ちを思い出せるかもしれません。

自分の欲求や楽しいと感じる事柄に目を向ける

Hamburg Speicherstadt Channel - Free photo on Pixabay (493612)

空の巣症候群で一番避けたいのが、子どもがいなくて寂しいあまり全ての事柄に無関心・無気力な状態になってしまうことです。そうなってしまう前に、自分がしたいことを楽しんだり、楽しいと感じた事柄を深く知るために行動する癖をつけるようにしましょう。

「子どもがいない生活に慣れて落ち着いてから」と考えると、落ち着く前に空の巣症候群になってしまう可能性もあります。子どもが家を巣立って慌ただしい気持ちの時にこそ、次に夢中になれるものに目を向けてみましょう。

パートやアルバイトを始める

Woman Girl People - Free photo on Pixabay (493613)

今まで専業主婦をしていた人の場合、子どもが巣立つと自由な時間が増えて困ってしまうこともあります。正社員として再就職するのは資格がないと難しいかもしれませんが、空いた時間を使ってパートやアルバイトを始めてみても良いのではないでしょうか。

パートやアルバイトをすれば気分転換もでき、貯まったお金で夫と旅行に行ったり美味しいものを食べることもできます。気分転換しながら日々の生活を充実させることができるので、新しいことに挑戦してみる気持ちで始めてみましょう。

空の巣症候群の母親に対して父親ができる対策

Hands Love Couple - Free photo on Pixabay (493614)

妻が空の巣症候群になってしまった時、妻の両親や友人が助けになることもできるでしょう。しかしながら、やはり一番助けになって妻を支えることができるのは一日の大半を一緒に過ごす夫の存在です。妻が空の巣症候群になった時に、夫はどのように対策して支えになることができるのでしょうか。

コミュニケーションを大切にする

Nature Love Couple In - Free photo on Pixabay (493615)

空の巣症候群になってしまった妻に対して、何を言っても無気力な返事をされてしまい疲れることもあるでしょう。それでも諦めずに二人のコミュニケーションを大切にすることが必要です。久しぶりの新婚生活だと思って、出会った頃の気持ちを思い出して声をかけ続けましょう。

妻が好きな料理を作ってみたり、以前の妻の趣味に関する話題を振ってみるのもおすすめです。また、可能であれば空の巣症候群になる前、子どもが巣立つ前から妻とのコミュニケーションを大切にしておくようにしましょう。

子供が巣立った際の計画を立てる

Panorama Miami Florida - Free photo on Pixabay (493616)

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