目次
- 「果報は寝て待て」の意味
- 言葉の由来
- 「果報は寝て待て」の誤解
- 「家宝」ではなく「果報」
- 家の中・自分の中に宝物があるという意味ではない
- 良いことが自然にやってくるという意味ではない
- 良いことが必ず訪れるという意味ではない
- 静かに待っているのがいいという意味ではない
- 「ことわざ」とは
- 風刺や教訓として言い伝えられているもの
- 知識や経験を世代へ繋げる簡潔な言葉
- 「果報」の仏教語の意味
- 前世の優れた行いへの報いとして現世で受け取る幸運
- 良い運を授かり幸運なさま
- 異熟(いじゅく)
- 「果報は寝て待て」の活かし方【恋愛編】
- ありのままの自分を受け入れさせるのではなくしっかりと努力する
- 相手へのアプローチを精一杯行った後は静かに相手の返答を待つ
- どれだけ優れた容姿・内面を持っていてもダメなものはダメという割り切り
- 相手を想った行動が必ずしも相手に「良い事」として受け取られるわけではない
- 復縁したい焦りを押さえ自身の悪い部分を改善することが先
- しつこく連絡をするのではなく相手を思いやった行動を心がけた後は反応を待つ
- 「果報は寝て待て」の活かし方【仕事・人生編】
- 株・FXで「売り」「買い」を選択した後は慌ててもしょうがない
- やるべきことをやった後は結果がどう転んでもそれらを受け入れる
- 言動を起こした後で相手の気持ちを想像しても結果は変わらない
- 言動を起こした後で自身のこれまでを後悔しても結果は変わらない
- 「果報は寝て待て 」に似ていることわざ・言葉
- 人事を尽くして天命を待つ
- 蒔かぬ種は生えぬ
- 待てば海路の日和あり
- 因果応報
- 正しい意味を知らないと恥をかいちゃうかも!
「果報は寝て待て」の意味
via pixabay.com
誤解されて使われることもある「果報は寝て待て」ですが、本当の意味とはどのようなものなのでしょうか?果報は寝て待ての意味や由来、そして、似たような意味を持つ英語でについて、ご紹介していきます。
言葉の由来
via pixabay.com
「果報は寝て待て」の意味とは、幸運は焦らずにゆっくりとした気持ちで待つということです。「寝て待て」という表現から、よく誤解されており、「棚から牡丹餅」の意味のように、何もしていなくても幸運がやってくるというように捉えられてしまうことがあります。
ですが、そのようなことを表しているのではなく、例え焦ったとしても結果は変わらないのだから、気持ちを落ち着かせてゆっくりと良い知らせを待つという意味です。
由来は、仏教の教えからとされています。「果報」は、一般的に良い運を授かるということを指して使われていますが、本来は仏教の「因果応報」のことを表しており、一般的に用いられている意味とは異なるのです。今では、果報とは良い報いや幸運だけを指して用いられています。
そして、本来の仏教の教えでは「良い報いも悪い報いも」両方の意味を含めて表しています。また、英語でも似た意味を持つことわざがあり、次のような表し方をします。
「Everything comes to him who waits. 」待つ人の元へは、全てのものがやってくるし願いも叶えられる、という意味になります。
「Good things come to those who wait.」良い事というのは、待っている人の元へやってくる、という意味になります。このように、「果報は寝て待て」と似た意味を持っています。
ですが、そのようなことを表しているのではなく、例え焦ったとしても結果は変わらないのだから、気持ちを落ち着かせてゆっくりと良い知らせを待つという意味です。
由来は、仏教の教えからとされています。「果報」は、一般的に良い運を授かるということを指して使われていますが、本来は仏教の「因果応報」のことを表しており、一般的に用いられている意味とは異なるのです。今では、果報とは良い報いや幸運だけを指して用いられています。
そして、本来の仏教の教えでは「良い報いも悪い報いも」両方の意味を含めて表しています。また、英語でも似た意味を持つことわざがあり、次のような表し方をします。
「Everything comes to him who waits. 」待つ人の元へは、全てのものがやってくるし願いも叶えられる、という意味になります。
「Good things come to those who wait.」良い事というのは、待っている人の元へやってくる、という意味になります。このように、「果報は寝て待て」と似た意味を持っています。
かっこいい名言集30選!偉人の名言から短い名言や英語の名言まで - POUCHS
辛い時や苦しい時に勇気を与えてくれる名言。偉人の言った言葉でなくても、スポーツ選手や漫画の中にも名言はたくさんあります。今回はそんな数ある名言の中から、短いものや、英語のもの、恋愛で役立つものなど種類豊富に集めてみました。
「果報は寝て待て」の誤解
via pixabay.com
「果報は寝て待て」は、よく誤解されて使われています。とくに「果報」を「家宝」と誤解されていることが多いとされていますが、その他にも様々な場面で誤解したまま使われています。
どのような場面で、どのように誤解されて使われているのでしょうか。ご紹介していきます。
どのような場面で、どのように誤解されて使われているのでしょうか。ご紹介していきます。
「家宝」ではなく「果報」
via pixabay.com
「果報は寝て待て」のことを、「家宝」だと誤解されていることが多くあります。「果報」とは、先に原因となる行動があり、そのことによっての結果を報いとして受けとることをいいます。
また、「家宝」の意味とは、家の宝、その家に代々宝として、伝えられている貴重なもの、価値がある品のことをいいます。
ですので、家宝と果報では全く意味が異なります。家宝は寝て待てと誤解される場合がありますが、正確には「家宝」ではなく「果報」です。
また、「家宝」の意味とは、家の宝、その家に代々宝として、伝えられている貴重なもの、価値がある品のことをいいます。
ですので、家宝と果報では全く意味が異なります。家宝は寝て待てと誤解される場合がありますが、正確には「家宝」ではなく「果報」です。
家の中・自分の中に宝物があるという意味ではない
via pixabay.com
家宝に誤解されることが多くありますので、寝て待っていれば宝がやってくるという意味にとれらやすいのですが、そうではなくて、果報とは、自分が動くことによっての結果が訪れることを意味しています。
そして、自分が持っている能力が、ただ待っていれば現れてくるというようなことではありませんので、家の中・自分の中に宝物があるという意味ではありません。
ですので、自分で望む結果へと結び付く行動をしていくことが大切になります。
そして、自分が持っている能力が、ただ待っていれば現れてくるというようなことではありませんので、家の中・自分の中に宝物があるという意味ではありません。
ですので、自分で望む結果へと結び付く行動をしていくことが大切になります。
良いことが自然にやってくるという意味ではない
via pixabay.com
「果報は寝て待て」とは、何もせずただ待っているうちに、良いことが自然にやってくるという意味に間違われることがあります。
そのように何もせずに待っているということではなく、望む結果にむけてコツコツと努力をし続け、そして、できる限りの行動をすることを指しています。
ですので、行動を何もせず、良いことが自然にやってくるという意味ではなく、行動をしたうえで、その結果を待つという意味になります。
結果とは、その行動が表れるもの、ですから自然とやってくるものではなく、自らが動いて掴んでいくことが大切ということです。
そのように何もせずに待っているということではなく、望む結果にむけてコツコツと努力をし続け、そして、できる限りの行動をすることを指しています。
ですので、行動を何もせず、良いことが自然にやってくるという意味ではなく、行動をしたうえで、その結果を待つという意味になります。
結果とは、その行動が表れるもの、ですから自然とやってくるものではなく、自らが動いて掴んでいくことが大切ということです。
良いことが必ず訪れるという意味ではない
via pixabay.com
「果報は寝て待て」は、間違った使い方をされることが多くあります。その一つに、良いことや幸運だけを指してよく用いられていますが、本来の意味では、良い事が必ず訪れるという意味ではありません。
何かにたいして願うときは、良いことの訪れを願うことが多いとされていますので、どうしても、そのように良いことだけを思ってしまうものです。
ですが、そうではなくて、訪れるものには、良いことも悪いことも両方ある、ということを表しています。
何かにたいして願うときは、良いことの訪れを願うことが多いとされていますので、どうしても、そのように良いことだけを思ってしまうものです。
ですが、そうではなくて、訪れるものには、良いことも悪いことも両方ある、ということを表しています。
静かに待っているのがいいという意味ではない
via pixabay.com
「寝て待て」ということから、ただ何もせずにゴロゴロと寝て待っている意味だと誤解されやすいのですが、果報は寝て待てとは、何かを得るために、まずそこに向かって行動をすることを意味しています。
ですので、何も行動をすることもなく、ただ寝ているように静かに待っているのがいいという意味ではありません。あくまでも、行動をすること、そしてやるべきことをやった後の、その先をゆっくりと待つということが大切だとされています。
ですので、何も行動をすることもなく、ただ寝ているように静かに待っているのがいいという意味ではありません。あくまでも、行動をすること、そしてやるべきことをやった後の、その先をゆっくりと待つということが大切だとされています。
罪を憎んで人を憎まずの意味と類語!おかしいと言われる理由と聖書の原文 - POUCHS
この記事では「罪を憎んで人を憎まず」という言葉の意味をはじめ、類語、例文、おかしいと感じる矛盾点をまとめています。ローマやヨハネなどの「罪を憎んで人を憎まず」が説かれている聖書、「罪を憎んで人を憎まず」を主張した有名人も紹介しています。
「ことわざ」とは
via pixabay.com
「ことわざ」は、多数ありますので、一つや二つは知っているのではないでしょうか。そして、様々なことを表しているものですが、ことわざとは、どのような意味なのでしょうか。ご紹介していきます。
風刺や教訓として言い伝えられているもの
1 / 4