2019年2月20日 更新

ポジティブシンキングによる効果とは?身につけるためのトレーニング方法

“ポジティブ”と“ネガティブ”は先天的な思考の癖に当たりますが、ポジティブシンキングとは“思いは物理的な現実となる”という考えに基づいた思考法で、後天的に身に付けられるスキルの一つです。ポジティブシンキングの意味やトレーニング法などをご紹介いたします。

目次

ポジティブシンキングを著名人の名言で学ぶ

Bible Books God · Free photo on Pixabay (69476)

著名な人たち程ポジティブシンキングな人が多く、時に彼らの発した言葉は人々の心を救う数々の名言となってきました。ここまで彼らの言葉が私たちの心に響くのは、また彼らも私たちと同じ経験を沢山してきたからではないでしょうか。

これからポジティブシンキングになろうと思っている皆様の為に、同じ経験といえど沢山の失敗や逆境を潜り抜けて来た4人の著名人が残した名言を解説と共にどう向き合えばいいのか紹介いたします。

アインシュタイン

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『一度も失敗したことがない人は、何も新しいことに挑戦したことがない人である。』
臆病な心は失敗した時などに味わう辛い思いが失敗の恐怖となり行動を起こせなくさせてしまいます。
しかし、自分を変えたければ、行動する以外の道はありません。

もし、失敗してしまったのであれば、その中にチャンスを見出すことが大切です。成功している人たちは皆今までに沢山の失敗をしてきたから成功が出来るのです。

人は、失敗を繰り返して多くを学びます、そして成長出来るのです。失敗をするという事は、視野が広がることにも繋がります。

エジソン

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『それは失敗じゃなくて、その方法ではうまくいかないことがわかったんだから成功なんだよ』
エジソンは何万回もの失敗を繰り返して白熱電球を作り出した発明家です。彼は認識の枠組みを変える事で実験における“何万回もの失敗を何万通りのダメな方法を見つけることに成功した”という前向きなものに転換させました。

つい悪い面ばかりが見えてしまう場面でも良い面を見る癖をつけているだけで、こんなにも聞こえ方がポジティブに変わってきます。良い面に言い換えることで後世に残る偉業を成し遂げられたのかもしれません。

エルバート・ハバート

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『人生における最大の失敗は、失敗するかもしれないと恐れ続けることである。』
以前アメリカで90歳以上の老人を対象に「人生を振り返って後悔していることは何か」というアンケート調査が実施されました。結果、90%もの人が失敗を恐れて逃げたことに対する回答だったそうです。

“逃げ”という体験は後に“ネガティブな思い出”として残り、“逃げずに挑戦した失敗”は、やがて“ポジティブな思い出”となります。それは、過去の自分は困難から逃げないで戦ったという自己肯定感に変換されるからです。

イチロー

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『壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってっこない。だから、壁がある時はチャンスだと思っている。』
全ての物事には必ず一長一短があるように、どんなにポジティブな人でも時にはネガティブな思考に陥ってしまうものです。

しかし、ポジティブシンキングの人がネガティブな人と違うのは自分がネガティブな状態になっている事に早く気づき、すぐに思考の切り替えを出来ます。この名言にもある通り、努力の天才であるイチローは壁がある時はチャンスというようにピンチというマイナスな状況をチャンスというプラスな見方に転換させました。

メンタルが弱い人はトレーニングで改善できる!

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ポジティブやネガティブは先天的な思考の癖に当たりますが、メンタルの強さは先天的なものではなくトレーニング次第で強いメンタルにすることが可能です。メンタルトレーニングでは他人ではなく、自分自身に目を向けることがポイントとなります。

弱さを知り改善していくことで精神が鍛えられるだでなく、ポジティブシンキングにも繋がるトレーニングです。最後は、そんなメンタルトレーニングの方法を5つ、詳しく解説していきます。

瞑想して自分ととことん向き合う

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世界中のセレブや知識人の人たちが生活に取り入れているのが“瞑想”です。雑念を払い自分の内面に目を向け、ただ静かに己と向き合います。

瞑想することにより、集中力が高まることや自分の内面を把握することが出来ます。やり方は、可能な限り静かな場所で5〜10分程度、目を閉じて呼吸に集中しながら無意識になるだけです。

その際の注意点は眠らないこと。やっている内に不安やプレッシャーなど数多くの感情が湧いてくるはずです。雑念は取り去る方が良いとされていますが、それぞれの感情を観察してみるのも良いでしょう。

第三者の視点に立って「自分という人間が、何をどう感じるか」という風に感情と向き合いそれらをコントロール出来るようにしていきましょう。

思い込みを排除する

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思い込みは認知の歪み、つまり心の中で凝り固まった考え方を指します。例えば、仕事の場面で「この仕事で失敗をしてしまったらきっと怒られてしまう…」などといった決めつけです。

この思い込みを無くすことで、考え方を無くしフラットな状態にする、不要なマイナスの感情や解釈を防ぐといった効果が期待できます。まずは自分がどの様な考えの癖を持っているか知ることから始めてみましょう。

Emoji Smiley Bad Mood · Free photo on Pixabay (69364)

仕事で上司に注意された時の事を例として考えてみましょう。思い込みがないと「注意された事を次は気をつける様心がけよう」となりますが、思い込みがある場合では「自分がこの業務において下手だからだ…もうダメだ…」と白黒ハッキリとさせてしまいます。

思い込みがあると、結論を飛躍して決めつけてしまい最終的に自分のせいだと強く感じるようになってしまいます。自分がどの様な考えの癖を持っているか知ることで修正するように意識していきましょう。

理想や目標をイメトレする

Thinking Work Man · Free photo on Pixabay (67257)

理想や目標をイメージする事で無意識のうちに良い結果へと導いてくれるというメリットがあります。また、イメージトレーニングをする事で、予測力が高まり不測の事態にも対応出来る他、目標を達成し、良い結果を導びきやすくなります。

トレーニング方法として、物事が実際に進行していると想像し、理想的な目標を設定しましょう。
限られた情報の中から想像する練習を行う事で、突然ハプニングが起きても自分と周りを冷静に判断して正しい決断を下せるようになるでしょう。

言霊効果(目標や理想を実際に言葉にしてみる)

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