2019年7月10日 更新

傍観者効果とは?日本で加速している原因とこの効果が関連した事件

傍観者効果という効果を知ってますか?実は誰もが陥る可能性があります。今回、傍観者効果に陥っている人の心理や対策法などに加え、傍観者効果が関連した事件の例や日本でこの効果が加速している原因についても見ていきます。自分が陥ってしまっていないか見ていきましょう!

目次

今や、わからないことや思考に迷いが生じたときにインターネット検索するのが普通になっている人は要注意です。すでに自己判断能力の低下が認められ、突然何かが起こっても臨機応変に対応することは難しいでしょう。

確かに、検索すればすぐになにかしらの答えが出てきますから簡単に頼りたくなる気持ちはわかります。しかし、携帯電話がつながらないときはどうしますか?その時のことも含めて、携帯電話を持たない日を設けるなどしてみてはいかがでしょう?その時だけは、自分の判断力が頼りです。そのように訓練しておくと良いですよ。

家族構成や結婚適齢期・貯金額など日本の平均を参考にしている

Pie Chart Percentage Diagram - Free image on Pixabay (467184)

常に私たちは、他人と何かを比べて生きているように感じます。たとえば、結婚する年齢や貯金額なども他人と違うと不安に感じてしまうでしょう。そのため、テレビなどで発表する平均値を参考にしている人は要注意です。

なぜなら、人の人生は人の数だけあるはずです。そのため、給料も違い環境も違う他人と比べること自体が間違っているのではないでしょうか?つまり、自分たちが生活できる水準の生活を心がければよいのです。日本の平均を参考にするのは悪いことではありませんが、要は自分たちに合った生活ができれば良しと臨機応変に考えるのが一番です。

臨機応変な対応ができないのではなくマニュアルに記載していないのが悪い

Smile Happy People - Free image on Pixabay (470541)

全てマニュアルがないと不安な人や、マニュアルに書いてないことはしなくても良いと考える人は要注意です。どんなことでもマニュアルが存在する世の中になりましたが、どのマニュアルも残念ながら完ぺきではありません。そのため、マニュアルを熟知していてもいつか必ずマニュアル外のことにぶち当たるはずです。

その時に、臨機応変に対応できない人はマニュアルに書いてないことに怒りを覚えるでしょう。しかし、マニュアルはあくまでもマニュアルですから、何か違う事態が起こったときにまた書き足すものです。そのためにも、柔軟に対応できるようにしておきましょう。

人間は1人で生きているため全ては自己責任だと思う

Man Standing Looking - Free photo on Pixabay (467197)

自己責任という言葉を、人は一人で生きて自分で責任を負うことだと意味をはき違えている人もいるのではないでしょうか?しかし、人は一人では生きていけないものです。そのため、自己責任だから他人を助ける必要はないと思っている人は要注意です。

確かに自分のやったことは自分の責任です。しかし、やもおぇないときには他人の手を借りてもいいのではないでしょうか?持ちつ持たれつという言葉もありますし、誰かを助けたら自分が困ったときにも誰かが手を差し伸べてくれるため困ったときにはお互い様です。そんな人でも、目の前で困っている人の前を素通りするのは気が引けるはず。それよりも手助けできた時の嬉しさを感じてください

傍観者効果の恐怖

Fear Woman Stop Violence Against - Free photo on Pixabay (466645)

傍観者効果にはある恐怖が発生することがあります。それは、傍観者でいたために起こる恐怖といえるでしょう。良いことも悪いこともめぐりめぐって自分に返ってくるといいますが、傍観者効果にもそういった意味での恐怖が待ち受けています。

傍観者効果の恐怖とは、後で巡ってくるものであなたの人生自体を脅かすこともあるので注意しましょう。ここでは、傍観者効果がもたらす悪い効果について詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

自身の窮地で助けてもらえない

Desperate Sad Depressed - Free photo on Pixabay (467201)

誰かを見捨ててしまったら、あなた自身が窮地のときに助けてもらえない可能性があります。それは、人は持ちつ持たれつといってお互いに助け合うことが大切だからです。

必ずしもそうなるとは限りませんが、もしもその状況に出くわせば、きっとあなたはあの時傍観者でいたからだと後悔するでしょう。その時に後悔しても遅すぎます。そうならないためには、傍観者にならないことです。自分が助けられるときには助けるようにすると普段から意識しておきましょう。

助けられる人々を助けられない

Hand Sea Water - Free image on Pixabay (467202)

あなたが見捨てたことで、その人が死んでしまったことがわかったらあなたはどう思いますか?普通なら、どうしてあの時助けなかったのだだろうと後悔するはずです。その後悔に押しつぶされてしまう人もいます。次に誰かを助けたとしても、その人は死んだ人とは違いますからあなたの心は満たされないでしょう。

このように、後悔で一生過ごすことになることの無いように傍観者効果があらわれないようにしたいものです。普段から傍観者になる前に何をしたらいいかを意識するだけでも変わってきますよ。

罪の意識を感じる事ができない

Girl Sitting Jetty - Free photo on Pixabay (467203)

ここまで傍観者でいることは後悔を生むと伝えましたが、人は、逆に後悔を感じることで罪の意識を感じることができます。そのため、傍観者効果も人間にとって自分を戒めることができる利点があります。その罪の意識を忘れないようにしましょう。

次にまた傍観者にならないためにも、感じた罪の意識を心に刻みましょう。そうすることで、もう傍観者となることはなくなるはずです。それだけでもあなたは、今までのあなたから変わることができたことになるでしょう。

量産型人間として政府・メディアの思い通りの人生を送る

Youtuber Blogger Screenwriter - Free photo on Pixabay (467204)

政府やメディアの影響力を受けることで、あなたはそれらに作られた量産型人間となってしまいます。それは、あなたらしい生き方でしょうか?それともそのほうが安心だからと安易に人生を送るのでしょうか?

自分の人生は自分の好きなように生きるべきですが、そこに自分の意志や意見がなければ人形と同じです。政府やメディアに作られるとはそうゆうことになることです。政府やメディアが正しいことばかり言っているとは限りませんから、やはり自己判断能力がないと残念な人生になることだってあり得ることを理解しておきましょう。

教育や習い事にどれだけ金銭を投入しても子どもは自身と同じ人間に育つ

Girl Worried Portrait - Free photo on Pixabay (467207)

最近問題になっているのは教育虐待です。子供に良かれと思い塾や習い事に力を入れる親がいますが、思うように子供の成績が上がらなかったり行くのを嫌がると暴力や恫喝してまで行かせようとするのは虐待以外の何物でもありませんね。

そうなってしまうのは、親が今の自分の人生に後悔していることがあげられます。しかし、親の高望みで子供にいくらお金をつぎ込んでも親が望むエリートになれるのは一握りの人間でしかなく、その大半は自分と同じような人間に育つほうが多いのです。つまり、生まれ育った環境で人は作られるということ。子供の教育を考える前にまずは自分の意識を変えることが先決でしょう。

傍観者効果への対策

Girl English Dictionary - Free photo on Pixabay (466651)

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