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「ふてこい」は無愛想な人にだけ使われる言葉ではなく、様々な人に使われることがあります。他にどんな特徴の人が「ふてこい」と言われるのでしょうか?
これを知っておけば実際に自分が言われた時に、どの意味の特徴に当てはまって「ふてこい」と言われれているのかがわかるようになります。それにより真摯に受け止めるべきなのか、笑顔で流す程度でいいのかが判断できるため、反応に困らずに済みます。
これを知っておけば実際に自分が言われた時に、どの意味の特徴に当てはまって「ふてこい」と言われれているのかがわかるようになります。それにより真摯に受け止めるべきなのか、笑顔で流す程度でいいのかが判断できるため、反応に困らずに済みます。
図々しい
via pixabay.com
図々しいとは、【人に迷惑をかけても平気な人。あつかましい。ずぶとい。】という意味ですが、こういった人にも「ふてこい」は使われます。
「図々しい態度のやつだな」を「ふてこいやっちゃな」というふうに言います。この特徴で言われたときには、早く自覚して行動を改めないと、どんどん周囲の人が自分から離れていってしまいます。
「図々しい態度のやつだな」を「ふてこいやっちゃな」というふうに言います。この特徴で言われたときには、早く自覚して行動を改めないと、どんどん周囲の人が自分から離れていってしまいます。
自信過剰
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自信過剰は、【自信を持ちすぎること。本来の実力や地位などを見誤り、自らを過大評価していること。自分を過信している。】という意味ですが、こういった人にも使われます。
「あの人、自信過剰だ」を「あの人、ふてこいわ」というふうに言います。この場合、悪いこととは言い切れませんが、行き過ぎると嫌われてしまうかもしれません。
「あの人、自信過剰だ」を「あの人、ふてこいわ」というふうに言います。この場合、悪いこととは言い切れませんが、行き過ぎると嫌われてしまうかもしれません。
感情を表に出さない
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良く言えば冷静で、感情を表に出さない人のことも「ふてこい」と言います。冷静と言えばいいのに、笑顔でない人のことをまとめて「ふてこい」と言ってしまう傾向があるようです。
この特徴で言われる人は大体、表に出さないだけで心の中には感情があるので、あまり気にする必要はありません。言った側の人もそこまで深く考えて言っていないでしょう。
この特徴で言われる人は大体、表に出さないだけで心の中には感情があるので、あまり気にする必要はありません。言った側の人もそこまで深く考えて言っていないでしょう。
表情が乏しい
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先ほどに続き、この場合も笑顔でないゆえの「ふてこい」です。良い使われ方はしないと言いますが、こういった場合はそこまで良い悪いでもなく、表情のことを表しています。無表情=「ふてこい」という感じですね。
もちろんできるならば嬉しかったり楽しかったりする時には笑顔になれたほうが、周りの人も気持ちよく、いい雰囲気が作れるので、自分の表情を改めて考えてみるのはいいかもしれません。
もちろんできるならば嬉しかったり楽しかったりする時には笑顔になれたほうが、周りの人も気持ちよく、いい雰囲気が作れるので、自分の表情を改めて考えてみるのはいいかもしれません。
指図されるのが嫌い
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指図されると嫌がり、反発心からふてぶてしい態度をとってしまう人も、関西人からすると「ふてこい」です。指図されて気持ちのいい人はあまりいないので、多くの人がこの「ふてこい」人にはなった経験があるのではないでしょうか。
指図された状況や内容にはよりますが、もし従った方がいい状況でふてこくなってしまったのであれば、素直に謝るのが大人の対応です。
指図された状況や内容にはよりますが、もし従った方がいい状況でふてこくなってしまったのであれば、素直に謝るのが大人の対応です。
反省の色が見えない
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自分が悪いことをしたのにも関わらず、反省の色が見えない人も「ふてこい」です。言った側の人からすると、「君が悪いんだから、まず謝りなさい。素直になりなさい。」という気持ちです。
言われた側の人にも思う事はあるのだと思いますが、その場を気持ちよく過ごすためには、まず謝った方がいいでしょう。
言われた側の人にも思う事はあるのだと思いますが、その場を気持ちよく過ごすためには、まず謝った方がいいでしょう。
ふてこいに似てる「しらこい」とは
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「ふてこい」に似ている言葉で「しらこい」という言葉があります。こちらも同じく関西弁で、関西圏以外では通じないことが多いです。
では「しらこい」はどういった意味で、どういう使われ方をするのでしょうか?
では「しらこい」はどういった意味で、どういう使われ方をするのでしょうか?
しらこいの意味
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「しらこい」とは主に【しらじらしい、計算高い】という意味で使われます。また、「ふてこい」とあまり区別なく使っている人もいるようです。
しらじらしいというとあまりイメージがわかないかもしれませんが、【うそであったり、本心でなかったりすることが、見え透いている人】や、【知っていながら知らないふりをする人】のことを言います。
しらじらしいというとあまりイメージがわかないかもしれませんが、【うそであったり、本心でなかったりすることが、見え透いている人】や、【知っていながら知らないふりをする人】のことを言います。
しらこいの使い方
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使い方としては、「なにしらこいこと言うてんねん。」「お前、しらこいなー!」のように、知っているのにとぼけて違うことを言ったり、わかりやすく知らないふりをしている人に向けて使うことが多いです。
「本当は知ってるくせに」というような気持ちが込められています。少しイメージがつきにくいかもしれないので、「しらこい」を使うシチュエーションをご紹介します。
「本当は知ってるくせに」というような気持ちが込められています。少しイメージがつきにくいかもしれないので、「しらこい」を使うシチュエーションをご紹介します。
via pixabay.com
例えば、Aさんはトイレに行くために携帯電話を机に置いていきました。いたずら好きのBさんはAさんがトイレに行っている間に、その携帯電話を隠しました。戻ったAさんは携帯電話がないのに気付き、焦って辺りを探します。勿論、Bさんはニヤニヤしています。
やっとその事態を感づいたAさんは「こらB、私の携帯電話どこったんや。」と聞きます。Bさんは「そんなん知らんわ。」と返します。そんなBさんにAさんは「『しらこい』んじゃー!」と笑いながら怒りました。
やっとその事態を感づいたAさんは「こらB、私の携帯電話どこったんや。」と聞きます。Bさんは「そんなん知らんわ。」と返します。そんなBさんにAさんは「『しらこい』んじゃー!」と笑いながら怒りました。
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