2019年10月13日 更新

鮫島事件の概要と真相とは?鮫島事件にまつわる様々な説を検証!

「鮫島事件」をご存知でしょうか。血の16枚などのフレーズをともなってインターネット上でたびたび言及される事件です。その真相はいまだ明らかになっていませんが、「牛の首」に似た怪談とも言われています。諸説ある鮫島事件の具体的な経緯とその真相に迫ります。

目次

無人島に5人が行ってどれくらいの時間が経ったでしょうか。本来の予定の期間を過ぎても、無人島から5人が帰ってくることはありませんでした。5人のうちひとりもです。こうして全員が行方不明になってしまいました。

帰ってこない5人を心配した家族などからついには捜索の依頼が出され、5人について鮫島の捜索が行われ始めました。無人島で何が起きたのか、5人は無事なのかそうでないのか、それは5人にしかわかりません。

半年後4人の白骨死体が発見される

Skull Cemetery Genoa - Free photo on Pixabay (688511)

しかし、1人も見つけ出すことができずに時間が経ち、捜索は打ち切られました。無人島から、なんらかの事情で帰ってくることができなかった、そして捜索されたが見つからなかった。こうなると、もう生存は絶望的なことです。

そしてそれから半年後に、突然4人の白骨死体が見つかりました。4人は亡くなってしまったのです。しかし白骨が見つかっただけで、そこで何が起きていたのかはわかりません。4人の白骨死体はそれぞれのゆかりの場所に送り届けられました。

最期の1人が見つからない

Sundress Summer Dress Girl - Free photo on Pixabay (688517)

5人のうち4人は遺体で発見されたのですが、残り1人はその時発見されませんでした。4人が亡くなったことが明らかになってしまったので、残り1人がどうなっているのかということは注目されました。しかし、4人と同じ場所では発見されず、依然1人は行方が分からないという状態のままでした。

果たして、残された1人はどうなったのでしょうか。公安関係者の身内といわれる最後の1人が生きているのか死んでしまったのか、一体無人島で5人に何が起きたのか。それは5人を知る人にとって重要な疑問でした。

後日「鮫島にいる」という書き込みが投稿される

Mailbox Wall Post Letter - Free photo on Pixabay (688522)

それから白骨となって発見された4人の遺骨がそれぞれのゆかりのあるところに送り届けられた翌日、突然掲示板に「鮫島にいる」という書き込みがあったというのです。最後の1人が書き込みをしたのかと考えられましたが、それにしてはおかしい点があります。

事件から半年以上が経過していたのに、最後の1人は生きていたというのでしょうか。だとしても無人島からインターネットの掲示板に書き込みができるはずもありません。この頃の2ちゃんねるにはIPアドレスを記録するシステムもありませんでしたし、本当に鮫島からの書き込みであるとの証明はできません。

残る1人の遺体が発見される

Candle Light Candlelight - Free photo on Pixabay (688546)

その後、再び鮫島の捜索がなされたとき、残った1人と思われる人物の遺体が発見されました。やはり、5人とも死んでいたのです。そうなると、どういう経緯で5人が死んでしまったのかは完全に闇に包まれることになります。5人に何が起きたのか、知るすべはもはやありません。

しかし、他の4人が白骨の遺体で発見されたことに対して、最後の1人の遺体は様子がまったく異なっていました。それは、他の4人と最後の1人が異なる死に方をしたことを示しています。どのような遺体だったのでしょうか。

首を絞められた跡や引きずりまわされた後など不審な点が見られた

Neck Black And White Beauty - Free photo on Pixabay (688560)

最後の1人の遺体は、なんと動物に食い荒らされた跡があり、激しく損傷していました。それだけではなく、首を絞められた跡も残っていたのだそうです。そして、最も恐ろしいことには、食い荒らされた遺体の肉には人間のものと思われる歯型もあったというのです。

首を絞められたということは、明確な殺意を持って殺されたということです。そして動物に食われていた。他の4人とは全く異なる遺体の様子から、ある恐ろしい想像が浮かび上がります。

人食行為が連想され語り継ぐことがタブーとされた

Vampire Horror Blood - Free image on Pixabay (688573)

4人の遺体が白骨だったのに対して、最後の1人が身体中食い荒らされ、首を絞められた跡まである状態で発見されたことは、人間が人間の肉を食べる行為を連想させました。このため、この事件については詳細が語られることはタブーとなっていったのです。

さて、これが鮫島事件に関するひとつの説、「孤島説」です。残念ながら1990年代〜2000年代の日本において現実に起きたことと考えるのには、かなり信憑性が薄いようです。

鮫島事件の概要【リンチ説】

Chains Feet Sand - Free photo on Pixabay (688597)

鮫島事件の有名なひとつの説に「リンチ説」というのもあります。

以下で経過を解説します。

1990年代後半に起こった鮫島氏リンチ殺人事件

Potatoes Knife Ketchup - Free photo on Pixabay (688604)

先にご紹介した「孤島説」では鮫島事件の「鮫島」というのは島の名前と説明しましたが、こちらの「リンチ説」では「鮫島」は人名です。しかし、人名といってもそれが本名かどうかはわかりません。

というのも「鮫島」というのはハンドルネームなのです。インターネット上で使う自分の名前をハンドルネームといいますが、2ちゃんねるなどの掲示板上ではハンドルネームを使わずに書き込む人も多い中で彼は「鮫島」と固定のハンドルネーム、いわゆる「コテハン」を名乗っていました。

この説は、あらゆる鮫島事件に関する説の中でも最も複雑で入り組んでおり、また最も残虐な説として知られています。

登場人物はあめぞう投稿者「鮫島」

Blogging Blogger Office - Free photo on Pixabay (688610)

「あめぞう」という大型掲示板が、2ちゃんねるより以前に存在していたことは先程説明しました。その「あめぞう」のユーザーだったのが鮫島で、「あめぞう」の掲示板で事件は起きたのです。

ちなみに、この説では鮫島事件以降に鮫島と名乗る偽物が「あめぞう」に現れたが、あめぞうのユーザーたちはそのことを受け入れられなかったので荒れ、掲示板のサーバーが3つも落ちたとも言われています。おそらく偽物を名乗った者は冗談のつもりだったのでしょうが、それを許せないくらい「鮫島スレ」は恐ろしい記憶だということです。

鮫島は掲示板でビデオ販売を行っていた

Video Cinematography Film - Free photo on Pixabay (688628)

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