2019年10月13日 更新

鮫島事件の概要と真相とは?鮫島事件にまつわる様々な説を検証!

「鮫島事件」をご存知でしょうか。血の16枚などのフレーズをともなってインターネット上でたびたび言及される事件です。その真相はいまだ明らかになっていませんが、「牛の首」に似た怪談とも言われています。諸説ある鮫島事件の具体的な経緯とその真相に迫ります。

目次

鮫島は「あめぞう」でビデオ販売の書き込みをしていたようです。掲示板を通してビデオを販売というと、そのビデオの内容はやはり違法なものではないかと誰もが考えるでしょう。ビデオの内容とは、障害を持つ女児に性的な暴行をはたらき、最後には殺してしまうというものでした。

ビデオの残虐さはこのように、口にするのもためらわれるようなものですが、それに加えて、その行為の主体者は鮫島自身、撮影したのも鮫島自身だと考えられています。掲示板上でそのような憶測の意見がとびかったとき、鮫島は否定しなかったのです。そのため掲示板の利用者たちはそのように考えました。

eomが鮫島の投稿に義憤を燃やした

Anger Impotence Oppression - Free photo on Pixabay (688637)

もし、ビデオの内容が本当であれば、鮫島は恐るべき犯罪に手を染めているということになります。鮫島は撮影・強姦殺人が鮫島自身の行為ではないかと煽られたときも答えずに、ただ販売をしていたので、この鮫島の態度に怒りを燃やした人物がいました。その人物はハンドルネームを「eom」といいます。

「eom」というのは「厳」という字のハングル読みの音であると推察されています。つまり日本人ではない可能性もあります。eomは怒り、そしてどうにかして鮫島にその感情をぶつけてやりたいと思うようになっていきました。

オフ会と偽り鮫島を千葉県柏駅前に呼び出す

Ear Auricle Listen - Free image on Pixabay (690567)

eomは鮫島の実際の知り合いではなくネットを通じて知っていたのですが、鮫島に対する怒りや恨みが募った彼は「オフ会」を行うためといって鮫島を誘い出し、実際に鮫島と対面しようと考えたのです。

オフ会というからには2人で会おうというわけではなく、他にも掲示板で交流があった者も誘い、およそ20人程度で集まるという計画でした。恐ろしいことですが、eomは自分の中の怒りや憎しみを隠して、鮫島を誘い出したのです。

ユーザー20人がリンチを加えて惨殺

Psycho Shower Stabbing - Free vector graphic on Pixabay (690569)

eomは始めから、オフ会をするつもりではありませんでした。鮫島への恨みを行動へ移そうと考えていたのです。駅前に呼び出した鮫島に20人で一斉に暴行を加えリンチ行為をおこないました。そしてその結果、無残な姿で鮫島は亡くなったのです。

そしてその虐殺の様子は、あめぞうの掲示板上で実況されていました。鮫島が行なっていたとされることも犯罪ですが、こうして20人でリンチした挙句に殺すことも重大犯罪です。その上、それを実況して、掲示板を黙って見ていた人もいるということになります。

血の16枚の画像があめぞうに投稿される

Ink Red Splatter - Free vector graphic on Pixabay (690574)

あめぞうで鮫島のリンチの様子が実況されていたとき、写真が投稿されていました。柏駅の看板を撮ったものが最初の写真で、そのあとリンチの様子を写真に撮ってどんどん投稿し続けられていました。最終的に血まみれの画像が16枚に至り、このことからこれらの画像は「血の16枚」と呼ばれています。

最後の16枚目には、鮫島のちぎれた指だけが写っていたとも言われています。あまりの残虐性に、普段からグロテスクな画像に慣れている掲示板の利用者もうまく反応できなかったとのこと。

惨殺された人物は人違いであった

Smilies Emoticons Especially - Free image on Pixabay (690608)

実はここからが、この鮫島事件リンチ説の恐ろしい点なのですが、なんとeomら20人が殺したのは、鮫島ではなかったのです。ネット上で知ってはいたものの、実際に会ったのは初めてだったので、全員がその人違いに気づくことがなかったということです。

待ち合わせ場所に現れた鮫島を名乗る男は偽物の鮫島でした。まさか鮫島を殺そうとする者の企みによるオフ会とは知らず、面白半分で鮫島の名を騙ったのです。そしてそのために、20人からリンチされて殺されてしまいました。

鮫島本人は実況中継により真相を知る

Woman Old Senior - Free photo on Pixabay (690609)

鮫島本人は、当日現場にいなかったのです。掲示板では「鮫島をリンチしている」状況が実況中継され、先述のとおり血の画像も投稿されていました。それを見て、鮫島はそのオフ会の本当の目的と現実に起こっていることに気がつきました。

あまりのことに激昂した鮫島がとった行動は、また恐るべきものでした。そもそも障害を持つ女児に性的暴行を加えて嬲り殺し、あまつさえそれを動画で撮影しビデオを販売したとされる男です。発想が常軌を逸しているのは想像に難くないでしょう。

本物の「鮫島」はリンチに加担した加害者を調べ上げ制裁を加えていく

Astronomy Space Abstract - Free photo on Pixabay (690728)

怒り狂った鮫島は、このリンチに加わった20人を特定することにしました。もちろん事件当時は2000年前後ですから、掲示板の書き込みから個人を特定するのはかなり困難なことだと推測されますが、それでも鮫島は特定したというのです。

そしてわかっているだけでも2人を探し出し、殺しました。ここまでに鮫島が行ってきたことと、事の経緯を考えてみると鮫島がこれくらいのことをするのは想像ができます。制裁としてここまでのことをしてしまいました。そうして事件はいよいよ収拾がつかなくなってきました。

2人を殺した後復讐殺人を続けると宣言

Man Boy Upper Body - Free image on Pixabay (690733)

鮫島は、リンチに加わったうちの2人にたどり着き、制裁として殺害しました。そして掲示板で宣言したのです、これは前回のリンチ事件の報復であると。そしてこの後も、リンチに加わった人間を探し出して殺していくと言いました。これに、あめぞう掲示板の利用者・閲覧者は震えあがりました。

当然ですが、リンチに加わった人間は最も恐れました。実際に2人は殺されてしまった。自分がリンチに加わったことも鮫島に知られてしまうのではないか、次は自分が鮫島に殺されてしまうのではないかという恐怖でいっぱいになったことでしょう。

恐れを感じeomは警察に自首

Death Darkness Dark - Free photo on Pixabay (690737)

自分たちが行ったリンチは人違いで別人を殺してしまったこと、そして鮫島が復讐殺人を行うと宣言したことに恐れをなしたeomは警察に自首することにしました。このeomが最も恐怖を感じたであろうことは想像できます。なにせ鮫島をキレさせてしまったリンチ殺人の首謀者は自分なのですから。

警察に自首をすれば、少なくとも鮫島からは逃げることができると考えたのでしょう。自分の犯罪をつまびらかにすることはeomとしても抵抗があったことと思われますが、それを隠して助けてもらうということもできません。

複雑な経緯だったため警察は事件自体を隠ぺい

Adult Authority Armed - Free photo on Pixabay (690763)

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