2019年10月13日 更新

鮫島事件の概要と真相とは?鮫島事件にまつわる様々な説を検証!

「鮫島事件」をご存知でしょうか。血の16枚などのフレーズをともなってインターネット上でたびたび言及される事件です。その真相はいまだ明らかになっていませんが、「牛の首」に似た怪談とも言われています。諸説ある鮫島事件の具体的な経緯とその真相に迫ります。

目次

eomが自首したことにより、この事件のあらましは警察の知るところとなりました。しかしインターネット上のつながりがきっかけでここまでの事件が起きたこと、その経緯の複雑さから、警察は事件を隠蔽したと言われています。

当時インターネットの利用者は現在よりも少なく、この手の事件もポピュラーではありませんでした。その上あまりに残酷な行為が立て続けに起きていますし、しかもこれからも復讐は続くと宣言されているのです。警察が聞いてげんなりしたとしても不思議ではありません。しかし警察であれば事件を隠蔽することはもちろん許されないことです。

鮫島の行方は公安が現在も追跡中

Squad Car Police Lights - Free photo on Pixabay (690771)

もし、復讐心に燃えて当時の20人すべてを特定して殺害しようとする人間がいたら、警察は探し出して逮捕するべきでしょう。しかし、鮫島の行方は今も公安が探し続けている、という形でこの説はしめられるのです。つまり、鮫島はまだどこかで殺人を続けているかもしれないという可能性を残しています。

これもまた、絶対に起こり得ないことだと断言はできませんが、限りなく嘘に近いのではと思わせるひとつの説です。あまりにも残酷でショッキングなことが起こっているので、これを隠しているというのは不可能だと考えられますし、闇などという一言では片付けられません。

鮫島事件の概要【強盗殺人事件説】

Thief Burglary Break Into - Free photo on Pixabay (690780)

鮫島事件の説、3つ目にご紹介するのは「強盗殺人事件説」です。これは最も、インターネット上の都市伝説的な要素が強い説となります。

2ちゃんねる利用者「鮫島」がノリで自宅住所を投稿

Little Houses Stone Road - Free photo on Pixabay (690784)

「鮫島」というのが2ちゃんねるの利用者のハンドルネームであるという点は、ひとつ前のリンチ説と同じです。

鮫島は、ある時、自分の自宅住所を掲示板に投稿しました。完全に悪ふざけであり、軽い気持ちだったのです。

現在であれば、インターネット上に自分の住所を掲載するなど非常に危険な行為だと誰でも想像がつくでしょう。住所を載せずとも、個人情報をどこから特定されるかわからないという不安を現代人はきちんと抱えています。しかし当時は利用者の自覚もこのように足りない時代であったということです。

イタズラや嫌がらせを恐れ削除依頼を出すもすぐに対応してもらえず

Help Finger Touch - Free photo on Pixabay (690791)

書き込んだ時は軽いノリだったものの、実際の自分の住所を書いてしまった鮫島は、だんだん恐ろしくなってきました。何かいたずらや嫌がらせをされるかもしれないと不安になったのです。書き込んでしまった時点で甘すぎると言わざるを得ませんが、それでも後になってはっと恐ろしくなりました。

そこで鮫島は、掲示板の管理者に、自分の書き込みを削除してもらうよう依頼を出しました。一度書き込んだものは管理者しか削除できなかったからです。しかし、依頼を出したからすぐに対応してもらえるというわけではありません。

削除依頼当日自宅の扉を叩く音で「鮫島」は目を覚ます

Art Artistic Iron - Free photo on Pixabay (690794)

掲示板の管理者にすぐ対応してもらえたわけではありませんでしたが、それでも連絡をとることができ、鮫島の書き込みは削除してもらうこととなりました。そしてその書き込みを削除してもらうはずだった日の朝、ドアを叩く音で鮫島は目覚めました。

一人暮らしの鮫島の自宅に、その日朝から誰かが訪ねてくる予定はもちろんありませんでした。この時点で、怪しいことが起きてしまうように思えますね。不安を拭うような展開が訪れてほしいものですが、ドアを叩いたのは誰なのでしょうか。

無精ひげを生やした男性が立っていた

Isolated Transparent Man - Free photo on Pixabay (690796)

冷静に考えてみれば、自分が掲示板に住所を書き込んでおいて、恐怖から削除依頼をしていたのですから、予定のない訪問者があれば警戒するのが当然です。しかし鮫島は、目覚めたばかりの寝ぼけた頭でつい、判断力を失ったのです。思わずドアを開けてしまいました。すると目の前には、無精ひげをはやした男が立っていたのです。それはもちろん、鮫島の知り合いではありませんでした。

鮫島が自分の状況に気づいた時には、もう遅かったのです。

有り金を奪われ刺殺される

Knife Stabbing Stab - Free photo on Pixabay (690803)

想像通りというべきでしょうか。残念なことにというべきでしょうか。鮫島は、その無精ひげの男によって殺されました。刺殺だったということです。そして鮫島を殺した男は、鮫島の自宅から有り金を奪って逃げました。強盗殺人です。

鮫島が自分で住所を書き込んだのですから自業自得という意見もあるかもしれません。しかしもちろん、だからといって強盗殺人をしていいということではないのです。鮫島は非常に軽率な行動をとりましたが、れきとした被害者です。

遺体には首がなかった

Art Sculpture Scrap - Free photo on Pixabay (690808)

そしてこの説の最も不思議な点ですが、自宅で見つかった鮫島の遺体には、首がなかったというのです。

お金が目的の強盗殺人であればわざわざ首を切り落として、しかも持ち去るということは考えられません。では金目的ではなく、個人的な恨みによる犯行でしょうか?そうすると今度はネットで住所を晒した点との矛盾が生じます。

そういった部分から考えても、この説の信憑性は薄いといえます。インターネット上で晒した個人情報から、危害を加えられるということなら起こり得る話かもしれませんが、話の結末がとても猟奇的すぎるのです。人々の恐怖心を煽るために、後から付け加えられたのではという印象を拭うことができません。

鮫島事件の概要【鮫島くんリンチ事件説】

People Girls Women - Free photo on Pixabay (690809)

最後にご紹介するのは「鮫島くんリンチ事件説」です。これは登場人物が明確に学生とされている点が他の説と異なります。

2ちゃんねるでクラスメイトの悪口や写真を投稿していた「鮫島」

Wordpress Blogging Writing - Free photo on Pixabay (690810)

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